PS 1999年12月 発売:エニックス 開発:トライエース 売上:65万本
PSP 2006年3月 発売:スクウェア・エニックス 開発:トーセ 売上:24万本
スマホ版 2018年3月 / PS4・PS5 2022年12月
[CERO:B(12才以上)]
チャプター0 / アリューゼ / 地図1 / ジェラード / アルトリア山岳遺跡
チャプター1 / ラウリィ / ベリナス / ゾルデ地下墓地
チャプター2 / ロウファ / 夢瑠 / 洵 / サレルノ実験場跡 / ネルソフ湿地帯
チャプター3 / カシェル / 那々美 / ローム丘陵のカラクリ屋敷 / ブラムス城
チャプター4 / エイミ / ジェイクリーナス / サッカス浸食洞 / 暗黒塔ゼルヴァ
ロレンタ / レザード・ヴァレス / レザード・ヴァレスの塔

北欧神話に登場する半神「ヴァルキリー」を主人公にしたRPG。
久しぶりにやったら面白かったので記事書いてましたが、さすが名作RPG、書く事が多かった。
「多かった」というかまだ書いてる途中ですが。
なんだか早く絵が描きたかったので、とりあえず主人公のヴァルキリー描きました。
こんな感じになりました。
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とりあえずヴァルキリーというか、これが描きたかったというのが本音です。
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登場キャラクター&ダンジョン
神界
レナス・ヴァルキュリア
このゲームの主人公で「魂の選定者」。
人間の歳に換算すると23歳。(北欧神話の神々は不老不死ではないのです。)

オープニングのオーディンのセリフからわかるのが、ヴァルキリーは神界に3人(「運命の三女神」)いて、その中でも最も神格が高いのがこのレナスとの事。
「ヴァルキリー」は「ワルキューレ」の英語読みなので、この2つは同じ者であり、例えば「ワルキューレの冒険」だとかできゆこうは妄想でキューティーなワルキューレ像をイメージして描いたりしてましたが、レナスは全くそういう感じではなく、超クール。
ゲーム中、全編通してシリアスです。
悪者に対して怒りの感情を表すことはあっても、笑ったり、照れたりみたいなのは基本的には無いです。もちろんギャグも言わないです。
口調もクールどころかむしろ冷たい感じですが、その分何かとカッコ良いです。ボス戦の前のセリフとか。
銀髪で、蒼穹の鎧を身に付け、白布のスカートはたまにフトモモが見える感じの着こなしで、これぞまさしくヴァルキリーと言わんばかりの姿なのがイイ。
個人的には「ワルキューレの冒険」以来のヴァルキリー像です。
オーディン
アース神族の最高神であり、ヴァルキリーの創造主。
実際の神話ではアース神族と巨人族とのハーフですが、ゲームでは人間とエルフのハーフである「ハーフエルフ」という種族設定です。
それだと神サマじゃないじゃんと思わされますが、このゲームにおける「エルフ」というのは「神の器」という存在の為、一応は神サマではあります。
オーディンがハーフエルフであるという設定は、現在オーディンが一番エライ神様であることに大いに関係しており、その為下界ミッドガルドにてそのエルフの存在に注目している人物もいたり。
オーディンは、策を弄することに長けており、ただ神界でふんぞり返っているだけの存在ではなく、ラグナロクに向けて実はこっそり仕掛けを施したりもしてます。
ちなみにこのゲームにおける「ラグナロク」は実際の神話とは少々違って、アース神族のライバルであるヴァン神族との雌雄を決するバトルを言います。
フレイ
常にオーディンの傍らにいる上級女神で、レナスの友人でもあり、このゲームの進行・案内役でもあります。
なんかヘンな帽子被ってる美人。
チュートリアル的な感じで、最初のダンジョンだけ同行してくれます。
レナスの事は本当に友人と思ってますが、レナスの「封印」について実は彼女も絡んでおり、悪巧みというわけではないですが、敬愛するオーディンの為、また神界の為、致し方なくやってるという感じもなくはないです。
ちなみに人間の事は戦争の道具としてしか考えていないタイプです。
チャプター0
エインフェリア
ヴァルキリーに選定された戦士を実際の北欧神話では「エインヘリヤル」と言いますが、それと同義で、ゲームでは少し呼び方をアレンジして「エリンフェリア」と呼び、「仲間」の事を表します。
チャプター毎に1人か2人、エインフェリアとして選定する際のサイドストーリーがあり、フレイが最初にやり方を教えてくれますが、「精神集中」をする事でイベントを発生させ、キャラクターがどのように死ぬのかを見ることになります。
なので、必然的にストーリーが悲哀に満ちてるものが多くなり、たまに泣けます。
アリューゼ
自分の背丈よりも長く、そして太い大剣を軽々と操るアルトリアの傭兵。26歳。
チュートリアル的な部分であるチャプター0で仲間になることもあって、おそらく大抵の人が最後までレギュラーで使うであろうとても頼りになる戦士キャラ。

正攻法で戦って彼に勝てる者はいないと噂される戦いの天才であり、そして本人も楽しいから傭兵をやっていると言い放ちます。
彼には「ロイ」という弟がいますが2人の会話でわかるのが、形が残る事が下らないと考えるその日暮らし的な兄に対して、形が残る「絵」を描く事で満たされていると感じる弟、という性格の違い。

ロイは足が少々不自由で、おそらく肉体労働はできない体であり、その為アリューゼの稼ぎに頼っている状況ですが、その稼ぎはアリューゼが戦争で人を殺した結果手に入ったものであり、人殺しを容認しがたいロイはその狭間で揺れているものと思われます。
アリューゼの住むアルトリアですが、ここは西のヴィルノアと東のクレルモンフェランという2つの軍事大国に挟まれた弱小国家で、いずれ侵攻してくるであろう両大国に対抗する為に傭兵をかき集めているのが現状。

蛮族やモンスターに攻め入れられた際には、自国の正規兵だけで太刀打ちする事もできず結局傭兵であるアリューゼらに頼り、その後の論功行賞で本心では見下しているその傭兵に対して、さもあらんと褒美を賜ったりする行為に、アリューゼは一笑に付して国王を皆の前で侮辱します。
ジェラード
アルトリアの王女。14歳。

