スーパーファミコン プレイステーション

真・女神転生Ⅱ - 私にはキミがいる。

投稿日:2024-04-21 更新日:

SFC版 1994年3月 開発:アトラス 販売:アトラス
PS版   2002年3月 開発:バーチャル・イースト 販売:アトラス
Switch版 2021年2月

 

作は、前作の大破壊後から数十年後の物語となってます。

前作のエンディングはマルチエンドで、ロウ・カオス・ニュートラルの内、どの属性でクリアしたかでエンディングが違ってたわけですが、今作の世界はどうやら前作をロウ属性でクリアした後の世界が舞台っぽいです。

やはり所詮ヒトではカオスの世界を生き抜くのは無理だったようです。

日々おいしい白ご飯が食べられるのは、

スーパーに米が売っているからではなく、農家さんが米を作っているからなんです。

そういうことです。

仏教で言うところの「因縁生起(いんねんしょうき)」です。

 

ところできゆこうは、このゲームの記憶がほぼ消えていましたので、新鮮な気持ちでプレイできました。

ちなみにせっかくなのでPS版やりました。

 

※今回は小出しで記事内を完成させていく方式です。


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ミレニアム

前作の大破壊によって荒廃した世界でしたが、生き残った人々はカテドラル(前作の記事の後半参照)に集まってきており、それがまた新たなコミュニティとして形成されていきました。

それを取り仕切ったのがロウ勢力の主導団体であるメシア教です。

そして出来上がったのがその名も「TOKYOミレニアム」。略してミレニアム。

 

ゲーム画面での全体図はこんな感じです。

イメージ図なので簡素&こじんまりしてますが、結構な人口が存在している模様。

センター

マップ中央で画面から突き出るほどの高さでそびえたっているミレニアムの中枢機構で、メシア教の本部。

ミレニアム各所の酸素供給などの管理も行っている描写があるので、その他の管理設備も色々ありそうな感じ。

あと、施設的な感じの建物ですが、居住エリアもあり、上級市民だけがここに住むことが許されています。

ミレニアムはこのセンターの管理で成り立ってますが、その指示を出している存在というものがあるとかないとか。

ヴァルハラ

センターの周りを取り囲んでいる4つのエリアはそれぞれミレニアム存続発展のための役割を持っており、このヴァルハラは上級市民の選別が行われているエリアです。

選別方法は闘技コロシアム大会で、優勝するとセンター移住権が与えられます。

でも上級市民の選別ばかりしているわけではなく、娯楽施設もあったりして、別に上級市民を目指さなくてもここでそれなりに楽しく暮らしてる人が結構いる模様。

というか、上級市民がそんなにしょっちゅう選ばれるとは思えないので、ほとんどの人は現状の生活を楽しんでいるのが実情です。

ホーリータウン

その名のイメージ通り、メシア教の大教会があるのが特徴のエリアです。

ということでここの役割は「聖地」となってます。

しかしながら、ゲーム開始時点では魔王キングフロスト(妖精ジャックフロストのでっかい版)がすべてを凍らせてしまっており、町が機能していない上に、なんだかんだでこの堅苦しい町よりも娯楽施設の多いヴァルハラに住みたがる人が多く、現状は人気のないエリアです。

それでいいのかミレニアム。

しかし町並みは一応ヴァルハラ以上に充実しているので、復興後はプレイヤー的にはここが拠点となります。

あと実は、大教会はある場所へと通じている皮肉めいた場所でもあります。

ファクトリー

「工場」の意味を持つこのエリアは名前そのままミレニアムで必要な物を生産調達している労働エリアです。

個人的に印象に残っているのが、食用として人工的に造られた牛を育てている場所があるんですが、その牛の名が「デミナンディ」と、どうにも食欲をそそらないネーミングなところ。

