1989年8月 開発・発売 セガ(メガドライブ)
・あらすじ
・システム
鎧 / 攻撃方法
・エルちゃん流敵キャラ解説と攻略
ステージ1 [シールダー] / ステージ2 [ケルベロス] / ステージ3 [ガスト] /
ステージ4 [オーム] / ステージ5 [ベルゼバブ] / 最終ステージ [ルシファー]
あの激むずゲームがメガドライブで帰ってきました!
今回はファミコン版初代のような理不尽な難しさではなく、やればやるほど上達していくのが感じられる作品となっており、また、メガドライブということで、グラフィックも音も格段にキレイであることも面白さに拍車をかけています。
ファミコン版が容量の問題と粗削りな移植だったせいで、このメガドラ版の移植の再現度の高さがより際立ってます。
特に感じた第一印象としては、とても上品なそのBGMです。
ファミコン版の荒々しいBGMと、けたたましい効果音に比べると、メガドラ版はなんと耳心地のイイことでしょうか。
とはいえ、相変わらず決してカンタンということではないというのは間違いありません!
あらすじ
前作から3年後、今度は大魔王ルシファーの軍団が地上を蹂躙、しかも、プリンセス・プリンプリンはアーサーの目の前で命を絶たれるという衝撃的な事件から物語は始まります。
アーサーは、ルシファーに奪われたプリンプリンの魂を取り返す為、再び鎧を身にまとい魔界へと乗り込むのであった。
魂を取り返せばプリンプリンは生き返るようなので、なんかホッとしました。
ちなみに、メガドライブ版ではこのオープニングデモはなく、アーケード版でしか見ることができません。
なぜこの大事なデモを削除したのかちょっと理解に苦しみますね。
システム
鎧
ダメージを食らうと鎧が一瞬で破壊され、アーサーがパンツ一丁になるというシステムはもちろん健在で、相変わらずモロい鎧ですが、今回は新たな装備アイテムとして「黄金の鎧」が登場します。
黄金の鎧を装着すると持っている武器毎に対応した魔法が使えるというのが今回のシステムのウリとなっており、いまいちパッとしない魔法もありますが、黄金の鎧を着ている間は使い放題かつ魔法発動時の瞬間は無敵なので、もったいぶらずに使いまくりましょう。
但し、タイミングを間違えると、発動後の硬直時間中にダメージを食らう可能性はあります。
個人的には、「短剣」と「松明」の時の魔法が好きです。
・短剣
・松明
ちなみに黄金の鎧と言ってもダメージを食らうとやっぱり一撃で破壊されるのであしからず。
- 黄金の鎧は条件が整っていれば隠し宝箱から入手できる。
- 入手条件は、現在の鎧の状態及び、その状態になってからの宝箱出現回数によって変化する。
- 隠し宝箱自体は、一定の箇所を通過したり、ジャンプすることで出現する。
アーサーの 装備状態 |
宝箱 1個目 |
宝箱 2個目 |
宝箱 3個目 |
宝箱 4個目 |
宝箱 5個目 |
宝箱 6個目 |
パンイチ | ハズレ | ハズレ | 武器 | 鉄の鎧 | ハズレ | ハズレ |
鉄の鎧 | ハズレ | 黄金の鎧 | 武器 | 黄金の鎧 | ハズレ | 黄金の鎧 |
黄金の鎧 | ハズレ | 武器 | 武器 | 武器 | ハズレ | 武器 |
ハズレの時は謎の敵「マジシャン」が出現し、飛ばしてきた魔法を食らうと、その時の鎧の状態によってアヒルもしくは老人の姿に変えられてしまい、それぞれしばらくの間、能力が制限されます。
- 鎧装着時に魔法を被弾 ➡ アヒルになる ➡ 攻撃ができなくなる
- 鎧非装着時に魔法を被弾 ➡ 老人になる ➡ 攻撃はできるが、移動速度とジャンプ力がガタ落ちする
宝箱は出現させるだけでカウントされるので、ハズレとわかっているならあえて開ける必要はないです。
攻撃方向
もう一つ大きな変化点は、攻撃方向が「上」と「下」に増えたことです。
- 真上に攻撃 ➡ 上を押しながら攻撃
- 真下に攻撃 ➡ ジャンプ中に、下を押しながら攻撃
前作で苦戦した大男(今作ではブタ男)も、上攻撃を連打すれば苦も無く倒せるようになっています。
鎧にしても、攻撃方向にしても、大分プレイヤーに有利なシステム改変ですね。
よほど前作の高難易度を反省したのでしょうか?
