ライブ・ア・ライブ - 幕末編をプレイでごじゃる

      2020/01/12

1994年9月 スクウェア 売上本数:32万本


時代・場所が異なる7人の主人公からなるオムニバス形式のRPG。

特徴的なのが、小学館とのコラボ企画から誕生したゲームということだそうで、主人公たちのキャラデザインをそれぞれ漫画家が担当している。

有名どころだと「おぼっちゃまくん」の小林よしのりや「名探偵コナン」の青山剛昌など。

プレステやセガサターンが間もなく発売されるというゲーム革命期に発売された、スーファミ後期のスクウェアの隠れた名作と言われてますが、私は実は未プレイです。

というわけで、今更その名作とやらをやってみたいと思います。

まずは「幕末編」から。


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幕末編「密命」

あらすじ

幕末動乱期、尾出藩主「尾手 院王(おで いおう)」は、徳川にとって代わりこの国を乗っ取る計画をすでに実行に移しつつあった。

その計画とは乗っ取りにおいて最も邪魔となる人物のすり替えである。

この人物失くして日本の夜明けはこない。

そこで炎魔忍軍のお館は、一人の若き忍びにこの人物救出の密命を授ける。

若き忍者の名は「おぼろ丸」。

 

幕末という時期に国を乗っ取るというのは、幕府・維新派・外国勢と、敵が多すぎてデメリットしかないような気がします。

ゲームシステム

バトル

炎魔忍軍のお館様曰く、100人斬りもしくは0人斬りのどちらかを達成させようが、任務を完了さえすればOKとのことで、早速スクウェア的やり込み要素の予感がします。

どう見ても0人斬りクリアがそれです。

難しそうなので私は普通に倒しながら進む道を心に決めます

戦闘はシンボルエンカウント方式で、戦闘画面になると7マス×7マスのフィールドを移動しながらのアクティブバトルとなってます。

最初はちょっととまどう戦闘画面ですが、慣れるとシンプルでなかなかいい感じです。

  • 戦闘が終わるとHPは全回復
  • MPというものが存在せず、覚えた技は使い放題
  • 「逃げる」コマンドが使用可能であれば、確実に逃げることができる
  • 序盤はダメージ量が大きくよくやられますが、どこでもセーブ可能なので安心

画面に表示は無いですが、行動ポイント的なものが裏で存在しており、そのポイント数で以ってお互いが行動し合っているようです。

ポイントはレベルとステータスによって増減しているものかと。

また向いている方向を変える技があることから、背後からの攻撃が有利だったりするのでしょうか。

技はMPの消費が無い代わりに、強力なものになるほど発動までに時間がかかり、また攻撃可能範囲が様々です。

ちなみにどこでもセーブ可能というのは逆に、セーブしたが最後、直後に発生するバトルに勝てないということが往々にしてあるので注意しましょう。

0人斬り

スタートしてすぐ、敵たちが合言葉を確認し合う演出がありますが、時折鳴り響く鐘の音を合図に複数の合言葉がローテーションしてます。

扉(襖)の前に立ちはだかっている固定位置の敵は合言葉を尋ねてくるので、0人斬りをするなら現時点の合言葉を答え、バトル無しで通してもらう必要があります。

これを間違うとバトルとなってしまい、「逃げる」コマンド自体が選択できないようになっているので、0人斬り失敗ということです。

もし0人斬りを達成する気なら、敵に話しかける前でのセーブが必須です。

舞台

この幕末編の舞台となるのは、尾手院王の広大なカラクリまみれの屋敷です。

序盤はカンタンですが、後半は地下、天井裏、回転扉からの裏通路などで繋がっているので結構複雑です。

アイテムや武器などは宝箱に入っているか、敵が落とすのみということで、宝箱があると喜び勇んで開けにいくのですが、途中にある落とし穴にまんまと引っかかるという、欲望のままに動いた自分に情けなさを感じることができます。

ちなみにその宝箱にはFFでおなじみの源氏の防具シリーズが入ってたりするので、知ってる人にとってはワクワクものです。

登場人物とイベント

オープニング

尾手院王と密談する者たち

尾手院王

尾手藩主で幕末の動乱に乗じて、日本の支配を目論む悪大名。

おぼろ丸の実質的な最終ターゲット。

イラストで見るとかなり毛利小五郎

ちなみに数ある「藩」だが、現実では尾手藩というのはない。

密談している相手方は、「人魂」「魔法陣」「語尾に『ごじゃる』言うヤツ」の3人。

救出対象の要人を拉致ったのが魔法陣、その要人をカラクリ人形とすり替えるのが「ごじゃる」、要人の魂を喰らおうとしているのが人魂。

これらのオブジェクト表示の者たちは後で歴史上の人物名で登場する。

炎魔忍軍

おぼろ丸

主人公の忍者。

粗削りだが、その才能は炎魔忍軍頭目のお墨付きである。

キャラのイラストを手掛けたのは「名探偵コナン」でおなじみの青山剛昌先生。

目の描き方がまごうことなきコナン君

忍者なのに髪の毛をなびかせており、しかも紫色。

忍んでない。

髪の毛を出している忍者はなんとなく悪者(っぽいやつ)に多い気がする。風魔小太郎とか、あとけむまきとか。

ハヤテ

炎魔忍軍の頭目。

尾手院王に要人をさらわれてしまい、かくなる上は自ら救出に行こうとするも、お館様に止められる。

お館様曰く、頭目がやられでもしたら後の事はどうする?それなら老いぼれのワシが行くわい!、とのこと。

そこで白羽の矢が立ったのがおぼろ丸だった。

ハヤテもお館も最初から尾手院王には勝てる見込みがないような話っぷり。

尾手院王はなかなかの強者らしい。

お館様

炎魔忍軍の長老(?)

