チャプター5
ジェラベルン
大陸の南西に位置する国。
かつての経済的混乱によって貧富の格差が激しく、身分の差別が激しい。
貴族がいる反面、貧民街も存在する。
ルシオ
実はヒーロー的存在のキャラ。19歳。剣士。

プロローグで登場するルシオくん(当時16歳)が、このチャプターでやっと登場です。
あれから三年経ってるわけですね。
彼はAルートエンドにする際の最重要キャラという事で、いくつかやっておく事があります。
メリル
ここでは一旦、精神集中する前にジェラベルンに行っておく必要があります。
ヴァルキリーは下界をうろつく際は「メリル」という名前で人間のフリをしてますが、その状態で初めてルシオとの対面となるのがここです。

レナスは偶然、ルシオの親代わりであるドルチェおばあさんの家に行くことになります。
そこで運命の出会いが。
ルシオにとって。

クレア
クレアはこの町に住む女性で、ルシオの仕事仲間です。

彼女はある日、町で珍しい銀髪の女性(メリル)を見かけ、その彼女に石を投げつけます。
というのも、以前ルシオが話していた幼馴染の女の子が銀髪だったという事を思い出したから。

クレアはルシオに好意を持ってます。
クレアは、ルシオがその話をしている時の様子から、今も忘れられない存在である事を見抜きます。女の人は鋭いのです
銀髪はこの世界でも珍しいとは言え、彼女であるはずがないのに、思わず嫉妬から石を投げつけるという暴挙に出てしまったクレア。
なぜなら、その娘「プラチナ」はもう…
亡くなっているから。
(プロローグより)
ちなみに、クレアのルシオに対する好意の気持ちはルシオも既知であり、様子からするとルシオはその気持ちに応える事はできない感じであるにもかかわらず、彼女は諦めるつもりはない模様。
精神集中後、再度ジェラベルンへ
貧民街を根城とするルシオを含むスリグループが壊滅するまでの話が展開されます。
先ほどの「クレアの仕事仲間ルシオ」という言い回しの、「仕事」がこのスリの事です。
予想外の事をして生活しているルシオにビックリするところですが、実は、盗んだ金で遊んでいるわけではなく、老人や子供に分け与えたり、自分たちの生活の為にという感じなので、貧富の差が激しいこの国だと致し方ない事であろう事が想像されます。
そんなある日、彼の仲間がうっかりなのか故意なのか、貴族のサイフに手を出してしまい、捕まって私刑にて殺されてしまうという事態が発生。
貴族はこれを機に貧民街一掃計画に着手する事を決定。
金にモノを言わせて、兵士を雇って貧民街を壊滅させます。その光景はさながら戦場のよう。
ルシオも町から脱出しようとしていた矢先、クレアに放たれた敵兵の矢を庇うように食らって死亡。

ここでは多数の人物が死んでますが、ヴァルキリー的には、自分よりも他人を生かす事を優先させるイカした奴ルシオをエインフェリアとして迎えに行く事にします。
ヴァルキリーの選定基準は結構甘くて、悪さを働いてたとしても、このルシオの様にそれが善行の為の悪だったりすると帳消しにしてくれる感じのようです。悪い事をした事のない人間などいないのだ!

ヴァルキリーに誘われたルシオはそれでも、残してきたクレアが気がかりでエインフェリアとなる事を躊躇いますが、ヴァルキリーが見せてくれたその後のクレアの姿を確認した事で了承した模様。
どんな姿だったかと言うと、
「ガケの上で天を仰ぐクレア」
これはおそらく、当初ルシオと計画していた森への脱出を、生き延びた子供たちと共に実行に移した後の光景なのかと。
一見するとガケの上にいるクレアは、ルシオの後を追って飛び降り自殺でもしそうな感じですが、ここのエピソードにおけるクレアという人物がそんなことするかなと思えるわけです。
彼女は、
ルシオが好きだった娘に似てるメリルに嫉妬して石を投げたり、ルシオ本人に「私の気持ちを知らないわけじゃないよね?」と言ったり、子どもを避難させる際に「一番懐いているのは私よ」と言ったりする、かなり強気な女性です。
そんな彼女であれば、ルシオの死によって逆にこうなるんじゃないでしょうか。
「私はあなたのように簡単に死にはしないわ!
絶対に生き延びてやる!」
自分を慕って付いてきた子供たちもいます。
天を仰いでいたのは、その決心を天に上ったルシオに誓っているシーンだったのではないかと。
ルシオの剣撃は、3回目の攻撃で魔晶石が大量に出るのが楽しいです。
フレンスブルグ
メルティーナ
自他共に認める天才魔術師。23歳。フレンスブルグ魔術学院在籍。周りからは「メルティーナ様」と呼ばれている。
自信家でエゴイスト。知識欲だけが生きる喜び。