しかも「ナンディ」の元は、インド神話に出てくるシヴァ神の乗り物と言われている牛で、それ食べていいの?とか思う。

また、地中から過去の遺物を発掘したり、それを加工して利用販売したりもしてるので、地中にも発掘エリアが広がってます。

ちなみにここで働いている人はとりつかれたように働いており、しかもお疲れのようなのに、嫌がる様子もなく明日もがんばるぞ的な感じがちょっと不気味です。

アルカディア

ミレニアムはすべての人々が幸福に生きることができる世界、千年王国を目標としており、ここはそのテストケースとして作られたエリアです。

ここには町も施設もなく、ただ居住建物があるだけですが、暮らしている人は一様に幸福感を感じているあたりがファクトリーとはまた違った不気味さが漂ってます。

 

 

 

 

 

 

主人公

主人公はヴァルハラから行動を開始します。

デフォルト名は「アレフ」ですが、記憶喪失系主人公なのでゲーム開始時は「ホーク」という名前

すでにコロシアムの決勝まで進んでおり、センター移住権ゲットまであと一歩のところまで来てます。

優勝後、実は主人公は元々センターの住人だったことが判明します。

これまでの努力は何だったのかという思いをグッとこらえつつセンターへ赴くと、さらに実は主人公こそ神の遣わせし救世主メシアなのだ、とか言われます。

 

この「救世主」なる存在が結果的に運命的にそうだったというか、嘘から出た真実だったというか、その辺がゲーム内での主人公の在り方です。

ヴァーチャルバトラー

コロシアムで優勝する為にトレーニングをしてる演出として、このヴァーチャルバトラーなる装置があります。

読んで字のごとく、仮想空間で実戦バトルを行うことができるもので、仮にやられてもゲームオーバーにはならず、勝利すれば経験値はもらえるというまさに安心安全なトレーニング装置です。(但し使用したアイテムは減る)

この装置は主人公が所属している岡本ジムだけでなく、後に訪れる各エリアにも設置されているので、多少のレベルアップに貢献してくれますが、ゲームでのこの装置を使う本来の目的は実は別にあり、メガテンシリーズの謎人物「スティーブン」との接触は、今作ではこの仮想空間内となってます。

スティーブンは前作同様COMPの性能を無償でグレードアップしてくれるので、各エリアでこの施設があれば一度は使用しましょう。

ヒロコ

コロシアムで優勝した主人公はセンター移住の前にヴァルハラの管理者マダムからとある依頼を受けることになりますが、それと同時に登場するのがヒロコなる女性です。

偶然にもマダムとヒロコの目的は共に「花田」という研究者を探し出すことでした。

マダムの許可を得てヒロコと共に花田捜索へと向かうことになるのですが、花田は実はそんなに重要な人物ではないので、ここではヒロコというヒロイン的(まだヒロインと決めつけるのは早い!)キャラのお披露目といったイベントです。

 

謎の記憶

ゲーム序盤ではところどころで記憶喪失であるはずの主人公に、突然謎の記憶の断片が蘇る場面があります。

センターから迎えに来てくれたテンプルナイト(センターの管理職的な感じ)である「ザイン」もその一人。

ここでザインによって主人公は、元々センターの人間であることと、自身の本当の名(アレフ)を思い出します。

この謎の記憶の中で主人公に問いかけてくる人物である白髪の男は、今後も登場するこのゲームのキーマン的存在です。

謎の記憶では4人の人物の名前を決めることができますが、白髪の男の言葉と共にまとめるとこんな感じです。

  • 1人目「ザイン」➡ 最も優れたチカラを持つ。
  • 2人目「ギメル」➡ 知力に優れている。
  • 3人目「ダレス」➡ 主人公とよく似ていて、チカラもほぼ同じ。
  • 4人目「ベス」 ➡ 主人公のほにゃらら。
  • 5人目「アレフ」

わかることは、この5人は何かしらの共通点ある、ということ。しかも謎の記憶の背景には人間用の培養カプセル的な物があることからして、あまりよくない感じの。

 

ちなみに「ヒコロ」という名前も実はデフォルト名で、ヴァルハラの占い師に問われた時に変更が可能ですが、謎の記憶ではないところでの命名イベント、という点が主人公らとの違いを示唆しております。

ベス

センターに行ってからがこのゲームの本番です。

まず残念なことにヒロコはパーティから外れます。

どうやらヒロコの行動はセンターの命令ではなく独断行動だったようで、これから事情聴取されるとのこと。

代わりに前述の「4人目」ベスがパートナーとして仲間になります。

ベスは性格が前作のヒロインに似ており、その献身さがとてもいい感じです。

ベスと共に救世主としてセンターの依頼をいくつかこなすことになります。

キングフロスト

まずは冒頭で説明したホーリータウンのキングフロストの討伐です。場所は大教会。

ついでに町の外周辺ではバジリスクがウロついているのでそっちもお願いとのことです。

  • 邪龍バジリスク ➡ そんなに強くない。
  • 魔王キングフロスト ➡ やっと強敵現る!