エルちゃん流の敵キャラ解説と攻略
恒例のエルさんの攻略記コーナーです。今回もダラダラと解説していきます。
エル「ちょっと! シャキっといくわよ! シャキっと!」
ステージ1
前半
今回のあいさつ代わりのザコは前作のゾンビに代わって、死神さまよ。
行動パターンはゾンビと同じく地面から3体セットで這い出てきて前進してくるだけになってるわ。
死神と言えば格の高いモンスターのイメージだけど、、地面から這い出てくるってだけじゃなく、物陰からキョロキョロと辺りを伺ってから登場するタイプもいてなんだか小物感が満載よ。
あと、走って向かってくる姿も、なんか下品よ!
後半
前半はカンタンだけど、後半はちょっとだけ難しくなるわよ。
- まず、向かい風で前進しづらい中でのカマイタチ避け
- 次の丘越えでは、しゃれこうべをまき散らす食人花
- 最後に延々と出現する巨大根っこと、前作の大男に代わるブタ男のタッグ
特に、巨大根っこは倒しても一定時間が経つと何回でも復活するし、囲まれると厄介だから、出現したらその都度駆除していくべきね。
右側ルートと左側ルートのちょっとした分岐があり、ブタ男の突進攻撃がイヤなら右側ルートで進んで無難に下からやっつけると楽ですが、その分根っこが多数出現します。
おまけ劇場 1/4
BOSS:シールダー
ファミコン版に目が慣れてると、この敵の大きさとデザインに圧倒されること間違いなしね!
攻撃パターンは、前後に移動しつつ、右手に持っている自分の顔の高さを変化させて、口から炎を飛ばしてくるって感じね。
倒し方は、
- まずは飛び退きながら攻撃しまくるのよ!
- 距離を取ったら炎の位置を見極めて避けながら攻撃よ!
- でも、あんまり左右に移動しながらのジャンプでばかり避けていると、いつか被弾するタイミングがきちゃうから、たまにその場で垂直ジャンプで避けることで立ち位置をリセットした方がいいと思うわ。
- 特に首が一番下に来た時の炎は垂直ジャンプでかわした方がいいかも!
- その後で、首を一番高く持ち上げた時にアゴの下の飛び込んで上攻撃連打後、懐から脱出して数発浴びせたら倒せるハズよ。
いきなり倒せるほど弱くはないかもしれませんが、パターンがわかれば楽しく倒せる敵ボスだと思います。
ステージ2
前半1「カメの甲羅」
まず、飛び跳ねるカメの甲羅を避けるエリアから始まるわ。
この甲羅は、止まらずに直進してたら必ず当たるように飛んでくるから、横着してノンストップでくぐり抜けようったってそうはいかないのよね!
また、小さく跳ねる甲羅と大きく跳ねる甲羅の2種類がいて、小さく跳ねる方は立ち止まるかちょっとだけ戻る感じで、大きく跳ねる方は止まらずに下をくぐるのよ。
それだけじゃなく跳ねる甲羅を避けつつ、さらに下を歩いてくるカメたちにも注意しておかないといけないわ。
しかもこのカメ、弾まで飛ばしてくるのよね。
地味だけど、意外に最初は苦戦するわよ。
前半2「アリ地獄」
次はアリ地獄の上の橋を渡るエリア。
この橋は通ると穴が開く箇所があるけど、落ちたらアリ地獄に追いつかれる前に元の位置に後退すれば問題ないわ。
穴が開く箇所は…まぁ何回かやってたらなんとなく覚えるものよ。
赤矢印の箇所を歩くと橋の床が抜けて、落下します。
前半ラスト「レッドアリーマーキング」
前半最後を飾るのが、魔界村シリーズの顔、レッドアリーマーさんね!
ちなみに今作では鎧まで着込んでいる上に、「レッドアリーマーキング」と名前までバージョンアップしているじゃない!