かなりツンツンしている世間知らずの典型的なおてんば姫。
エインフェリアでは彼女は魔術師なので、パーティに最低でも一人はいた方がいい魔術師キャラクターですが、最初に仲間になったこともあってきゆこうは彼女を一番よく使いました。
口癖は「万死に値するぞ!」。
皆の前で国王を侮辱したアリューゼに怒り心頭で、重臣のロンベルトにたしなめられるも、おさまりのつかない彼女は自らアリューゼを陥れる作戦を考案します。
髪型を変えて、帽子・メガネを着用して、変装完了。
そして仕事の依頼をするフリをして、アリューゼの元へ自ら単身乗り込みます。
と言っても世間知らずなお姫様、かつ思慮も浅いのでうまくいくはずもなく、結局本人は気付かないままアリューゼに正体はバレてしまうことになるのですが、父王の怨みを晴らす為、まだ子どもであり、ましてや王女という身分でありながら、一人で乗り込んできて何かしら企みを実行しようとしている様子がアルトリア国王より遥かに立派な精神を持っていると感心し、アリューゼは彼女に少し心を許します。
異変
わけあってジェラードは作戦途中で一旦城へ帰りますが、アリューゼは本業である傭兵の仕事に出かけます。
同じく傭兵であるバドラックとともにある荷物を運ぶ際の警護の仕事を引け受けるわけですが、順調に道程の半分が過ぎた頃、アリューゼたちをなぜか追いかけてきたアルトリア騎士団。
追い付いた騎士団が荷物を検閲すると中から気を失ったジェラード王女が。
荷が何なのかを知らなかったアリューゼは事の重大さをすぐに理解し、一旦姿を隠す事にしますが、なぜか荷馬車の方から聞こえてくるのは騎士団の悲鳴であった。
戻ってみるとそこにはさっきまではいなかった魔物の姿が、そしてその周りには騎士団員らの死体。
瀕死の兵士によると、
「ロンベルトから預かった薬を飲ませたら王女が魔物の姿に…」
この世界には「グールパウダー」という、人間をモンスターに変える薬があって、ネクロマンサー(妖術・死霊使い)が好んで使うとされています。
ゲーム後半の方でも利己的な理由で使われたりするよろしくないクスリです。
「ロンベルト」という人物は実はヴィルノアのスパイで、そしてネクロマンサー。

吉田鋼太郎ではない。
ジェラード王女を誘拐して人質にし、アルトリアを言いなりにするつもりでしたが、作戦失敗に備えてこのような凶行手段を保険にしていた、というのが大まかな顛末です。
当の王女は魔物化しているので、その後消息不明となり、この場にいる者はその魔物ジェラードが皆殺しにするので、全ての証拠が隠滅され、ロンベルトが首謀者であることもバレないという寸法。
バドラックは魔物を見てとっとと逃げ出しましたが、つい先日の王女との関わりもあったアリューゼは逃げるという選択肢は取ることができず、しかし、この魔物ジェラードには勝てる可能性はほぼ無いという状態のまま対峙。
そこへ現れたヴァルキリー。

ヴァルキリーと共に魔物ジェラードを倒したアリューゼは、ロンベルトへの逆襲を誓います。
この時点でヴァルキリーとしては当初のエインフェリア候補であるジェラードの魂に触れることができたので、このまま帰ってもよかったのですが、ジェラードの願いもありましたし、ロンベルトの所業も見過ごせないと判断したのか、ロンベルトの元へ向かったアリューゼを追うことにします。

ロンベルトはベテランネクロマンサーなので、アリューゼをいとも簡単に魔術で自由を奪います。
そこへ再度ヴァルキリー登場。
アリューゼを助けるというより、ロンベルトに対する断罪として戦う事になります。
ヴァルキリーはエインフェリアの選定だけでなく、魂を冒涜する者を断罪するという役割も与えられているのです。
ロンベルトを冥界送りにしたアリューゼですが、はたから見るとアルトリアの重臣を暗殺した国賊なので、その後兵士が彼を捕らえようと(誅殺しようと)しますが、ただの人間に負けることがない無敵のアリューゼ。
そこへ登場したのが彼の恩人でもあるアルトリアの騎士団長でした。
「アリューゼ、私にも剣を向けるのか?」
恩人に剣を向けるわけにはいかず剣を捨てるアリューゼ、かといってこんな所で捕まるぐらいなら…ということでアリューゼの取った行動が…
自刃。
この少し前にアリューゼは、「死者の魂を選定する者」と「死神」の違いは何か?という問いをヴァルキリーに投げかけてます。
ヴァルキリー曰く、死神はその者に終焉をもたらすのみであるが、ヴァルキリーは道を作ることができるとの事。
であれば、もはや道なき現世よりも、ヴァルキリーやジェラードと共に作られた新たな道を進むのも悪くないだろうという感じでエインフェリアになります。
つまり、アリューゼは本来の予定にはなかった被選定者だったわけです。
それとも、これも後に判明する「因果律の流れ」の内だったという事なのでしょうか。
アルトリア山岳遺跡
エインフェリアが加わったら、神界へ送る為の特訓開始です。
特訓と言う名のダンジョン攻略です。
「精神集中」(スタートボタンで実行)ではエインフェリアイベントの他に、不死者の巣窟となっているダンジョンの場所が特定できます。
ここでエインフェリア達と共に戦い、レベルアップしつつ、かつ不死者を屠るという、ヴァルキリーの役目を一石二鳥で仕上げる事ができるわけです。
この「アルトリア山岳遺跡」は、チュートリアル的なものなのでカンタンですし、ダンジョン内での色んなアクションについてはフレイがその都度教えてくれますし、ヴァルキリーとフレイ、そしてアリューゼとジェラードの4人体制での本格的なバトルのやり方の練習場にもなってます。
他にもヴァルキリーが飛ばす事ができる「晶石」という氷の塊みたいなやつはゲームが進むにつれて多様な使い方が要求されるので、少しずつ覚えていくべしです。
BOSS:エルダーヴァンパイア
バトルのまとめとして、ボス戦だけはフレイが不参加となります。彼女は強いので。
初のボス戦なのでドキドキしますが、ここは思う存分連携技を出すところです。
最初なのでテキトーでOK。
ちなみに撃破後に出現するアーティファクトの一つ「宝剣グリム・ガウディ」は、後で登場するドラゴンゾンビ対策用に、献上せずに持っておいた方がいいです。
きゆこうは主神さまの為に!とせっせとアーティファクトを献上してたので、この武器が無くて後で苦戦しました。
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チャプター1
ここからが本格的にゲームのスタートです。
ワールドマップは、出現している場所なら空中をひとっ飛びで行けます。
ちなみに神界はラグナロクに向けて神同士の戦争がすでに始まりつつありますが、人間の住む下界もやはり戦乱の最中です。
いつの世も人間は戦争してますが、下界が戦乱の渦中であるのはヴァルキリーにとっては都合がよいとも言えます。
なぜならエインフェリアにするには死者でなければならないわけで、候補者が多数出るからなのですが、これは単なる偶然なのでしょうか。
クレルモンフェラン
ラウリィ
臆病で気弱な青年兵士ラウリィ。18歳。弓闘士。

彼にはミリアという美人で高貴な家柄の恋人がいます。
見るからに臆病そうなラウリィと、なにやら品格すら漂うミリアというなんだか不釣り合いな感じの2人ですが、今度の戦争から帰ってきたら結婚する約束をしているちゃんとしたカップルです。

言っても、クレルモンフェランは軍事大国。
戦争からは、おそらく無事帰って来れるだろうと楽観視していましたが、帰って来たのは空っぽの棺でした。
遺体にすら会えない、というか遺体が無いので本当に死んだのかどうかも確認できない。
もしかしてどこかで生きているのかも…と、絶望的な希望にすがるミリアの心はもはや壊れかけです。
意外に温情のあるヴァルキリーはラウリィに最後にミリアに会わせようとしてくれますが、当のラウリィは「言葉が見つからない。何も言えない」とか言って、会おうとしません。
そこでヴァルキリーは言います。
「わからないのか?彼女の想いが… 時が止まっているのが。
お前が彼女を殺しているのも同然だ。
飾る必要などない。自分ができることをやればいいのだ。」
ようやくラウリィはミリアに最後のお別れに向かいます。
「ごめん。僕はずっと見守っているから…。」
ラウリィの死を受け入れた彼女は、少なくとも希望と絶望の間を彷徨う生き地獄からは抜けだす事ができるかと思います。