「天才」のせいなのか、もはや現実がつまらないと感じており、夢を見続けられるならずっと眠っていたいと思っていたところ、皮肉にもレザード・ヴァレスによって永久に凍結されることになります。
ちなみにレザードと彼女は友人であり、おそらく天才同士唯一話が通じ合える仲だったと思われます。
ここでの二人の会話によって、この世におけるエルフの存在意義やオーディンとの関係性、そして神の器とホムンクルスなどの人間の領域を超える概念の話が聞けます。
レザード・ヴァレスの塔でのレザードとヴァルキリーの会話の補足的内容になってるので、ふーんってなります。
つまりレザードは、人が神になれる可能性、そしてさらには神へ戦いを挑む事もできる、と考えているようです。
その逆の発想で、神の魂を人工の人間、つまりホムンクルスに閉じ込めて、自分のモノにできるというヘンタイ的思考の対象がヴァルキリーであるという事に繋がってくるわけです。
ここでレザードによって、オーディンがハーフエルフだという事がわかりますが、オーディンが人間とエルフ(神)とのハーフであるという事は、ヴァルキリーが言う、神と人間の間に愛は生まれえないという理屈と矛盾しています。
なので以前、レザードはヴァルキリーに、自分の存在がどういうものなのかがまるでわかっていない、と言ったというわけです。
メルティーナを殺す理由
レザードが数少ない友人であるメルティーナを殺した(永久凍結)理由は、彼女が自分で発明したであろう幽体離脱魔法装置を持っているからかと思われます。
メルティーナは、ロレンタが殺さたと聞いてすぐに、レザードの仕業である事に気付きます。
学園を追放した本人で、彼にはロレンタを憎む動機もありますし(実際の理由は違いますが)、彼ぐらいの力がないとさすがに熟練魔術師のロレンタを殺すというのは難しいというのもあるでしょう。
表面上は興味なさげに振舞ってましたが、実は気になったメルティーナは幽体離脱した状態でレザードヴァレスの塔から彼の研究施設へと潜り込みます。彼女曰く、幽体だと空間を超越できるらしいので、多分敵との戦闘とか、トラップを簡単に回避できるのかと

そこで発見した件のホムンクルス(幼体)。

こんなものを女である自分に見せるなんて!と自分で不法侵入しておいて勝手な文句を言いながらも、それを持って帰る事にします。
おそらく、ロレンタを殺してまで彼が何をしようとしているのか知りたいというのもあるでしょうが、もう一つある事柄の情報を彼が持っていないか、それを聞き出すための取引材料にでもなればいいと思って持って帰ったのかと思います。またはホムンクルスが何からできているのか、解剖してみたいとも言ってます。
その後(ホムンクルスを取り返しに)レザードが彼女の元を訪れ、件のエルフ=神の話をするわけですが、以下概略。ちなみに、この話のする発端が前述の「ある事柄の情報」、つまり「ビフレスト」がある場所の説明から繋がってきます。


元々力の弱い神だったオーディンが神々の王になれたのは、「成長」したからです。
本来の神は、その存在自体が「完全体」であり「成長」することがないですが、「不完全」である人間の血を引くオーディンは「成長」する事ができた。
それゆえ、最終的にすべての神々を上回る力を手に入れた、というわけです。
仮説とは言え、神と人間の存在価値を揺るがす大事な内容を彼女に話したのは、単に友人だからとか自慢で話しているわけではなく、唯一の友人であった彼女に対する餞(はなむけ)であったのかと。
彼は、この時すでにメルティーナを亡き者にする事に決めています。
なぜならメルティーナは幽体離脱を自由にでき、それはつまり、幽体離脱した状態でホムンクルスに入れば彼女は神に成り得るからです。
メルティーナが興味本位で、ホムンクルスに自己の幽体を収めたりするのを危惧したのかと。
そううまくいくとは限らないのでしょうが、彼としては、メルティーナがそれを試してみたり、彼女としてはまだ知らない何か(神の力)に気付かれる可能性がないわけではないです。
彼は、この原理を知っているのは自分だけでならねばならない、と考えているんだと思います。
なので、彼女が幽体離脱している時を狙って、幽体離脱装置自体を凍結魔法にて永久に使えない、そしてメルティーナも元に戻れなくしたというわけです。メルティーナも一応天才魔術師なので、彼女を亡き者にするにはこの方法が手っ取り早かったのでしょう
ところで、幽体状態から戻れなくなった彼女は、ヴァルキリーにエインフェリアになるよう勧誘されますが、前述のように、知識欲が彼女の生きる糧なので(もう死んでますが)、むしろエインフェリアになった方が、彼女としては本望だったりするんじゃないでしょうか。
うまくいけば、彼女が現在最も知りたがっている「ビフレスト」(人間界と神界を繋ぐ唯一の接点)を実際に見る事も可能かもしれないわけですし。傍にヴァルキリーという神もいるし。
あと、メルティーナはストーリーの仕様上、アリューゼと同様に神界転送できないキャラです。
海藍
詩帆
哀れすぎる盲目の歌姫。21歳。魔術師(エインフェリア時)。