キングフロストは、「氷を降らせる」という全体攻撃が強力ですが、メディア(全体回復魔法)を持った仲魔とあと2体ほど連れて行けば安心かと。( 撃破時の主人公のLV17 )

ちなみに下の方にいるちっこいのは妖精ジャックフロストですが、実際は50体ぐらいいますが、とても描けなかったのでちょっとだけにしました。ヒホヒホ

ベテルギウス

次の任務はファクトリーエリアにてベテルギウスの討伐です。場所は地下発掘現場です。

ベテルギウスの影響なのか、暴れデミナンディも現れたからそっちもお願いとのことです。

こちらファクトリーエリアの2Dマップです。

デミナンディは「牧場」にいる飼育員との会話後バトルに突入します。

  • デモノイドデミナンディ ➡ 弱いので問題なし。

デミナンディはこんなですが、美味しいみたいです。しかも、普通の牛の倍以上のデカさなので、一体から取れる肉の量もかなり多いんだとか。

 

ベテルギウスは発掘現場B2Fからさらに一階降りたB3Fの奥にいます(このB3Fは「最下層」のことではないです。)

堕天使ベテルギウスは結構強めで、特に「かけ声を掛ける」という謎の全体攻撃が強力です。

主人公は多分数発は持ちこたえられると思いますが、ベスやこの時点での仲魔だと3連発ぐらいされると死にます。

連発されないように祈るのと、あとベスのメディアに加えて、仲魔にももう一人できればメディアを使えるやつが欲しいところです。

確実にするならあと2体ほど攻撃役がいればいいかなと。( 撃破時の主人公のLV19 )

こんなのと薄暗い地下で遭遇したらチビります。

 

ちなみにベテルギウスはこのボスタイプとは別で人型のヤツもいて、なぜ2種類作ったのかわかりませんが、その人型の方の姿が昔の古き良き映画「ビートルジュース」のそれを彷彿とさせます。

というか元ネタがこの映画です。

1988年の作品ですが多分今見ても面白いのでオススメしときます。

 

あと、ベテルギウス撃破後は発掘現場ダンジョン内のザコのレベルが一段階上がり、めちゃくちゃ強いのが出現するようになるので、逃げながら戻ることをおすすめします。

アルカディア

次は討伐任務ではなく、視察任務です。

ここの管理担当者は謎の記憶「2人目」の「ギメル」です。

他のやつとは違って、服装がキザです。話し方もしかり。

悪意は無いようですが。

御覧のようにここは静かで平和で、住人全員がギメルこそが真の救世主だと言ってしまうほどであり、すでに千年王国のテストケースは成功していると、ザインに伝えるよう頼まれます。

何事もないところが逆にアヤシイです。

ダレス

ミレニアム一帯を回り終え、ここから物語が急展開することに。

センターに戻ると何やら事件が起こった模様。

  • センター内に悪魔が出現するようになった
  • 偽メシアが現れた

偽メシアはヴァルハラのコロシアムにいます。

偽メシアの正体、それが「3人目」の「ダレス」です。

コロシアムの闘技場に入るなり、ダレスは主人公を逆に偽メシア呼ばわりして強制的にバトルに突入します。

イベントバトルかなと思いきや、死んだらゲームオーバーなので、準備は万端に。

ダレスは物理攻撃力が高く「剣を振りかざす」で2回攻撃、「衝撃波」で全体攻撃という2種類の特技を使ってきます。

体力は低いですが、倒しても即座に復活し3連戦となる上に、3戦目開始時に主人公の体力が7割ほど減らされます。

しかもこの3戦目開始前に衝撃的な展開が…

 

それがベスの死…!!