独りごちるヴァルキリーさん。
ちなみに後で、2人が結婚の約束をした場所に行くと、想い人の無事を願って密かに身に付けるという首飾り「戦乙女のペンダント」(闇-50%・RDM+20)を発見できます。
ラッセン
ジェラベルン領に属する衛星都市。商業が盛んで、特に奴隷売買が活況。
ベリナス
ジェラベルンの貴族出身の近衛兵長。37歳。剣士。実直。

部下からの人望と信頼が厚い、できた人間です。
全般的にできた人間ですが、彼は使用人である「阿沙加」を愛してしまいました…
妻がいるにも拘わらず。

阿沙加はベリナスに拾われた恩もあって、彼を深く敬愛していますが、愛人であるとかそういう関係ではなく、ベリナスの気持ちが妻よりも阿沙加の方に強く向いているといった感じ。

ベリナスは立場もありますし、おそらく表面上はちゃんとした夫婦をしていたことでしょう。
しかし女のカンは鋭いのです。
妻は夫が阿沙加に強く惹かれている事を悟ってしまいました。

妻の嫉妬はベリナスではなく阿沙加に向けられます。
呪法「ヴェリザの方陣」。
妻が行ったこの悪魔の契約により、阿沙加は魔神ヴェリザの生贄として命を奪われます。
そしてその代価として、契約者である妻も死亡。
ベリナスはヴァルキリーに阿沙加を何とか助けて欲しいと懇願します。

「換魂の法」ー 生者の命を代償とし、死者を蘇らせる魔法。
何だか黒魔術的な響きがしますが、これによってベリナスは死亡、代わりに阿沙加は蘇ります。
はて… 愛する人を蘇らせて、自分が死んでしまうってのもどうなんでしょう。
ちなみにその後ベリナスの家は所有者不在となるので誰もいなくなります。
阿沙加は使用人なのでもう出て行ってしまってるのでしょうが、どこで何をしてるのかちょっと気になりますね。
あと、阿沙加の寝室にある「押し花」(毒-90%)は、ストーリーの中に出てきた野花でしょうか。
ゾルデ地下墓地
街の移転に伴って放棄された地下墓地。
霊を鎮める為のアンクが不死者により取り除かれてしまっている。
BOSS:ドロウシャーマン×2体 / ヴァイオレントエイプマン×1体
このダンジョンの注意ポイントはこのボス戦だけです。
「ヴァイオレントエイプマン」という大層な名前のカチカチゴリラを前衛に盾として置き、「ドロウシャーマン」という魔術師タイプの2体が後衛から魔法で攻撃してきます。

まだ未熟なヴァルキリーたちにとってこの魔法攻撃が思いの外厄介で、まだ攻撃のコンボがヘタクソだったきゆこうはいきなり苦戦を強いられました。
バトル中にヴァルキリーが、先にゴリラを倒した方がいい、とか、システムがヴァルキリーに弓を装備させて後衛を攻撃しましょう、と教えてくれますが、ドロウシャーマンの魔法「ファイア・ランス」が激しくてあっという間にヴァルキリーがやられます。
いくつか持っていたユニオン・プラム(復活アイテム)で何とかしのぎながら、ジェラードの魔法「バーンストーム」で何とかドロウシャーマンを倒す事に成功、と言った感じでした。
あと、ゴリラはのんびり倒せばオッケーです。
ゲームに慣れてきた頃に思いましたが、「フェザードティアラ」(ヴァルキリー専用装備)という防具を生成して装備すれば、炎属性ダメージが−50%になるので、これを装備させておけばもっとラクに倒せたかなと思いました。
各ダンジョンのボス戦後は大体3個のアーティファクト入り宝箱が出現しますが、ここではその内の一つ「青灰色の首飾り」は献上せずに持っておいた方がいいかと。
レベルアップ時のキャパシティが+100追加されて、スキルが効率良く習得できます。
しかし、きゆこうはこの時主神様の為に!と全部献上してました。
チャプター1のまとめ地図
チャプター2
アルトリア
ロウファ
金髪イケメン斧使い。20歳。兵士。情に厚い。

チャプター0でアリューゼがレッサーハルピュイアと戦った時に加勢してくれたあの彼。
アルトリア政府は、自害したアリューゼに代わって、その大罪を彼の弟であるロイに償ってもらう事を決定した。
ロウファはアリューゼという人物が何の意味もなくロンベルトを殺害し、その上ジェラード王女にまで手を掛けたなどという暴挙をするはずがないと頑なに信じています。
しかし、彼の父はアルトリアの要職に就いている人物であり、状況証拠からアリューゼが全て仕組んだ事として認めざるを得ない立場にあり、(父はアルトリアの騎士団長で、アリューゼの恩人。チャプター0でロンベルト戦後に登場したあの人)ロウファもそんな彼を父に持ち、かつアルトリアに忠誠を誓う兵士という立場上、アリューゼの犯したとされる罪を認めざるを得ません。
アリューゼは絶対に犯人ではないと信じてるのに犯人とされている上に、すでに死んでいるからと言って、その弟を代わりに処刑するという不条理を到底受け入れる事ができない彼は、ここで運命の選択をする事になります。

ロウファの回想によると、アリューゼはその昔アルトリアの正規兵だったのでしょうか、彼に戦闘訓練をしてもらっているロウファ。
アリューゼという天才の指導に対して弱音を吐くロウファに、自分が天才だから強かったのではなく、自分の好きな道を進んだ結果強くなり、それを見た人が勝手に自分を天才と呼ぶようになったのであって、アリューゼにとって天才と呼ばれる事は、それを言ったヤツが自分の弱さに言い訳をしているだけであるとの事で、天才と言われる事を嫌悪しています。