大陸ではヴィルノアとクレルモンフェランなどが中心となって戦乱が起きてますが、海藍エリアの倭国一帯でも、いくつかの勢力が戦国時代さながらの戦乱を巻き起こしてます。
ここで登場する勢力は、赤い甲冑が特徴の「百鬼衆」と、それに敵対している黒い甲冑を着た勢力です。
- 百鬼衆 ➡ 一番勢力が強く、その勢いに倭国民は少々恐怖している
- 黒武者勢 ➡ 海藍を拠点にしている勢力っぽい
詩帆はこの、黒武者勢の歌姫として戦争に参加しており、彼女の存在が、百鬼衆の手を焼かせています。
そういう家柄なのか、彼女の歌声は兵士をたぎらせ狂戦士化させる力があり、その圧倒的な戦闘力で黒武者勢は無敗を誇っていましたが、文字通り戦略を無視して戦うスタイルとなる為、被害も大きく、戦いに勝利しても狂戦士化して死んだ兵士の家族からは「お前のせいで我が子が死んだ!」などと罵倒される始末。
そんなある時、詩帆は戦の最中、歌うのをやめます。
彼女は生まれた時から歌姫となる事を運命づけられており、それが正しい行いだと思って歌い続けてきましたが、戦の勝利に貢献しても罵倒され続ける内に、自分の歌に疑問を持ってしまいます。
さらに、歌をやめると今度は味方から「歌え!」と暴力でもって催促され、もはや自分の存在意義にすら疑問を持ち始めます。
そして、黒武者勢は敗北。詩帆はその場に置き去りにされます。
そこへやって来た百鬼衆の一人「蘇芳」が、詩帆になぜ歌うのをやめたのかを問い掛けます。

生まれながらに視力と、自由に生きる権利を奪われ、人を殺す為の歌姫として戦場に駆り出される日々。
神は自分に光すら与えてくれなかったのに、自分は兵士に戦う力を与えさせられ続けてきた。
その結果、村の衆から罵倒される日々。
特別な歌声を持ってますが、彼女も人の子であり、決して人の心を持たない悪魔というわけでないのです。


蘇芳は望み通りにしてやろうと刀を構えますが、そのあまりの憐れみから、自分の上司の元へ連れて帰ることにします。
上司は彼女を見て「美しい娘だな。」と言いながら、斬り殺します。
蘇芳の批判に対し、上司は「この女は同胞を数多く殺した元凶だ。」と言い放つのでした。
彼女にとって蘇芳が、おそらく初めて自分に真に同情と慈悲を持ってくれた人物であり、彼によって一瞬「死」への渇望が薄れた途端、その後すぐその死がもたらされるという、何とも哀れすぎるキャラクターです。
しかし改めて考えると、この上司は指揮官として当たり前の処遇をしたと同時に、その行為は詩帆の為でもあったとも言えます。
百鬼衆の中には、同胞が死ぬ原因となっていたこの悪魔の歌姫を自らの手で、苦しませた挙句、殺してやりたいと憎んでいる者も多くいる事でしょう。
そんな者たちに詩帆の存在がバレたら、彼女はただでは済みません。
本来なら連れてくる前に蘇芳が介錯してやるべきでしたが、彼はそれができなかった。
そして、彼の代わりに介錯してやったこの上司は、むしろ慈悲深し人物であるのかと。
上司が「美しい娘だな。」と言いながら斬り殺すというシーンはまるで、彼の残酷な人間性を表現したかのようですが、それはむしろ美しい娘だからこそ、という意味があるのです。
きゆこう'sランキング「魔術師編」
炎の城塞
フレンスブルグ南西にある火山島。
その中心には燃え盛るマグマを溜め込んだサレル火山がある。
火口内部には熱波に満ちた洞窟が存在している。
攻略ポイント
ダンジョン名が示す通り、炎まみれのダンジョンです。
スタート地点すぐの炎の雨
炎の雨は、当たっても大したダメージじゃないので、強引に突破します。
途中にある宝箱は炎のせいで非常に取りづらくてうっとおしいですが、中身は「天空の瞳」なのできゆこうはガンバって取りました。宝箱を開けるつもりが間違えて持ち上げてしまい、炎で落とされて中身が壊れる事がよくある!
坂道が登れない
坂道はジャンプでも登れないので、ここで晶石の出番になります。
最初はどうやったらいいんだ?ってなりますが、色々やってる内に、解決できてヨシ!ってなると思います。勢い8割
晶石で足場を作るポイントがシビアなので、こなすのに結構時間が掛かかるかと。諦めない心!
BOSS:ファイアエレメント(大)
ザコで出現する「ファイアエレメント」の大きい版という事で、ボスデザイン的に手抜き感があります。
しかも準備を整えてから挑めば、1ターンで倒せる程度の強さです。