ここの個体はまず、まだ姿が見えない状態で石つぶてを投げてくるわ。
これは立ち止まると当たっちゃうからそのまま直進して回避しましょう。
ファミコン版のコイツは、例の飛び退き攻撃で大方やっつけることができたけど、今回はそうはいかないのよね。
前回と違ってちょっと賢くなった感じがあり、いくつかのパターンで動いてきますので、それに対応しないと相変わらず鎧をはがされます。
まずシンプルな倒し方として「正面から連打作戦」です。
- 何も攻撃せず待つとヤツは地上に降り立ちます。
- さらに攻撃せずに様子をうかがっていると3~4秒後に突進してくるので、正面からの連打で瞬殺が可能です。
- 突進のタイミングが掴めれば、連射可能な武器ならギリギリ倒せます。
焦って突進前に攻撃すると飛び立ってしまうので、ガンマンの早打ち対決のように相手の突進をじっと待ちましょう。
たまに突進してこず、弾を吐いたり、再度飛び立ったりもするので、その場合は空中戦パターンに変更します。
次に空中戦の対応ですが、
- とりあえず、恒例のごとく飛び立った時に当たる用にヤツの頭上辺りから下に並べるように攻撃して、1発当てることができます。
- 今作では、得意の急降下アタックはしゃがむと避けれますが、代わりに速度が速く急降下を目視確認してからの反応だと大概ダメージを食らうようになってます。
- うまいことカンでタイミングが合えば飛び退き攻撃で1~2発当てることができますが、急降下前に攻撃すると逃げられてしまうので、今作では飛び退き攻撃はあまり有効ではなくなってます。
- ただ、急降下 ➡ フェイント ➡ 再度急降下のパターンの時はしゃがんで避けれないことが多い代わりに、飛び退き攻撃の出番です。但し結構な反射神経が要求されます。
- もう一つは、ちょうどアーサーの頭上高度の中空で待機したあと、ゆっくりとアーサーの頭上へ近づいてくるパターンがありますが、この時は真上に向かって攻撃すれば簡単に2発ほど当てることができるチャンスです。焦ってジャンプするとヤツにぶつかってしまうので冷静に。
個人的には、急降下はしゃがんでかわし、アーサーの頭上へ近づいて来た時に当てるチャンスを狙うのが倒しやすいかなと思いました。
次にオススメが、正面からの連打で瞬殺です。
厄介者だけどこの赤いのと戦うのがこのゲームの醍醐味であることは否定できないわよね!
後半
ここは炎が燃え盛ってる場所ね。
火柱と、そこから飛び出す火の鳥に注意して進みましょう。
それと、途中にいる植物の吐く弾には地味に注意よ。
横スクロールアクションゲームで、溶岩を飛び越えて進むステージというのはお約束みたいなもんよね。
さらに溶岩から何か飛び出してきて進行を妨げるというのも大体セットメニューだわ。
ゲームやってる感をビンビン感じるわ!
魔界村は攻撃を受けた後の吹っ飛ぶ距離が長めだから、溶岩を飛び越えようとした時に敵の攻撃を食らって、鎧を剥がされ、そのまま溶岩へ落下という実質即死パターンを何回も経験できる場所よ。
BOSS:ケルベロス
そんな炎系ステージのボスは地獄の番犬ケルベロス!
まさにうってつけね。
超有名なモンスターだけど、おそらくこのゲーム中一番簡単に倒せるボスだと思われますわよ。
行動パターンと対応は、
- 左右に大きく飛び跳ねる ➡ ちょいちょいと上攻撃をして、ジャブを食らわせておくわ。
- アーサーの頭上をかすめる ➡ しゃがんでかわし、敵が着地したところをさらにジャブよ。
- 但し、頭上をかすめた後に距離が近いと前進してぶつかってくることがあるから、頭上をかすめた後ちょっとだけ離れておくと安全よ。
- ちょっと前進の後、上空に炎の粒を撒きながら再度飛び跳ねはじめる ➡ この炎の粒は攻撃すれば打ち消せるから焦って逃げなくても大丈夫よ。
というわけで、ジャブ&ジャブでチマチマとダメージを与えることで倒すボスってことなのよね。
ここはどちらかと言うとボスにやられるよりも、植物と火の鳥のダブルアタックで、溶岩に突き落とされることの方が多いステージです。
おまけ劇場 2/4
ステージ3
前半
ここはエレベーター状の足場が上へと強制スクロールしていく縦スクロールステージよ。
主なザコは、「壁から生えた騎士(鎧泥男)」と「空飛ぶゴブリン」ね。
新しい攻撃方法である「上攻撃」をタップリ堪能できるエリアとなっております。
縦スクロールが終わったら今度は足場が天井まで行ってしまう前に、横へすばやく抜け切るのよ!