ロウファにとってアリューゼは絶対追い付く事のできない尊敬の対象でしたが、彼の死後ロウファは、城外の仲間(カシェル)が言った、アリューゼは「特別」との言葉を激しく否定します。
その言葉はおそらくもともと自分が言っていた言葉かと思いますが、先ほどの「天才」やこの「特別」という言葉をして、一見するとアリューゼの一連の行為(ロウファは何か意味があっての行為だと思っている)を真似て、ロウファが政府の決定に盾突くという行為をしようとしている事に対するカシェルの見解の違いを表現しているようですが、ロウファにとっては実は単純にプレッシャブルな事だったのではないのかと。
アリューゼは死に際に、どうせこの世に未練などない、と言ってましたが、体の不自由な弟がいながらそう言ったのは、つまり、ロウファやアルトリアという国自体にその存在の価値を委ねたという意味合いもあるのかなと。
彼とて、自分が国賊とされ、自害したらその後自分の弟が何かしら罪を押し付けられる事はわかっていたはず、とロウファ。
アルトリア政府は結局ロイの処刑を決定した事で表面的な体裁を保つ事を重視する保守的な価値観しか持ちえない、アリューゼ的には予想通りなものとなりましたが、ロウファについてはアリューゼの意思を汲み取っての事なのか、あるいは「お前は風に吹かれっぱなしの草か!」と言われた事からくるプレッシャーによるものなのか、自分の名前の中にも含まれる「LAW」の枷を断ち切る事を決心するに至ります。
アリューゼは決してロウファに後を任せたと言ったわけではないですが、ロウファからするとここで逃げるわけにはいかなかった、自分が本当に成すべき事は何なのか、それがようやくわかった瞬間でもあります。
その後は何も描かれずエインフェリアになっているので、ロイを逃がした後、その罪で処刑されたか、アリューゼと同様に自害したのだと思われます。
ちなみにロイは、先ほどのロウファの城外の仲間であるカシェルとセリアに保護されています。
海藍(ファイラン)
大陸南西の端に位置する島国「倭国」。他国との交流がなく独自の文化を発展させている。
雰囲気としては沖縄のような感じ。
夢瑠(ユメル)
人魚と人間のハーフ女子。16歳。明るい。エインフェリア時は魔術師。

彼女は「玉瑠璃」を求めて、いざ倭国へ。
倭国の「玉瑠璃伝説」ー ”それを見つけると願いが一つ叶う”
倭国上陸の為、遭難者を装って一隻の漁船に乗せてもらいます。

その漁船に乗っていたのはとある父子、息子の方の名は「賦之(ふゆき)」。
賦之は歳も近く、活発でカワイイ夢瑠にだんだん好意を持つようになります。

一旦港へ戻った一行ですが、夢瑠の要望で都へ。
行く宛が無いと言っていたにも拘わらず、都へ行きたいと言った夢瑠に対し、賦之の父はその理由を優しく問いただします。
夢瑠の目的は、父親に会う事。
父の名を言うと、それが珍しい苗字だった為賦之の父はすぐに、それが倭国の「項将軍」である事がわかります。
しかし、その将軍はもう亡くなったと語る賦之パパ。

数年前まで倭国は人魚族と玉瑠璃を巡って戦争をしていて、その際に項将軍は海に落ちて死んだと思われてましたが、その後奇跡の生還を遂げます。
その後は人が変わったようにこの戦を和解させることに力を尽くし、その後病に倒れて死亡。
この話しから推測するに、項将軍は海に落ちた際に夢瑠の(後の)母親に助けてもらったのでしょう。
そして彼女と恋に落ちます。
夢瑠を宿した母親を残し、項将軍は倭国へ帰還。
そんな事があった将軍は、もう彼らと争う気にはなれず、双方の和解に尽力するようになったというわけです。
賦之パパと夢瑠の話を聞いていた賦之は、それでももしかしたら「項」違いの可能性も考え、「項」と言う名の人物を探し回りますが、夢瑠にもういいと言われ、最終的には放っておいて!とちょっとキレられます。

おそらく母親から倭国の将軍が自分の父親であると聞いていたのでしょう。
ついでに、玉瑠璃の存在についても、そんなものあるわけない!とヤケになって言い放ってしまいます。
どこかへ走り去ってしまった夢瑠を探して辿り着いた海岸には人魚姿の夢瑠が。
夢瑠の母は人間の子を産んだばかりに、部族の中で白い目で見られていました。
なので、彼女が死んだ時は誰も泣かず、夢瑠も泣きませんでした。いや、
泣けませんでした。
泣いたら自分も冷たい目で見られるからです。
今思えば、そんなの気にする必要は無かったのに…、と夢瑠。
それでせめて父親にだけは泣いてもらおうと思ってここへ来たのに、そんな彼ももう亡くなってしまっている。
玉瑠璃をもし見つける事が出来たら、こう願おうと思っていたようです。
「お父さんが、お母さんを嫌いになっていませんように。」
もう夢瑠にこの世の未練はありません。
そう思った彼女は、海藍の海に現れる大渦に身を投じます。
彼女が去った後、まばゆい光とともに現れた玉瑠璃。
玉瑠璃とは、互いの「心」と「心」が触れ合った時に具現化されるモノだったのです。
賦之にとってまたと無い、願いを叶える機会の訪れ。
彼が今叶えて欲しい願いは、彼女の無事、それとも彼女にここへ帰ってきて欲しい、そんな感じが普通でしょう。
しかし、夢瑠の事を本当に大切に想い始めていた賦之は涙ながらにこう願います。
「夢瑠が… 両親に会えますように。」


夢瑠は攻撃時に人魚の姿になるのが特徴です。なんかカッコいいです。
あと、定期的に指鉄砲でパキューンってやる動きがカワイイです。
洵(ジュン)
倭国の侍。21歳。イケメン。シスコン。

彼は目の見えない双子の妹「阿衣」の為に、目を治す方法を求めて旅に出ています。

倭国の「魔鏡窟」にて、鬼が何人もの人を殺してその両の目を抜き取っている、との情報を得たヴァルキリーは鬼討伐へ向かいます。
鬼は問いかけます。

実はこの「魔鏡窟」は少々特殊な場所であり、相手が人間であったなら、鬼の問いに対する答えはその人間の「今の全て」となるわけですが、ヴァルキリーは人に非ず。

一刀のもとに切り伏せられた鬼は、その真の姿を現します。
それは「洵」であった。
遡る事…
彼は旅の道中、鬼の持つ「魂玉石」という万病に効く薬の噂を聞きこの魔鏡窟へ。
鬼は洵に問いかけます。
「自分が死んで妹が生きながらえるのと、
妹が死ぬまでお前がそばにいてやるのでは、
どちらが妹にとって幸せなのだ?」
洵の答えは、
「俺は死なない!! 妹も死なせない!!」
妹の目を治したければ、自分の命と引き換えにこの「魂玉石」を与えようという取引を持ち掛ける鬼ですが、洵は鬼を見下しており、そんな下等生物が人間に取引を持ち掛けてきた事自体に苛立ちを覚え、ましてや自分の命がその代償など、到底受け入れる道理はないといった感じです。
そして、
力ずくで魂玉石を奪います。
その行為に対し鬼は、不敵な笑いと共に言います。

そう言い放った鬼は滅び、そこには新たな体を得た鬼が誕生します。
その鬼こそが洵でした。
「魔鏡窟」とはそこに入った人間の心を映し出す場所であり、鬼とはその器。
彼とて、何の代償も無しに全ての問題が解決できるとは思ってはいないのでしょうが、それが妹の事となるとちょっと我を忘れてしまいがち。
妹の為にと、全てを望む彼の強欲な心はまさに鬼の心。


俺は間違っていたのか…?
洵はとても妹思いです。
でも、ヴァルキリーに「歪んだ心」とまで言われているので、「思い」ではなく、「想い」いや…もはや「重い」です。
「恋」してる、と言えなくもないかも。
なので、妹の為なら人道を外れることも厭わないのではないでしょうか。
この度は相手が鬼でしたが。
シーンは阿衣に移り、それまで雨だったのが晴れ、虹も出ています。