 

主人公に向けられたダレスの必殺攻撃を、ベスが身を呈して庇ったことにより瀕死の重傷を負い戦力外に。

 

主人公はもちろんですが、なぜかダレスの事も死んでほしくないと言います。

 

 

そしてバトル後に息を引き取ります。

 

そんなバナナ…

 

 

この展開、前作で核ミサイルから主人公を助けたヒロインの姿が重なります。

献身的すぎて、主人公を助ける為なら命すら厭わないあたりが。

 

バトル後、ダレスにとどめを刺すかどうか問われますが、前述のようにベスはダレスにも死んでほしくないという謎の意思があったので、怒りに身を任せてダレスにとどめを刺すというのは少し考えた方がいいかもしれません。

振り上げた拳をそっと下ろしたきゆこうは、マンガの主人公のような慈悲深さで、ベスちゃんの意思に従いました。

逃げるダレス。

ダレスがなぜ唐突に自分が救世主を名乗ったのかは結局知ることができないのですが、ダレス自身で、なぜ救世主であるはずの自分が負けるのだ…と自問しているところを見ると、何やらウラがありそうな感じですな。( 主人公のLV20 )

 

妄想前日譚

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒロコ救出

闘技場を出ると見知らぬ少年からメモを受け取ります。

 

『君に真実を伝えたい。ヴァルハラのスラムの邪教の館裏にて待つ。目加田』

 

指定の場所にいたのは謎の記憶に出てきていた白髪の男でした。

 

ここでセンターとヒロコそして白髪の男改め目加田の関係を整理しておきましょう。

そしてヒロコは主人公と共に花田のいるというヴァルハラのスラム街へと同行することになります。

しかし花田はヴァルハラのスラム街で死亡、残る目加田がこの男でした。

あと気になるのがなぜか一緒に連れ去られた少年です。

その目加田から主人公にコンタクトがあったということは、これらの人物たちに主人公も関係していることは間違いないです。

しかし、真実を教える前にヒロコを助け出して欲しいと頼まれます。

何でも、ヒロコはセンターに注意されただけかと思ってましたが、少年を探す為にセンターを出たことが脱走罪とされ、捕まってしまっているんだとか。

なぜ追われている目加田が、追跡者ヒロコの身を案じているのか。

それが判明するのはもう少し先です。

花田はセンターに自由な研究をさせてもらえなかったことに不満を持っていた為、センターから逃げるという部分だけで目加田と協力関係にあっただけと思われます。

収容所

ヒロコのいる収容所へは目加田の言うように、「地下世界」を経由する必要があります。

地下世界とはつまり今は機能していない旧東京のことです。

ミレニアムは前作の東京に作られたカテドラルを元に拡張を繰り返し上と横に巨大化していったものであることから、もうかつての東京はずっと下の方になってしまっているのです。

ということで、ここからは「ミレニアム」と「地下世界」の2つの東京が絡んできます。

 

一見するとファクトリーの発掘現場を降りて2DマップのB2Fから行ける収容所に行ってしまいがちですが、ヒロコのいる房へはここからは行けないようになってます。

なので目加田の指示通り、センター~ヴァラハラ間通路から一旦地下世界へ行き、旧水道橋ダンジョンを抜けて、やっとヒロコのいる側への収容所へとたどり着くことができます。

ヴァルハラから地下世界に出るところで再びダレスが勝負を挑んできます。

HPはそれほどではないものの、攻撃力が高くてちょっと苦戦しました。

主人公はそれなりに耐えれる体力(LV22)でしたが、このレベルで作れる仲魔だと結構なダメージを食らいます。

回復役だったベスちゃんがいないのが痛いので、ディア(単体小回復)やメディア(全体小回復)が使える仲魔は必須かと。

あとはダメージ分散用に1,2体と、できれば短期決戦で臨みたいので、タルカジャ持ちがいれば尚良し。

 

序盤だとジャックランタンがタルカジャ持ってます。

 

適当に組み合わせてたら、このアピスができてタルカジャとメディアどちらも使えてお得と思ってましたが、その後、補助魔法と回復魔法は別々に持ってないと効率が悪いな、と思いました。