モタモタしてると挟まれてペチャンコにされちゃうわ!
ヘンテコな浮遊生物(ビホルダー)が邪魔してるけど、全部倒してると間に合わなくなるから妥協も必要よ!
このステージに関しては、個人的にオノを使って進むのが楽しいわ。
たまにはオノもいいわよ。
後半
後半は足場移動が中心になっていて、落ちて死ぬことが多くなっているわ。
その足場移動ってのが言葉で表すと「悪魔の形をした石像が伸ばす舌の上を渡り歩く」って感じになるわ。
しかも、その舌は場所によっては一定時間後、口の中へ戻っちゃうのよね。
その舌の上でボーッとしているとそのまま食べられて、ジ・エンドってわけよ!
舌が戻りきる前に次の舌の足場へ行かなくちゃならないわ。
それと、ジャンプのタイミングが生死を分ける場所なだけに、それにつけこんで空飛ぶ敵がちょいちょい邪魔してくるわよ。
というわけで、ここは完全に覚えゲーね。
BOSS:ガスト
とりあえず言っておくわ!
ファミレスじゃなくってよ!
コイツの動きはとても読みづらく、なかなか難敵よ!
弱点は、ガス状のものに囲まれた真ん中の目玉よ。
まぁ予想はつくわよね。
行動パターンは、
- 基本攻撃は、アーサーの周りをグルグル回った後、位置関係によって、縦か横に蛇行して体当たりをかます。
- 特殊攻撃として、自らの雲を摩擦させることでカミナリを発生させ、それをまとった状態で体当たりをかます。
- このカミナリアタック中は無敵状態であり、また、タイミング次第では避けきれないことも多い。
カミナリアタックの回避方法は多少運によるところになりますが、坂道の下(右側)へ逃げる感じにできれば回避率が上がるかなと思います。
まとめると、カミナリアタックへの警戒も込めて、上下左右通過時にチマチマと攻撃を当てつつも常に適度な距離を保つ、というのが攻略ポイントになります。
ステージ4
前半
ここでは、久しぶりに死神さん登場よ。
他にも、以下の敵と障害物によって、非常に前進が困難なエリアになってるわよ。
- 前作にも登場したタワーモンスターに似たやつ!
- 触手状で、その先端の口から弾を飛ばす上に、その長い胴体で行く手を阻んでくるモンスター(の挟み撃ち)!
- さらに天井はクリスタル状のトゲになっており、むやみにジャンプして触れるとダメージを食らっちゃう!
特に触手はそこら中からニョキニョキ生えてくるから、一旦下がることも大事よ。
でも私発見しちゃったのよね!
2体目のタワーモンスター以降は、触手が生えきる前にとにかく駆け抜け、そして天井に触れない程度の距離からのジャンプを極めていれば、ステージ前半のほとんどの敵をノンストップでスルーすることが可能ってことを!
まぁ気が向いたらやってみてね。
後半
- 手の形をしたモンスターは近づいて捕まってしまうと鎧を着ていても一撃でミスとなる特殊なモンスター。
握りつぶされるってわけね。
ヒエ~ッ!こわっ…
- 人食い草の葉を伝ってボスのいる場所までジャンプ&ジャンプのノンストップ移動。
いつまでも草に乗っていると食べられちゃうわよ。
BOSS:オーム
間違いなくナウシカのオームを意識した形!
というか、名前がまんまだわ!
倒し方と行動パターンは、
- 胴体からむき出ている5つある内臓を全て破壊するのよ!