ハヤテという頭目がいながら、ハヤテよりも立場が上っぽいご老人。

ハヤテはお館様と呼んでいるが、どこぞの藩主というわけでもなさそうである。

隠居した先代の頭目とか?

とらわれの男と敵の幹部たち

魔法陣の敵

救出の対象であるとらわれの男は途中で仲間になって共に戦ってくれるが、仲間にする前に立ちはだかる敵のボスが冒頭で見た魔法陣のアイツ。

きゃつの正体は天草四郎

江戸時代初期のキリシタンで、日本の歴史上最大規模の一揆「島原の乱」のカリスマ的総大将。

…というのが本来の彼だが、ここでは単なる悪の手先。

金髪でなんかチャラいし、しかもナルシスト。

倒しても周辺のオバケたちを吸収して何度でも復活してしまうので、まずはオバケを一掃してから挑むと倒すことができる。オバケかわいい。

とらわれの男

天草四郎を倒すと仲間になるこの男こそが、今回の救出任務の対象である維新の要人。

救出・脱出だけでなく、彼の意向により、尾手院王に一言あいさつを、とのことできゃつの元へ行くことに。

快活なもの言いと、特徴的な方言、そしてバトル時に使える技の名称。

幕末編の最後にこの男の名が判明するが、もはや誰もが知っている幕末の英雄である。

からくり源内

名前のごとく、エレキテルで有名な平賀源内がモデル。江戸中期、1700年代の人。

多才多芸の人だったとのことだが、結局何をやってたのかよくわからない歴史上の人。

名前だけは知ってる。

エレキテルもその響きが印象的なだけで一体何に使う物なのかもよくわからない。

カラクリ仕掛けなども手掛けてたようで、このゲームではカラクリを使って悪さを企むというキャラとされている。

自分の体もカラクリ仕掛けにしちゃったで「ごじゃる」。

こいつが作ったカラクリ人形にとらわれの男の皮を被せて人物のすり替えを行う予定だったが、その計画よく考えると手法がなかなか残酷。

宮本武蔵

残った人魂の正体は大剣豪宮本武蔵。戦国末期1600年前後の人。

五輪書、二刀流、生涯負け無しのスゴイ人。

ゲームでもなかなかの強さ。

顔も恐い。

ちなみに若い時に、何気に関ケ原の戦いで西軍(石田三成側)に参戦してましたが、まだ剣に目覚める前だったので特に何の活躍もできなかったみたいです。

キユコブ推し

淀君

本来は豊臣秀吉の側室。後に秀頼を産む。信長の妹・お市の方の長女。

ゲームでは敵の忍者集団に襲われているところを助けると、おぼろ丸にいきなり結婚を迫ってくる。

0人斬りなら断るべきだが、OKするととらわれの男が彼女の企みを察知しバトルとなる。

グラフィックが良い

くのいち

この世界観なら必ずいると思ったこの存在。

こちらもグラフィック良し。

黒の全身タイツっぽいのを着用しており、ボディラインが丸わかりです。

せっかくちゃんと忍んでいるのに、髪の毛は金髪。

特殊な敵

岩間さま

屋敷の北西水路を泳いでいる巨大な鯉

普通に進んできているならば、まともに戦って勝てる相手ではなく、スクウェアお約束の異常なほど強い敵

逃げることは可能です。

オカメの方

布団で寝ているところを話しかけると、田舎弁丸出しでおぼろ丸に迫ってくるシコメ。

戦闘終了後もひたすら後を追いかけてくるが、こちらから話しかけない限りは特に害はない。

ちょっと邪魔ですが。

ラスボス

ガマヘビ院王

ただの悪大名と思っていた尾手院王ですが、側近たちの異様さから予想していた通り、本人ももはや人間に非ず

実は妖怪の類で、これなら最初の方に述べた幕末という時期での日本乗っ取り計画もまぁできそうな気もしますね。

ところで、彼は最初から妖怪だったのか、あとから妖怪になったのか、それとも何かしらの術を使って妖怪化したのか?

とらわれの男いわく、「人間を捨てた」とのことなので、その欲の強さゆえに妖怪化した感じですね。

カエルでヘビって、嫌いな人は嫌いな組み合わせをそのまま名前にしてますが、まるでキテレツ大百科のブタとゴリラの組み合せというどう考えても嫌がらせネーミングなのに、それを全員が受け入れているブタゴリラを彷彿とさせます。

幕末編クリア

とらわれの男がおぼろ丸に自分たちと共にこの国を変えないか?と誘ってきます。

自分はあくまでも忍者であると言って断ることもできますが、私は迷った挙句「共に行く」を選択してみました。


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次のキャラへ続く(作成中)

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