 

 

 

 

 

旧水道橋

旧水道橋のダンジョンからは「ナジャ」という妖精を仲魔にするかしないかのどちらかで収容所へ向かうことになります。

①ナジャを仲魔にして進む

  • メリット  ➡ ナジャはLV30とおそらく主人公よりも高レベル悪魔。でも仲魔になる。
  • デメリット ➡ この広いダンジョンをほぼ丸一周するルートになるので疲れる。

額にリボンを付けた活発そうな褐色の少女の姿をした妖精です。

 

彼女は主人公に一目惚れし、有無を言わさずに仲魔になります。

また、仲魔にすると収容所へ通じる通路へとワープで連れて行ってくれます。

(収容所B1Fのヒロコ房側に直接出るルート)

②ナジャを仲魔にせずに進む

  • メリット  ➡ 収容所までの経路を大幅にショートカットできる。
  • デメリット ➡ 妖魔ヤヌスとのバトルがある。

(ファクトリー発掘現場の最下層口から収容所の裏口へ向かうルート)

 

突如現れた瞬間的ヒロインキャラのナジャ…仲魔にしないというひねくれ精神は無いので、もちろん仲魔にするルート進みます。

ちなみに、ヤヌスを倒して先に進まず、戻ってナジャを仲魔にして進むというどっちもルートも可能です。

あんまりやる意味無いと思いますけど。

敵に天使系が出現し始めると、なんだかワクワクします。

ザイン

ヒロコが収容されている房の直前で、「1人目」のザインが立ちはだかります。

彼は、目加田曰く『最も優れたチカラを持つ』との事。

それなりに強敵ですが、ナジャがいるのでかなり有利に戦えます。( 主人公のLV23、ナジャLV30 )

なので個人的にはダレスの方が苦手です。

なんかケリ技が多い。

 

ザインに勝利!

 

センターに忠実だった最強のテンプルナイトであるザインですが、彼は以前から何かが心に燻っていたのでしょうか、主人公に敗北したことで、「法は絶対」だったのが、「間違った法は直さなければならない」とセンターに反旗を翻す決心をします。

 

『僕は自分のなすべきことをしようと決めた。』

 

ザインが去った後ヒロコに再会しますが、明らかに以前と様子が違います。

主人公の事は認識してますが、「あなたに用はないから帰って。」とか言われます。

どうやらセンターは彼女に洗脳処置を施した模様。

 

ここでナジャの登場です。

ナジャによると、主人公はヒロコの事が好きみたいです。

選択肢が表示されますが、どちらを選んでも「好き」と決めつけられます。

まぁ妖精さんが言うんだからそうなんでしょう。

そしてナジャは主人公の事が好き。

主人公に自分の事を好きなってもらいたいナジャは考えました。

 

 

 

 

と言って、ヒロコと合体します。

 

なかなかカオスな考え方ですが、合体後ヒロコはただ正気に戻るだけでなく、能力値が全部+1される上に、ヒロコはヒロコの人格のままで一切ナジャは出てきません。

ヒロコ:ナジャ = 10 : 0 の割合での合体。

 

ヒロコのことを乗っ取りかねないカオスっぷりの思考回路のナジャでしたが、実際はまったくの逆です。

まさに純愛。

 

全てを捧げるこの献身は、主人公にとっていつまでも忘れられないものとなるのは確かでしょう。

 

ともあれ、やっと回復役が帰ってきてくれました。( 主人公のLV23、ヒロコLV18 )

地下世界

ヴァルハラ消滅

ヒロコ救出が成功し、目加田に会うためにヴァルハラへ向かうも、ザインが登場しこう言われます。

 

 

飲み込んだのは、アバドンという悪魔です。

 

しかもそうさせたのはセンターで、どうやら千年王国の実現に向け手段を選ばなくなってきたとのこと。

後でザインはセンターの批判演説をしてますが、それによると、ヴァルハラがこうなったのはもう用済みになったからとのことです。

ヴァルハラの一番の特徴はコロシアムで優勝した者はセンター市民になれるというところ。

街の人の話によると最近はコロシアムの開催回数も減ってきたとのことなので、つまり、センターが必要としている優秀な人材の数が確保できたということなのかと。

カジノやディスコといったどう見てもセンターが嫌いそうな部分が許されてきていたのも、コロシアムでの人材確保さえ完了できればよかったので許されていた、というか、どうでもよかったという感じでしょうか。

そして、残りのエリアも用が済んだらヴァルハラと同じ運命をたどることになるとも。

 

それにしても、悪魔を嫌うセンターがこの暴挙を悪魔にやらせるとか、ロウの理念は一体どこへ?