- 内臓はアーサーよりも下にあるからジャンプして下に向かって攻撃する必要があるわ。
- つまり、下攻撃を大いに利用することになる戦いってことね。
- でもそう簡単にジャンプさせてくれるハズもなく、オームの殻から湧き出る幼虫やら胃虫が邪魔をしてくるわ。
- ちなみにオーム自身は攻撃してこないわよ。
印象としては、あまり同じ場所にとどまっていると胃虫に追い詰められやすいから、動き回りつつ、どちらかというとお邪魔ザコを避けることに集中した方がいいと思うわ。
ここで一番有効な武器は「松明」です。
なぜなら松明は山なりに飛んで下に落ちていってくれますからね。
おまけ劇場 3/4
ステージ5
前半
まずは、壁からニュルっと現れるドラゴンの不意打ちに注意して、その後は再びアイツの登場よ!
レッドアリーマーキングさん!
しかも…4連戦!!
もう聞いただけで胃もたれしちゃうわよね。
倒し方はステージ2で説明したように、「頭上通過待ち」か「正面から連打作戦」をオススメするわよ。
注意すべきは、3匹目と4匹目は佇んでいる距離が近く、一気に進んでしまうと2匹同時に動きだしちゃうところよ
それはさすがに厳しいから、ちょっとずつ進んでタイマン勝負で挑みましょう。
その後のブタ男がウロウロしている場所は何となく前作の大男の館を彷彿とさせるけど、今回は全然難しくないので安心してね。
後半
後半は、ボス級の敵との連戦よ!
- ザコに格下げされたアスタロト(前作のラスボスのゴンディアス)合計3体で、2戦目は2体同時。
- シールダー2体同時。でも、これは首から顔だけが壁から生えてる状態で、体は持ってないわよ。後でさらに1体。
- ガスト合計3匹で、最初の2匹同時のバトル中に気付いたら3体目が近づいて来てて、結局3体同時に相手することになっちゃうわ。
アスタロト戦
- 顔か腹部に炎が見えたら火炎放射の合図なのでしゃがんで回避。
- 放射が途切れた瞬間に顔に向かってジャンプ攻撃を繰り返せば倒せる。
- 火炎放射は斜め下に放つパターンもあるので、敵との距離はできるだけ詰めておいた方が安全かと。
シールダー戦
次は壁に固定された2匹同時シールダーですが、簡単な方法としては、
- まず最初の炎をかわして右側のシールダーのアゴの下まで行く。
- 正確には、後ろに見えている柵の右から2本目の縦棒に、アーサーの鼻が重なるぐらいの位置でしゃがむ。
- この状態にするとなぜかダメージを食らわないので、そのまま連打してれば倒せます。
- 但し、このやり方はシールダーの顔が3回ぐらい触れた時になぜかダメージを食らうので、それまでに倒しましょう。
残る1匹は解説するまでもなく倒せると思います。
アスタロト2戦目
次のアスタロト戦は、前後で挟むように2体出現します。
慎重に倒す方法としては、
- バトル開始すぐに片方に近寄りすぎると、しゃがんでいても反対側の1体からの斜め下火炎放射を被弾することがある。
- なので、最初は1秒ほど丁度2体の間ぐらいに立ち、どちらかのアスタロトを後退させるように誘導する。
- その後すぐにどちらかに近寄り、通常通り倒す。
- 2体目はたまに火炎放射の合図となる前兆の炎が見えないことがあるので、火炎放射が届かないぐらいの距離から倒すと安全です。
ガスト戦
- ガストは、運にもよるが、大体が同時に3匹を相手にすることになる。
- 階段の2段目を中心に戦うと上下左右に攻撃を回避できる余裕があるのでオススメ。
- 相変わらずパターンの掴みづらい動きをしますが、耐久力が少なめなのが救いです。
BOSS:ベルゼバブ
魔界の君主として知られるベルゼバブは、ハエの姿をしたとても格の高い悪魔で有名よね。
空を飛びながら緑色の謎の物体を3個飛ばした後、無数の小さなハエの塊状態で突撃してくるわ。
その後また巨大なハエの姿に戻って、の繰り返しよ。
- 小さなのハエ集団になった後の突撃方向は巨大ハエ状態で最後に向いていた方向です。
- ジャンプでかわすのは不可能ですが、攻撃を加えると軌道を逸らすことが可能です。