ボスがこんなのだから、ここはダンジョン自体の進み方に難儀する構造になっていたんじゃないでしょーか。
あと、宝箱のワナの一つ「冷気」でヴァルキリーがよく凍らされてました。

入手できるアーティファクト
- 「久遠の灯火」➡ 所持しているだけで凍結しなくなる(装備不要)
- 「ミトラの聖水」➡ 不死者に100,000ダメージ与える
- 「紅蓮剣インフェルナス」➡ 炎属性即死効果の大剣
「久遠の灯火」はここでしか手に入らない激レアアイテムですが、きゆこうは何を思ったか主神さまに献上してました。
アークダインの遺跡
強大な力を秘めた巨大な魔晶石が封印されている遺跡。
その力に授かろうとこの遺跡に足を踏み入れるも、誰一人力を手にした者はいない。
攻略ポイント
ハシゴとか鎖が多い
ハシゴでの上下移動や、鎖を伝って横移動したり、上下左右の移動時に画面外の敵と不意に接触しやすい構造になっているのが特徴です。
敵に先制攻撃されるとメンドクサイので、落ち着いて移動すべし。
地図をグリグリ
何気に凝った作りのダンジョンになっているので、ちょっと迷います。きゆこうは、地図をグリグリ動かして何回も確認しながら進んださ!
ポイズンブロウが便利
この辺だったかで、ザコ敵とのバトルの時間短縮にポイズンブロウを使うようになりました。
ポイズンブロウは、攻撃エフェクトが短かく(複数回ヒットするタイプではなく、一撃のみの魔法)、かつ全体均等攻撃なので、一瞬でザコを一掃するのに向いてます。快適です
BOSS:レイバーロード×3体
騎士の姿をしたヘル(冥界の女王)の手下たち。
炎の城塞に続いて手抜き感が否めないボスで、こやつらも弱しです。ちょっと強めのザコ程度
入手できるアーティファクト
- 「スターガード」➡ 手甲(聖-90%)
- 「聖杖アドヴェンティア」➡ 特に無し
- 「聖衣ブリタニア・ガーブ」➡ 防具(聖-90%)
巨大魔晶石
魔晶石の中に謎の女性が見えてますが、現時点ではボス撃破でこの女性が中から出てくるなんて事はなく、この関連のイベントはチャプター7で発生する事になってます。
ちなみに彼女の名前は「リセリア」です。
チャプター5のまとめ地図

チャプター6
クレルモンフェラン
ジェイル
男と思ってたら実は女だった人。20歳。剣士。

出身はジェラベルンですが、個人的な仇討ちをする為、男のふりをしてクレルモンフェランの騎士団に入隊。暗殺のプロとかではない
ある日ジェイルは自分が女である事が、騎士団長のファーンにバレてしまいます。
彼女の懇願に戸惑いながらも、幸い寛容な性格だった彼は、彼女をそのまま騎士団に留める事にします。

彼女の本当の名は「レティシア」。
男装までして騎士団に入隊した理由を知ったファーンはジェイルに協力する事にし、仇討ちの対象であるこの国の参謀である「マグナス」を討ち取る算段を立てます。
暗殺ではなく、一応正式にマグナスを断罪する口実が必要であり、そのタイミングを待つ事に。多分、問い詰めたら抵抗してきたのでやむを得ず殺害に至ったとか、そんな感じで殺す作戦です。
ストーリーの内容とジェイルの出身地がジェラベルンという事から推測すると、彼女の仇討ちはおそらくマグナス率いるクレルモンフェラン軍がジェラベルン辺りに攻めてきた時に、無抵抗の家族を殺されたというのが理由として適当かと。
しかもマグナスは悪神を信奉しており、ファーンにしてもそんな奴をクレルモンフェランの重臣にしておくのはよろしくない、という考えもあったものと思われます。
ついでに、
ジェイルとファーンはいつしか互いを意識しあう仲に…。