ここが、このセンターという組織の本性が露わになった瞬間であります。

 

当面の問題としては、ヴァルハラのスラムで主人公とヒロコを待っていた目加田にもう会えない、つまり目加田の話そうとしていた真実とやらが聞けなくなったということです。

ただ、ザインの言い方だとアバドンのいる場所がわかれば、あるいは…、というニュアンスだったのが希望です。

その場所が地下世界です。

 

ちなみに、ヴァルハラが飲み込まれたおかげ、と言うと感じ悪いですが、以前仲魔になってくれたマダムの所のケルベロスが再度ここで仲魔になってくれます。(花田捜索の際、マダムがケルちゃんを貸してくれました)

ケルベロスによると、マダムを助けることはできなかったが、館からは何とか脱出できたようです。

ここでもやはりレベル無視で仲魔になってくれるので、圧倒的戦力として活躍してくれます。(魔獣ケルベロスLV43)

※ザインとの会話後、振り向いて少し進んだところでケルベロスの仲魔イベントがあり、仲魔枠の空き無しだと選択の余地なく去って行ってしまうので要注意です。

地下世界メインエリア

ヒロコ救出の際に経由した地下世界(ヴァルハラ~センター間通路から)は旧水道橋の限定エリア(地下7F程度の深度)でしたが、これから向かう地下世界は地下60F相当という深度の場所となってます。

それだけの深さに通じている特殊なエレベーターなんてどこにあるんだという感じですが、その場所というのが実はホーリータウンの大教会なのです。

メシア教の象徴たる大教会が、過去のカオス世界に通じているという皮肉。

今まで地下へ行けなかったのは全身を防毒スーツ的なやつで覆った姿の盗掘者が道を塞いでいたからです。

ゲーム内ではコイツらはなぜか「ストーカー」と呼ばれてます。

響きがすこぶる悪い名前。

コイツらはボッタクろうとしてきたり、自分達のナワバリを主張するかのように道を塞いだりしてるよろしくない連中ではありますが、ゲーム後半では重要アイテムを売ってくれるのであまり文句は言えません。

ここではエレベーター前を通せんぼしていたストーカーはいなくなってますが、代わりにまたダレスが戦いを挑んできます。

強化版ダレスとなってますが、こちらも回復役のヒロコも戻ってますし、ケルベロスを仲魔にしている場合はさらに余裕です。( 主人公のLV26 )

 

ダレスまた逃亡。

 

しつこい。

 

この辺の気になる悪魔

「妖精バンシー」

地下世界でまず訪れる旧新宿とか、次の次ぐらいに行くことになる旧六本木などで出現します。

アイルランド、スコットランドに伝わる妖精。

人の死を予見しその人の近くに現れ、その死を想って泣く妖精で、女性の姿をしており、基本的に美女なんだとか。

なんだか恐い雰囲気してますが、人に害を与えることはないそうです。

ゲームではたまに一撃死になる呪殺魔法ムドを集団で使ってくることもありますが。

 

このグラフィックの使いまわしで幽鬼グーラー(LV16)、とか鬼女カリアッハベーラ(LV38)とかがいますが、顔が隠れているのはバンシーだけです。

ちなみにグーラーは女性版のグールでやはり美女だそうです。

 

顔が隠れていること自体がかなり魅力的ですが、それをあえて外してみました。

 

 

 

 

 

 

もうちょっとオトナっぽくする予定だったのが、こんな感じになっちゃいました。

 


 

※以降の記事は、絵が描け次第随時追加していきますので、気長にお待ちくださいませませ。

真・女神転生Ⅱ


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