- 軌道を逸らしても、立ったままだとぶつかってしまうので、しゃがみ攻撃で軌道を逸らしましょう。
- また、小さなのハエ集団になる瞬間に巨大ハエが向いている方向とは逆に移動すれば、確実に体当たりを回避できます。
最初は手こずると思いますが、コツがわかれば倒しやすい相手でもあります。
魔界村のお約束
ここで魔界村定番の2周目イベントの発生です。
ベルゼバブを倒すと大天使ミカエルが登場。
「お前にはまだルシファーは倒せん! もう1周してサイコキャノンを手に入れてこい!」
と言われます。
前作同様、2周しないとエンディングに辿り着けないってやつです。
サイコキャノンとは
- サイコキャノンは2周目のみに登場する最強の武器である。
- これを装備していないとルシファーを倒すことができない設定。
- つまり、2周目の対ベルゼバブ戦時にサイコキャノンを装備していないとステージ5のスタート地点に戻される。
入手方法
ミカエル出現後、プリンプリンの幻が登場して教えてくれます。
方法は、黄金の鎧を装備した状態で宝箱を開ける です。
武器性能
- 飛距離は多少短いが、当たり判定は大きい。
- 貫通効果あり。
- 敵の弾を打ち消せる。
- 至近距離だと2倍のダメージを与えることできる。
- 魔法は使えないが、黄金の鎧の時は飛距離が大分長くなり、魔法以上に使いやすい。
まさに最強の武器です。
ちなみにシールダーの炎やベルゼバブの緑の弾も打ち消せます。
2周目は少々難易度が上がっていますが、1周目での経験と、このサイコキャノンのおかげで1周目よりはるかに快適に進めることができます。
特にボス戦はほとんど秒殺できるので、調子が良ければ数十分で2周目走破できると思いますよ。
最終ステージ
BOSS:ルシファー
ここは前作のラスト同様、ラスボスとの一騎打ち専用ステージになってます。
しかし、その迫力はファミコン版と比べると圧倒的です。
ルシファーが大きすぎて、立った状態だと画面に収まらないほどなので、玉座に座ったまま攻撃してきます。
行動パターンと倒し方は、
- 足での踏みつけ攻撃は鎧を着ていても即死。
- 両手の指先と口からレーザービームの照射。
- 右手からのビーム回数が特に多い。
- ビームの当たった床はたまに破壊されることがあり、その部分は奈落となる。落ちると死亡。
- 床がなくなっていくほど、動きが制限されるので、長期戦になるほど不利になる。
基本的には、右手と口からのビームに意識を向けつつ、足の間から顔に向かってジャンプしつつ上方向攻撃していれば、一回ダメージを食らうと思いますが、一応簡単に倒せます。
ノーミスを目指すならビーム発射時は足の外側に一旦退避します。
…ちょ、ちょっと!
最後の解説を私にさせないってどういうことなの!
というか、「エルちゃんの攻略記」のはずなのに、結構合間合間に解説を入れてきてるわよね!
何? 甘辛作戦?
自分が「辛」で、私を「甘」にすることでこのやたらと長い記事にメリハリをつけているですって?
なるほど、私は甘ね。
ふんふん。
…まぁいいわ。
で、エンディングによると、
- アーサーは前作終了後すぐに、ルシファー復活をかなりの確信を持って予期していたらしいわ。
- 武器を改良したのも、魔法効果を付与したのも全部アーサーの手によるものなんだって。
めちゃくちゃ器用じゃない!?
さすがにサイコキャノンはミカエル様の力が必要だったようだけど。
アーサーの予想通りルシファーは復活し、これまでの準備が功を奏したとは言え、やはりその強大な力により一時的とは言えプリンプリンの命を奪われてしまったのは、さすがのアーサーもさぞショックだったことでしょうね。
でも結果的に、たった一人でミカエル様のご加護を受け、ルシファーを倒し、プリンプリンを復活させたアーサー。
これだけの働きができる人がただの一騎士とは思えないわ!
というか、人間とは思えないわ!
アーサーって一体何者!?
次回作の「超魔界村」を示唆してます。
おまけ劇場 4/4