イチャコラしてます。
そして、愛が生まれた日。

二人だけの秘密というのは恋の発展の重要な要素ですネ。
そしてついにマグナスを討つチャンスが巡ってきます。
が、そこへ姿を現したのがJ・D・ウォルスなる魔女。

これがつまりマグナスの信奉している「悪神」であり、彼の召喚魔法でこの場へ呼び出されたのです。
魔女が「チャーム」の呪文を放つと、ファーンとその部下達が次々に意識を失いますが、ジェイルには効かなかったのを見て、初めてマグナスはジェイルが女である事を知ります。「チャーム」は男を虜にしちゃう魔法
そこへ、ウォルスの存在も相まって姿を現すヴァルキリー。
実はこの二人は、過去に因縁があります。
それを裏付けるウォルスのセリフ。

つまり、運命の三女神であるヴァルキリーのいずれかと対峙したことがあるという事です。さらに、
「まぁ、どれでも同じよネ。」
というセリフは、適当に流して言ったものではなく、ヴァルキリーという存在について実は核心をついてます。それについてはまた後々…
ここで彼女とのイベントバトルになりますが、その間に事は進んでいたようで、ウォルスの先ほどのチャームによって洗脳されたファーンは、ジェイルの体に剣を突き立てていました。
そのスキにウォルスは退散、元々マグナスに召喚されたかのように登場した彼女でしたが、実は遊んでいただけで、召喚者のマグナスをほったらかして消え去ります。

と、同時にヴァルキリーも消失。
我を取り戻したファーンは、ジェイルが死んだ、しかも自分が殺してしまったそのやり方に激昂しマグナスに向かっていきます。

で、この話は終わりです。
様々な思惑や感情が交錯した結果、全部ダメになった感じのモヤモヤする話でしたが、ここは言うなれば、J・D・ウォルスというキャラを登場させる為のシーンだったのでは、と思います。
ちなみに、ジェイルの戦闘モーションは、待機中にピョンピョン跳ねてるのが印象的でした。
アークダインの遺跡
グレイ
肉体の無い鎧男。年齢不詳。重戦士。
チャプター3でカシェルと一緒に旅をしていたセリアですが、彼らの探していた人物がこのグレイ。

彼らは元々7人パーティだったのは前述しましたが、それがバラバラになったのは元をただすとこの男が原因という事になります。正確にはこの男の「性格」が原因

セリアたち一行は、同じ仲間であるレミアを殺したのがグレイだと思っているからです。
彼らはこのグレイを探す為に、バラけて行動していたわけです。

チャプター4で、エイミがヴァルキリーに頼んだ内容というのも、自分が突き止めたグレイの居場所をセリアに伝えるというものとなります。それが今セリアが来ている「アークダインの遺跡」
その昔、何らかの理由で命を失ったグレイは、彼を慕っていたパーティの一員であるレミアが行った換魂の法によって命を取り戻しますが、レミアの命でもって自分が助かるなどという不条理がグレイには到底受け入れる事ができませんでした。
そこで彼が取った行動が、この助かった自分の命によって、レミアの命を再度取り戻すという換魂の法の、換魂の法返しでした。
それはタブーとされる行い。
そんな都合のいい事ができるはずもなく、その代償として魂だけを残して肉体を失ってしまった、というのが事の顛末であり真相です。
それを知らずについに彼と再会したセリアですが、この時彼女はグレイを除く仲間全員と死別しているわけで、仇討ちという目的と同じぐらいに、最後の仲間であるグレイには死んでほしくないという相反する意思で以て彼と対峙してしまいます。

セリアは、レミアを殺したのは何かの間違いであって欲しいという思いから、グレイに対しこう言います。

しかし、元々寡黙な性格に加えて、レミアにそう行動させたのは自分が原因と思っている彼は事実を語らず、ただ「すまない…。」とだけ答えます。
そして彼女の目の前で、何とか現世に留まっていた魂すらも消失してしまったのでした。
ところで、
換魂の法返しによって鎧人間になってしまった当時、その行為を知らないセリアが現在のグレイのこの甲冑姿を見て何も違和感を感じていないところを見ると、多分グレイはこの姿がデフォルト(普段の姿)だったのでしょう。
そして先ほどの魂の消失によって、甲冑が崩れ落ち、中身が空っぽだったのを見て初めてセリアは、グレイが肉体を失っており、魂だけで動いていたことを知る事になるわけです。
換魂の法返しというタブー行為が常に、「代償として肉体を喪失する」という前例がいくつかあったとすれば、もしかしたらセリアはそこからレミアとグレイの関係や、二人がそれぞれ互いの為を思ってやった行為の結果、現在に至るという結論を導き出す可能性が無きにしも非ず、かと。
あと、この換魂の法返しをやった事でグレイはヴァルキリーに「それは魂を冒涜する行為だ。」と言われ、本来ならば断罪の対象だったわけですが、前述通りそれは善意からくる行為であり、またグレイも自分は裁かれても仕方ない、との認識を確認したヴァルキリーは彼にこう言います。