阿衣が毎日欠かさずお詣りに行ってたのは、目なんて見えなくてもいいから兄に早く帰って来て欲しかったからであり、そんな妹の思いがわからなかった洵こそが本当の意味での盲目だったというわけです。
ちなみに洵は、阿衣が自分の無事を願って神社にお詣りに来る事を予想し、神主に妹が来たら渡して欲しいと「お守り」を預けていた事からして、決して阿衣の事を何もわかっていなかったわけではない事も伺えます。
「魂玉石」というものは実際には存在するわけではなく、これを「命と引き換えに受け取る」という行為こそが、洵が自身の「心の曇りを取る」という行為の比喩になっており、その結果、阿衣の目も見えるようになった、という事かと思われます。
物語の冒頭では降っていた雨が止んで、虹が出ているというのも、洵の心が澄み切った状態であることを表す比喩表現であるかと。
但し、鬼が言っていた(=自分で言っていた)ように、命を求めれば命を失うという理は現実にある理であり、洵は心の曇りを取り払った代償として、命を失います。
これももしかすると、鬼となった洵がそれが自体、もしくはその状態で妹の為にと幾人もの人を殺めた事で、死の代償がもたらされたとも言えましょうか。
目が見えるようになった阿衣ですが、一番見たかった、傍にいて欲しかった兄はもう帰ってきません。
…切なすぎる。
ヴァルキリー的には、盲目的とは言え、妹を思いやる心そのものについては、エインフェリアに相応しくないわけではない、と判断したのでしょう。
サレルノ実験場跡(「極彩色の楽園」)
かつてフレンスブルグの魔導師が植物に関する魔導実験を行っていた場所。
魔導師は既に亡くなっており、施設は廃墟と化している。
ここは所々大きなツタが行く手を阻んでますが、「魔導師の残したメモ」を頼りにそれを突破するというギミック攻略がカギになってます。
順番にあっち行ったりこっち行ったりする必要があるので、ここはマップと各地点のメモを書き出しておいた方がいいです。
きゆこうは頭の中で整理できなかったので、描きました
こんな感じ。

「ヒント」の所に「魔導師の残したメモ」があって、これを見ればギミックの内容がわかります。
「花」の絵の所が通れないですが、「酸の池」「黄色い花」「香水」を利用する事で通れるようになるというのが、大体の内容。
「強酸」は、枯らしたツタをしばらく復活させないようにするモノ。
そして攻略経路はこんな感じ(3枚)。
赤線通りに進むとアラ簡単。



BOSS:ハルピュイア
ヴァルキリーによるとこいつは魔の眷属だそうです。

「モンスター」ではなく、「悪魔」の類。
このダンジョンに放置された植物の放つ瘴気に引き寄せられた模様。
ハルピュイアにセリフは無いですが、神絶対のヴァルキリーは悪魔にかなり厳しいです。

「サンダーストラック」という全体攻撃が少々強めです。
魔術師などのDEMが低めのキャラはやられる事もあるかも。
ここで手に入るアーティファクト「聖杯」は原子配列変換で「生命の腕輪」に変わるのでもらっておくといいかと。
- 「生命の腕輪」➡ レベルUP時にDME+300
ネルソフ湿地帯
悪臭と瘴気に満ちた沼地。
そんな沼地には数々の不死者が生まれる。
BOSS:ドラゴンゾンビ
ここのポイントはこのボスだけです。

コイツは、
まともに戦って勝てる相手ではないヤツ。
コンボ攻撃も慣れてきた頃だし、まぁいけるだろうなんて思ってかかると攻撃した途端、絶望します。
現段階でコイツへの物理攻撃ダメージは、ほぼ「0」です。ガンバって「1」。
それもそのはずこの敵の防御力はこのゲームに登場する敵の中でも1,2を争うレベル。
ただ、名前が「ドラゴン」+「ゾンビ」と付くだけあって弱点がいっぱいあります。
このボス戦でも、アイテム「スペクタクルズ」で弱点を調べるべし!とシステムが教えてくれます。
表示される弱点は「炎」「雷」「聖」。
あと、ドラゴンなのでアリューゼの家で手に入る「ドラゴンキラー」も有効。
またチャプター0のアルトリア山岳遺跡で手に入る「宝剣グリム・ガウディ」も属性が「雷」なので瞬殺可。
きゆこうは何にも持ってなくてどうしよう、ってなりましたが、アイテム欄を見渡すと「ホーリークリスタル」を1つ持ってたので使ってみました。「ホーリー」っていう名前ですし。
そしたら一発で倒せました。
ホーリークリスタルの効果は、「聖」属性の全体攻撃で、魔法「クロス・エアレイド(聖)」のエフェクトが発生します。
これ持ってなかったらどうしたら良かったんだろうか。
ここで手に入るアーティファクト「ドライアドの樹皮」は頂いておく事がオススメです。
配置変換で「ディメンジョン・スリップ」にすると、敵シンボルをすり抜ける事ができるようになります。
ちなみにきゆこうは、相も変わらずここでのアーティファクトを全部主神様に献上しました。
チャプター2のまとめ地図
チャプター3
カミール村
アルトリア領の農村だが、統治はあまり行き届いていない為、戦乱に幾度となく巻き込まれ蹂躙されてきた歴史を持つ。
カシェル
お気楽重戦士。24歳。男。

性格は楽観的で大雑把。
シリアスな世界観がメインであるこのゲームの中では、かなり浮いた感じ。
彼は元々は7人の冒険者パーティで放浪の旅をしていましたが、現時点では訳あってその内の一人セリアと2人で行動しています。

ちなみにこの2人はロウファの友人であり、アリューゼの弟ロイを頼まれた時のあの2人です。
2人はある目的の為に旅をしてますが、その過程でおそらく路銀稼ぎとして仕事を請け負ってやって来たのがこのカミール村です。
仕事内容を推測するに、カミール村の住人が何モノかによって石化させられるという事件が発生した為、その原因を特定する為、目撃者を連れてきてもらいたい、といった感じでしょうか。
その為に渡されたのが石化を解除する薬が入った瓶、そして目撃者・証言者を連れて帰って来れたら一人につき報酬が支払われる、という具合。
しかし行ってみると、村人は全員石化後に破壊されており、元に戻す事ができない状態でした。

ゲーム内では「メドーサ」と言ってます。
「精神集中」する前にこの村を訪れると、イベント発生前の状況なので人々は普通に過ごしており、そしてよく見ると、事件の原因となる事をしようとしている人物が見受けられます。
それが、一人の少女です。
彼女は墓場にある建物の、絶対に開けてはならないという扉の前で、まさに今開けようとしているところなのです。
シーンは現在に戻り、カシェルらもその建物に行くと、ルーン文字(魔法効果のある文字)がビッシリと書かれた剣を閂(かんぬき)代わりにしているその扉を発見します。
中に入ると、
扉を開けた少女が石化した状態で、そこにいました。
つまり、この事件は子供のいたずら(開けてはいけない扉を開けてしまった)で起こった、偶然の災厄だったというわけです。
石化少女と他の村人との違いは、石化後に破壊されていないという事。