許されました。
ともあれ、
グレイの死によってセリアは、仲間も、生きる目的も失い、一人ぼっちになってしまったわけです。
「詩帆」が結構哀れな話でしたが、セリアもまた一人生き残ってしまうという逆の意味での悲劇の人物ではあります。
きゆこうは見た目でグレイを好んで使ってましたが、後で調べるとあんまり有能なキャラじゃないんだとか。
確かにあんまり強い印象はなかったけども、でもこの全身甲冑姿はやっぱりカッコイイ!
ヴィルノア
バドラック
ヴァルキリーも呆れるほどの悪党人生を送って来た盗賊稼業の男。40歳。弓闘士。

コイツは、アリューゼと共にジェラード誘拐の片棒を担がされてたアイツです。(チャプター0)
この時も、魔物化したジェラードにビビって、アリューゼを置いてとっとと逃げ出すという薄情ぶりを見せつけてくれましたが、それ以外にも彼のやった悪行は数知れず。
しかも裏稼業世界のルールすらも守らず、好き勝手に仕事を請け負ったりしていた事で、盗賊ギルドに目を付けられ暗殺されるという最期を迎える。
そんな彼の元に現れたヴァルキリー。
そのやりとりは、エインフェリアの中で一番面白いかも。




今、「悪い事以外」を思い出すから待ってくれ!という彼に、ヴァルキリーは「…話してみろ。」とのご慈悲。

他にも思い出したものを口にするが、
「誘拐の手助け」「国のスパイ」「盗品の横流し」「女を売りさばいた」
と、出てくるのは「悪い事」ばかり。

「時間の無駄だな。」
さすがのヴァルキリーも見放しかけた時、彼は唯一の「善行のようなもの」を思い出します。
結論から言うと、それによって奴隷にされかけたまだ幼い少女が助かった、というもの。
話を簡潔に言うと、
3~4年前、ある奴隷商人の護衛の仕事を請け負った際、雇い主が約束の報酬(多分、前金とか)を払おうとせず、かつ、話に無かった危険を伴うルートを使う、と全然話が違っていた事に腹を立て、仕事をすっぽかしたバドラック。
腹いせに商人が奴隷として売る為に連れていた少女(7歳)を連れ出し、その辺の教会(カミール村の教会)の前に置いていった。
という感じ。
ちなみにこの少女は自分の状況がよくわかっておらず、そしてなぜかバドラックに懐いており、教会に置いていく際にもバドラックが、これは自分の家だ、と言うと疑いもせず素直に入って行ったとの事。
ヴァルキリー
「裏街道を生きてきた男が出会った無邪気な少女、か…」
この話を聞いたヴァルキリーはこうなります。

お許しになられました。
優しすぎるよ~。
ところで、
このバドラックの話には、よく聞く(見る)と、ある人物の関係者と思しき描写がいくつか含まれてます。
- 時期が3~4年前
- 回想時の場所が「コリアンドル村」
- 回想内で発した少女のセリフ、「お兄ちゃんは?」
2.と3.で大体想像がつくかと思いますが、この少女はルシオの妹なんじゃないでしょうか。
時期も、プロローグのルシオとプラチナの話が今から3年前ぐらいで、その時すでにルシオの妹は姿を消しており、両親は何も語らなかったとの事なので、3~4年前というのが妥当な時期。
他人の可能性もありますが、ここまで情報を合致させておいて、ルシオの妹ではない必要も無いかと。
つまり、ルシオの妹は多分、修道女見習いとかになってそれなりに普通に暮らしていると思われます。事情もわからず家族と離れ離れという悲しい思いはありますが
ルシオの苦悩
このチャプターでルシオを神界転送すると、条件次第で、イベント「ルシオの苦悩」を見る事ができます。(Aエンディング達成に必須のイベント)
神界転送の際にヴァルキリーがルシオに、迷いを抱えたまま神界に行けば、それが原因で死を招く事になりかねないし、何かあるなら聞いてやるけど?みたいな感じ。

ルシオはヴァルキリーを自分が生まれ育った「コリアンドル村」へ案内します。
そこで、仲良しだった幼馴染の少女プラチナとの思い出や、人買いから彼女を守る為、無我夢中で逃げ、行きついた先での出来事をヴァルキリーに語ります。
ルシオがヴァルキリーに自分の村での出来事やプラチナの事を話したのは、それが彼の心のわだかまりの原因だからです。
ルシオはヴァルキリーに、仲が良かった、いや…初恋相手だったプラチナの面影を見ていました。
というか、ヴァルキリーはプラチナにそっくりなのです。
チャプター5でメリルの状態でジェラベルンを訪れた際に、彼女を目にした時のルシオの驚きはこれが理由です。
要するに、
ルシオはプラチナにそっくりなヴァルキリーの傍を離れたくなく、何なら、そっくりすぎてもしかしてヴァルキリーはプラチナかも知れない、と思い込んでいる節もあります。

「でも、変わりないんだ。好きだという事には。」
そんな彼に対し、ヴァルキリーはある事をしてあげます。
それはこれまでのヴァルキリーからは想像できない行為だったわけで、多少なりとも彼の心のわだかまりが取れるのであればという事なのか、それとも…。
神界転送後…


水中神殿
ヴィルノア王都近くの湖畔にある水中の神殿。
最奥には人口貯水池があり、神殿内を満たす瘴気はそこにいる強力な不死者が発していると思われる。
攻略ポイント
このダンジョンは、「歯車」と「石像のスイッチ」によってダンジョン内部を水で満たす事できるという仕掛けが施されてます。水で満たすと、ジャンプ連打でスイスイと上部の方へ上っていける
また、晶石を使わないと進めない箇所が多いです。
晶石のさらなる使い道
- 晶石を砕き、破片を水中で手放し、浮かべ、柵を開錠するスイッチに当てる
- 晶石を砕き、破片を適度な間隔で水面に浮かべ、それを足場としてジャンプで渡る
- 冷凍光線を晶石で反射させて、開門オブジェクトに当てて、道を開く
など、晶石が大活躍するダンジョンになってます。
レナスがシュールに見える件
このダンジョンでは主に水中を移動しますが…

冷凍ギミックがたくさんあるので…

よく凍らされる。
ザコ敵の「インフェリア・アイ」はメンドクサイけど経験値たくさん持ってる
インフェリア・アイは「蘇生」を使うタイプの敵。「暗黒塔ゼルヴァ」のボスタイプ
ゼルヴァの時は2体出現でしたが、ここでは3体同時出現する時があるので、考えて攻撃する必要があります。3体同時に倒さないと蘇生を使われる

でも経験値たくさん持ってるので、きゆこうはレベル上げの為何回も戦いました。何回か戦うと同時に倒す自分なりのパターンが出来上がってきますが、たまに失敗してリセットしたりしなかったり
BOSS:レイス
大魔法「グラビティブレス」とか使ってくる強敵です。声がフルフルなってる

このダンジョンの説明にある「強力な不死者」というのがコイツの事で、実際強いです。
「グラビティブレス」でとんでもないダメージを食らうので、スキル無しでは倒せないかと。敵ながら魔法の詠唱演出はカッコイイ!
最終的に、「ガッツ」がうまく発動してくれたので全員生存したまま倒せましたが、その前は全然発動してくれなくて、一度全滅してます。
あと、オートアイテムで「ユニオンプラム」を設定しておくべしです。
※「ガッツ」 ➡ やられても一定の確率で、DME(HP)を1残して復活する。予想以上に復活してくれる。ゲーム後半で大活躍するスキル。
※「オートアイテム」➡設定したアイテムを自動で使用してくれる。ゲーム後半は、ユニオンプラム(蘇生アイテム)を設定しておく事で、ガッツと合わせて有利にボス戦を戦える。というか無いと無理!
入手できるアーティファクト
亡失都市ディパン
かつて栄華を極めた都市であるが、現在は廃墟となっている。
極めて強い負の残留思念が存在しているらしく、不死者を呼び寄せているようである。
亡王
思念の正体は「バルバロッサ」、当時のディパンの国王です。
彼は現在の廃墟となっているこの国の状態を把握している事から、意識のある残留思念という特異な状態。