そこへ現れたのが今回の犯人「メデューサ」です。
でもメデューサと言っても、ここではそれほど「メデューサ」という部分はクローズアップされておらず、この村に大昔から封印されてきた「絶対悪」という存在として描かれてます。
少女が破壊されていなかったのは、メデューサの謝礼との事で、後で少女だけは石化を解いてやる予定だったんだとか。
但し、それは今から100年後の予定で。
メデューサはそう言うと、カシェルを不意打ちで殺害します。
石化を解く薬瓶を持っていたカシェルは、無我夢中でその瓶だけは割ってはならないと、死にゆく意識の中でさえ瓶を守ろうとします。
自分の死よりも、他人の生を優先する男、それがカシェルなのです。
結果、後日セリアは少女を元に戻す事になるのですが、カシェルが命を賭して守った薬のおかげで少女が生きているという事実が、よりカシェルの死を彼女に深く刻み付けるのでした。
ちなみに、カシェルの人物特性の中には「鈍感」とあるので、これがマンガなどで使われる際は「他人の好意に気付けない人」という意味合いがあるので、おそらくセリアはカシェルに好意を寄せていたんじゃないかなと思ってます。
さて、実はカシェルは瓶を実際に守ったかというと、それは少し曖昧で、カシェルの「瓶を守らないと」というその意識がヴァルキリーに響いたと言いましょうか。
実際に瓶を守ったのは、カシェルの死の瞬間に現れたヴァルキリーです。
彼の意図を汲んで瓶をそっと床に置きました。

カシェルのエインフェリアとしての資質は、そんな無邪気な善意だったんだと思います。

ちなみにメデューサのその後は描かれていませんが、おそらくヴァルキリーに成敗されたかと。(※追記:実はこの時点ではまだ成敗されてなかったりする。後述参照。)
カシェルは重戦士でアリューゼと同じタイプですが、どうやら彼はそのアリューゼに憧れて無理やり大剣を振り回しているようです。
戦闘中のセリフは軽口が多く、個人的にはシリアスなストーリーでもこういうのはやっぱ一人ぐらいはいていいんじゃないかなと思います。
海藍(ファイラン)
那々美
海藍の「昴后神社」の神主夫妻の養女。17歳。黒髪清楚な、まじめ頑張り屋さん。

でも、ちょっと臆病。
那々美のお話は、那々美が何らかの病気から回復したところから始まります。
風邪以上、重病未満ぐらいの病気。
この病気は、ここの神主夫妻の実の娘が原因、とわかるのはもう少し後です。
その娘の名は「美那代」。
故人です。
本来なら実の娘である美那代がこの神社の巫女の力を受け継ぐはずでしたが、亡くなってしまった為養女だった那々美が受け継ぐ事になりました。
(この神社では巫女の力を受け継ぐ際、祭壇から護神刀”竜仙”を賜る事で継承が完了する)
養父母は那々美を本当の娘と変わらぬ気持ちで育ててきたので、受け継がせる事に何の抵抗も無く、那々美もその気持ちに応える為、受け継ぐ事を強く決意しています。
しかし、その継承の儀を始めると、那々美に様々な厄が降りかかるようになったのです。
養母は、やはり正当な血筋を受け継いでいないのが原因なのでは?と言いますが、養父は、その考えには懐疑的な感じ。
那々美もこの厄をその身で感じる事で、自分が赤の他人である事を改めて実感しつつありましたが、それでも身寄りのない自分を育ててくれた養父母の事を本当に大切に思っているし、彼らの期待に応える為にも、美那代の代わりに自分がしっかりと力を受け継ぐと誓ったその気持ちに、血筋なんて関係ない、と決して心は折れませんでした。
「私は負けない。
力を受け継いで、もっと大切なものがあることを証明して見せる。」
そして、祭壇に祭られている”竜仙”の前に来た那々美の前に現れたのは…
美那代(の霊体)。

彼女は、うつろな眼をしたまま… おもむろに那々美に触れます。
そこへ現れたヴァルキリー。

美那代を、人に仇なす悪霊「迷い子」として祓おうとしますが、それを制する那々美。


那々美は先ほど触れられた際に、美那代が自分よりはるかに深い悲しみ、怒り、寂しさを感じている事を知ってしまいました。
それは死よりも深い…
自分の役目を果たす事無く、しかも親よりも先に死んでしまうという親不孝までした事で、この世に大きな未練を残してしまった美那代。
さらに自分とは血の繋がっていない人物が、自分の代わりを為そうとしている事に、嫉妬心を抱いてしまうのは必定。
美那代は意図して那々美に災いを起こしている風ではなく、無意識の内に竜仙に触れる者に災いを起こすという、呪いの元凶のような状態になってしまっていたのです。
那々美は決心します。

そして、
那々美が… ”竜仙”を手に、養父母の元へ戻ります。
物語はここで終了ですが、その後改めて、海藍(の昴后神社)へ行くと、「護神刀”竜仙”」(杖 / 魔攻が結構高い)を手に入れる事ができますが、それを渡してくれるのが那々美です。
…いえ、
那々美の姿をした、美那代です。
那々美は物語終了後にエインフェリアになってますし、竜仙を渡してくれる時のセリフ欄のところの名前も「美那代」になっているので…
つまり、
那々美は体を美那代に譲った、という事です。
当初の、血筋よりも大切な事を証明してみせる(他人の自分が竜仙を受け継ぐ)という決意を、那々美であって那々美でない体にしてしまうという思いもよらない形で達成できた、とも言えましょうか。
ところで、この「昴后神社」は洵の妹の阿衣がお詣りに訪れていた神社です。
ローム丘陵のカラクリ屋敷
かつて人体実験を行っていたカラクリ師の屋敷。
カラクリ師は処刑され、もう誰も住んでいないが今でも不気味な歯車の音が聞こえる。
回転する部屋
地味に迷った部分として、
この「回転する部屋」エリア内の、床の上をうっすらと水が流れている所ですが、ここは水流のせいでジャンプ力が落ちてしまい、目の前にある通路へ進めないかのようですが、床の端の木の枠あたりからジャンプすると普通にジャンプができ、通路に進む事ができます。木の枠部分は水が流れていない。
BOSS:キマイラ
三つ首のライオン的なやつです。
↓

これはおそらくカラクリ師が、色んな魔物を組み合わせて作った人造生物でしょう。
名前的にも。
これを見てヴァルキリーさんの感想がこんな感じ。

酷評です。
キマイラは毒、凍結、呪い、石化などの様々な状態異常を引き起こす攻撃をしてくるのが厄介です。
アーティファクト:
ブラムス城
このチャプターでいつの間にか出現していたダンジョンで、ただクリアするだけなら行かなくてもいい場所。
Aエンドを目指すなら、利用価値あり。
ブラムスは「不死者の王」で、後でわかりますがかなりの大物。

実はレナス(ヴァルキリー)や、その姉妹とも因縁の深い存在。
ここではその一端がわかるだけです。


ブラムスの頭上には、レナスと似たようなヴァルキリーの姿をした人が意識を失って捕まっているのが見えてます。

このセリフの前に、ブラムスと戦うかどうかの選択肢が出ますが、戦うメリットはほぼ無いです。
しかもかなり強いので、普通に進めてきた場合はまず勝てないかと。
ブラムスに会った時点で、Aエンド条件達成のメリットを享受できているので、通常は戦う必要は無いです。(あと、そのメリットを享受するにしても、できれば後半に来た方がいいです。)
ちなみに、ブラムスのその強さは向かい合ったヴァルキリーも察知しており、ブラムスが去った後はこんな感じです。