そんなバルバロッサはそこへ来たヴァルキリーを見るなり、まるでこの国を滅ぼした仇のごとく物言いをしてきます。

彼はそれほど強敵というわけではないですが、倒しても倒しても何度でも復活します。
彼がここに思念として執着している理由、それがわかれば滅ぼす事ができそうですが…。
側近の三魔導師
バルバロッサが呼びかけている三人の導師ですが、コイツらは少しアヤシイ存在で、バルバロッサ同様、現状の意識がある状態であり、ヴァルキリーに対して罠を仕掛けてきます。
それが「時間制御装置」なるものによって、時の彼方へ葬り去るというもの。
これにまんまとかかってしまったヴァルキリーは、まさにディパン王国が滅亡へと向かう最中という過去に飛ばされてしまいます。
具体的な日時を言うと、バルバロッサが処刑された日。
アーリィとその従者
ヴァルキリーが過去のディパン王国で目にしたのは、黒い鎧を身に付けたヴァルキリー「アーリィ」でした。

傍らに引き連れているのは、(ドット絵的に)メルティーナとラウリィですが、名前はそれぞれ「魔術師の女性」と「弓使いの若者」と、断定はできない感じ。
でもメルティーナらしき女の方が「アリューゼが…」と話しているシーンがある事からするとどうやら本人たちである模様。後で、アリューゼ(らしき人物)に加え、ロウファ(らしき人物)の姿も登場する
さて、このアーリィというのは物語の核心に触れる人物です。
というのも、神界には「ヴァルキリー」が三人いると記事の最初の方で触れてますが、その一人がアーリィなのです。
彼女はレナスの姉にあたります。ドット絵はレナスと同じですが、イラストの絵だと薄ら笑いの悪人面(に見える)
ついでに言うと、チャプター3で登場したブラムス城に囚われてたっぽいヴァルキリーの姿をした人物は、レナスの妹のシルメリアです。
ここではそのヴァルキリー・アーリィの苛烈な性格を知れる、という部分が重要ポイントでもあります。
処刑の理由
バルバロッサが「永遠」を望んだところ、側近の三人の魔導師が前述の「時間制御装置」を作りあげてしまったのが処刑の理由です。
つまり、
アーリィ(=神)からすると、そのような自然の摂理を歪める物を作るのはご法度だった、という事。
ちなみに「永遠」とは、バルバロッサ自身の不老不死などの意味ではなく、後でわかる王の素顔からすると、「王国の永遠の平和」と言った意味合いのものであるかと。
王妃マルベス
処刑の日、王妃であるマルベスは行方不明となっていますが、実は城の隠し部屋に隠れています。
マルベスは国民から慕われている人格者であり、王を影から支える良妻です。
彼女は、王が「永遠」を望んだのは魔導師たちの甘言が原因であると言い、そしてそれによって処刑される事について、まるでその後の事が分かっているかの如く、ヴァルキリーに「王冠」を託してきます。
「王は、最後まで王であって欲しい」と…
生首になったバルバロッサのところに向かったヴァルキリーは、そこで元の時間に戻されます。
「現在」に戻ったヴァルキリー
マルベスに託された王冠を思念体バルバロッサに渡すと、彼は成仏します。

どうやら、三魔導師に騙されていた(「永遠」を望むよう唆されたていた)事は気付いていたようですが、そうだとしても実際に「永遠」を望んだのは自分であり、それがきっかけで全てが滅んでしまったのであり、魔導師たちは自分の命令を忠実に実行したに過ぎない、彼らは何も悪くない、全ての責任は自分にある、とヴァルキリーに語るのでした。
これにはヴァルキリーも反論せず、「…そうかも知れないな。」とだけ答えます。
国民や臣下そして自身を含む永遠の平和を望むも、そのやり方が過ちとされたのなら王たる自分が責任を取るというその様は、国の最高権力者にあるまじき謙遜ぶりですが、おそらくそういう姿勢がディパンという国が発展した理由でもあったのでしょう。
黒幕
今のバルバロッサは不死者であり、ヴァルキリーからすると討伐対象たる存在ですが、それは三魔導師によって無理矢理そうさせられたにすぎず、ましてや黒幕である魔導師らを庇う意思を示したにも拘わらず、彼を愚弄する魔導師らにさすがに怒り心頭です。
三魔導師
「なぜ戻ってくる事が出来るのじゃ!!」

想いは時を超える。

BOSS:三魔導師(ダレス・ウォルザ・ガイン)
というわけで、この憎き魔導師たちがここの真のボスというわけです。
ちなみに、三魔導師たちは小物なので、大した事は無いです。
入手できるアーティファクト
- 「純色の冠」➡ 兜(聖-50%・男魔術師用)
- 「吼槍(こうそう)ドラグーンタイラント」➡ 特に無し
あと、きゆこうはプレイしてませんが、次作の「ヴァルキリープロファイル2」ではこのディパン王国とバルバロッサ王、そして王の処刑の瞬間に走って処刑場まで来ていた「金髪の少女」が重要な場所・人物として登場するようです。
to be continued
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