オーディンと同じぐらい強い!
この城は夜にだけ出現し、日の出と共に消え去る、という設定の為(ゲームではいつでも行ける)、城に入ると4分のカウントダウンが開始され、0になると強制的に外に追い出されます。
お宝がいくつかありますが、中でも「ユニコーンの角」が超優秀です。
次のチャプターになりますが、上級配列変換で「聖杖ユニコーンズ・ホーン」というめっちゃ強い杖にできます。
アーティファクトなので壊れる事も無く、大魔法が使い放題になります。
ちなみに、壊れる可能性がある杖でも大魔法さえ使わなければ、通常時の魔法で壊れることは無いです。
奇岩洞窟
カシェルのイベント後にカミール村から入れるダンジョンがあると知ったのはクリアした後で、この時は余ったピリオドをひたすらカラクリ屋敷でのLVアップに使いました。
なんかやたらピリオド余ってるなぁとは思ってましたが、こういう事でしたか。
ちなみに、メデューサが封印されていた場所が「奇岩洞窟」の入り口です。
その最奥にいるボスが「デモンサーヴァント」なる敵なのですが、ヴァルキリーの「生きていたか。あの娘に倒されたと思っていたが。」というセリフから、あの時点ではカシェルを殺して、姿を消しただけだったようです。
つまり、「メデューサ」というのは人間が名付けた名称で、正式名称が「デモンサーヴァント」という事になります。多分
そして、
いざバトルが開始すると、より上位の悪魔の姿に変身して、名前も「グレーターデーモン」に変わるのですが、という事は、デモンサーヴァントという存在は、このグレーターデーモンを人間界に召喚する為の仲介役的な意味合いで「サーヴァント」が付いているのかと。
あと、このグレーターデーモンは自信満々ですが、ヴァルキリーの足元にも及ばない弱さです。
チャプター3のまとめ地図
チャプター4
ヴィルノア
大陸北西部一帯を領土とする軍事大国。
領土内から発掘された「原初の秘宝」を軍事技術に応用し、大陸制圧を目論んでいる。
エイミ
竜になれる女戦士。25歳。武器は槍。声がシブイ。

カシェルやセリアらの7人グループの内の一人だった女性ですが、現在は一人で行動中。
いきさつは不明ですが、体内に「竜紅玉」なるものを持っており、竜になる事ができます。
なので、決め技では竜化して熱線を放って、一撃大ダメージを与えてくれます。
そんな彼女は、竜紅玉を所有していたが為に、ある人物に目を付けられてしまいます。
その人物はヴィルノアの魔導士ガノッサ。
彼こそが「原初の秘宝」を用いる事で、ヴィルノアを一大軍事大国にした立役者です。

彼はこの下界にあるとされる、神器「竜宝玉」を狙い、エイミを捕らえます。

それについてエイミに尋問しますが、もちろんエイミに答えられるはずもありません。
なぜなら、彼女が体内に持っているのは「竜紅玉」であって、ガノッサの望む「竜宝玉」とは全く別物だからです。

尋問は数日に渡ります。

残忍なガノッサは、答えようとしないエイミを最終的に殺害。
ヴァルキリーはそんな彼女を、エインフェリアに選定します。

エイミはヴァルキリーに対し、素朴な疑問を投げかけます。
「人の魂を戦力にしたいなら、問答無用でエインフェリアにすればいいんじゃないの?」
それに対してヴァルキリー、

神からの要請とは言え、やはり無理強いすると忠実な戦士にはならないと考えているようです。
(このエインフェリアの選定方法はレナスのやり方がそうである、という事が後でわかります。)
それを聞いたエイミは一つ頼みを聞いてもらう事を条件に、エインフェリアになる事を決心します。
その条件とは、グループの目的である、とある人物の居場所をメンバーに知らせる、というもの。
エイミは、強気な姉御風の口調キャラで、声優が折笠愛氏という事で、きゆこうの好きな声なので結構後半までメインで使ってました。
ショートカットがイケてます。
ちなみにガノッサですが、「竜宝玉」は神器であり、それを人間の戦争の為に利用しようとしたり、今回の様にその情報を求めて人を殺したりするのが、神を冒涜する邪悪な思想の持主としてヴァルキリーに見咎められ、目を付けられてしまいます。
クレルモンフェラン
ジェイクリーナス
アナゴくんの声を出す弓闘士。40歳。元クレルモンフェラン騎士団。
その厚い忠誠心から王の側近として、特殊任務要員として働いていました。

その当時、ある不祥事が公になりかけますが、彼は自身を犠牲にして騎士団の名誉を守るも、それに対して騎士の位の剥奪という謎の仕打ちを受けます。
さらにあらぬ噂まで立てられ、町を出ざるを得ない状態に。
それはつまり、全ての責任を転嫁されたというわけです。
それから10年… 彼は町に戻ってきました。
父を心配して。
彼の父は息子が騎士団になった事が人生最大の誇りでした。
それが一転、騎士の位剥奪とあらぬ噂。
彼は決して誹謗中傷が嫌で逃げ出したわけではなく、父を思っての事であり、ここにいるのは得策ではないと考え、町を出る事にしたのです。
しかし父を残したまま10年、それが気がかりだった彼はようやく町に戻る決心をし、戻ってみたものの、父はすでに他界。
そんな中、彼は偶然国の機密文書を盗み出そうとした敵国の密偵と遭遇し、文書を取り返します。
おそらくこれも国に対する忠誠心からくる行為だっただけなのでしょう、その機密文書を政府に届けに来ただけなのに、当時の事で復讐しにきたと勘違いされ、暗殺されます。
とにかく不運な人物。
しかし、ヴァルキリーは粋な物言いをしてくれます。


遠距離攻撃は魔術師一択でしたし、あとの3人は肉弾攻撃でガンガン行こうぜだったので、ジェイクリーナスはほとんど使いませんでしたよ。
サッカス浸食洞
魔導実験で生じた汚水の貯水池がある洞窟で、汚水から発生する瘴気に不死者は寄ってくる。
貯水池の水門は魔力で封じられていたが、長年の経過で魔力が薄れ、決壊しそうになっている。
攻略ポイント
ここはボスも、そこまでの道中もそんなに難しいものではなく、代わりにとても厄介なザコがいます。
それがコイツ。

まず「ライトニングボルト」がなかなか強力です。(後衛にいる時は使ってこない)
そして一番イタイのが「自爆」で、HPが半分になると使ってきます。(もしくは10ターン経過後)
味方全体に対し、大ダメージ。
以後登場する、この形の敵はいずれも「自爆」を使ってくるので、1ターンで1体を確実に仕留めるようにするといいかと。
暗黒塔ゼルヴァ
入り口に漂う鬼火は幻想的で、思わず誘われてしまいそうだが、まさにそれは不死者による暗黒の誘惑なのである。
攻略ポイント
まるで何かの体内のような雰囲気のダンジョンで、肉塊のようなものが一部進行を妨げたりしてます。
通過するには、単なるトラップのように見える、床に空いた「口」の中に一回落ちる必要があります。
ガンバって「口」トラップを避け続ける事によって、この条件になかなか気付けないというワナ。
BOSS:ヘル・サーヴァント×2体

コイツの持つ特技「蘇生」は、どちらか1体を倒すと次のターンで必ず使用してきます。
回数制限が無く、無限に使用しきて、また蘇生された方の体力は全快します。
なので、2体とも体力をギリギリまで同じように削り、同じターンで同時に倒す必要があります。

以後も、この形の敵がザコとして登場しますが、いずれも「蘇生」を使ってくるので、覚えておきましょう。
フレンスブルグ
大陸の南東に位置する魔術国家で、大規模な魔術学院を有している。魔術研究者の楽園。
魔術師たちが政治に深く関与している。
ヴィルノアやクレルモンフェランとは少し離れた位置にある為、戦乱の影響をあまり受けていない。
ロレンタ
フレンスブルグ魔術学院の学長。36歳。

36歳の誕生日、学院での誕生パーティー後、愛する夫が待つ家路につくロレンタ。
帰り着く直前、ある者の使い魔 (子猫) から伝言を言付かります。
「あなたの夫と二人でお待ちしております。」
夫を誘拐したのは、ロレンタのかつての弟子であった。
彼の名は、「レザード・ヴァレス」。
彼女の弟子だった者の中で最も優秀な人物でしたが、少々狂気をおびた魔術志向の持主だった為か学院を追放されています。
ロレンタは当初、学院を追放されたその恨みを晴らしにきたのかと考えますが、全く別の理由でした。
レザード・ヴァレス
狂気の魔術師。24歳。

元々優秀な魔術師でしたが、とある物を入手してからさらにその頭脳に磨きがかかっていったようです。
それによってか、「失伝した呪」と書いて「ロスト・ミスティック」と読む、何やらスゴイ魔術も使いこなします。

それにはヴァルキリーもビックリ。ロスト・ミスティックを使えるのはオーディンぐらいで、ヴァルキリーですら使えない魔法。
そんな彼がロレンタを呼び出した理由、それは…
ヴァルキリーに降臨してもらう為。
何の為かと言うと、
ヴァルキリーに会いたいからです。
彼はその昔、ヴァルキリーが降臨したのを目撃し、一目惚れしたのです。
会いたいというか、愛してます。
ヴァルキリーが人の前に姿を現すのは、魂を冒涜している者を断罪する時、である事は伝承としてこの世界の人は知っているので、レザードはそれを利用してヴァルキリーを呼び寄せます。
すでに準備は整えられており、ある人物にグールパウダーを飲ませてあります。
そこへ先ほどの、ロレンタへの言伝です。
やってきたロレンタは魔物化した、愛する夫に殺される
という寸法です。ジェラードの時と同じようなやり方。
計画通り事が運び、ロレンタがこと切れたまさにその時、魔物夫の首を一刀両断にしつつ姿を現したヴァルキリー。
レザードのヘンタイっぷりはヴァルキリーへの愛だけに止まりません。
正確に言うと、「神」としてのヴァルキリーではなく、「人」としてのヴァルキリーレナスを愛しています。
それが意味するところは、
「神の器」とされるエルフをさらってきて、それを媒体にしたホムンクルス、つまり魂が空っぽの人造人間を作ります。
それにレナスの魂を入れる事で、人間のレナス・ヴァルキュリアを作り上げようとしているのです。


この制作過程の知識は、世界の知である「賢者の石」(どこからか手に入れた)で得た知識を応用して考え出したものらしい。
彼の身勝手な欲望の為に、何人もの人間とエルフを犠牲にしたその行いに怒り心頭のヴァルキリー。

ちなみに、彼には後で大事な役目があるので、実際はこの後に突入するバトルに勝利しても「滅」どころか「死」にもしません。一旦引き上げて行くだけ
彼はヴァルキリーを諦める様子は微塵も無く、「また会いましょう」とか言ってきます。
そんな彼に対するヴァルキリーの言葉は、このゲームの真髄と言っても過言ではないかと。

最初の「オーディン」の人物紹介のところで触れてますが、つまり、レナスはオーディンがエルフ(≒神)と「人間」のハーフである事を現時点で知らない、という事です。
レザードが去った後、レナスは彼の言葉への疑問と怒りでヤケになって、自分と同じ姿のホムンクルスが入った培養器を叩き割っていきますが、最後の一体の前で手を止め、その場にヘタリ込んでしまいます。
そして、呟いたのが、
「なぜ…」
この「なぜ」の言葉の意味として考えられるのは、彼女にとって絶対に無いはずである神と人間との間の愛情の存在が、なぜあの男はここまでしてまで成立し得ると考える事ができるのだろう、みたいなのと、あとは、最後の一体が自分の幼女時代の姿だった事で、なぜこんなおかしな事をやろうとしているのか、なぜそういう知識を持つに至ったのか、とかそんな感じでしょうか。
ちなみに、PSP版だと幼女レナスがCGで再現されており、そうであるとちょっとわかりづらいですが、初代PS版の方で確認すると、培養器に入ってるホムンクルスは、成人、青年、幼児という感じで年齢の違う姿のものが並んでます。最初の一体は今のレナスにそっくりな感じ。
ところで、この壊さなかった幼女のホムンクルスが残っていたおかげで、後に起こるイベントの際に、レナスは魂を存続させる事ができた、というのが、皮肉な事にレザードのおかげとも言えます。
レザード・ヴァレスの塔
話は少し戻りますが、死んだロレンタの元へ現れたヴァルキリーは、その場でレザードと対面するわけではなく、このイベントがそのまま「レザード・ヴァレスの塔」(ダンジョン)への入り口となってます。
そして最後に待ち受けているのが彼、という具合です。
このダンジョンはこれまでより一段階難しめであり、かつ、最初の挑戦でダンジョンから出てしまうと、レザードがボスとして登場しないという事になるので、Aエンドを目指す場合はしっかりと準備してから挑戦すべしです。
➡ Aエンドに進むには、必ずレザードを倒す必要がある。
vs レザード・ヴァレス
ボス戦ではレザードの前衛に、「ドラゴントゥースウォーリア」が2体配置されてます。白っぽいタイプ

このタイプの敵は自分がやられると、敵のどれかに対し「憑依」という技を使って残された最後の力を託してから死んでいきます。
憑依された者は、全ステータスがそれなりに強化されます。
ここの場合レザードに対して憑依されると、彼の使う大魔法が強化されてしまうのが厄介ですが、「錬金術の書」(敵を全て魔晶石に変える)を使う事で憑依の発動を阻止できます。
きゆこうはこの時その発想がなかったので、普通にレザードに憑依されて、大魔法に苦戦しました。
でも、勝てましたよ。誰も死ぬこと無く
レザードは魔術師タイプなので物理防御力は低いですし、大魔法を連発されなければ大丈夫かと。
チャプター4のまとめ地図

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