1985年1月 任天堂
きゆこうはふいに「巨大生物」の画像検索をします。
特に惹かれるのが海中に潜んでそうなやつ。
よく考えると海自体そもそも怖い場所なのに、そこにありえない大きさの生物がいたら…、と考えると体が打ち震えます。
水中メガネで見る景色は肉眼よりも多少大きく見えるので、実際シュノーケリングで海中散歩中に見る魚は多少大きく見えるのでそれだけで興奮できます。でもちょっとビビります。
もし海中でクジラなんかが見えたらどれほどの興奮が味わえることでしょうか。
…いや、恐怖以外の何モノでもない。
でも不思議なもので、怖い物見たさという相反する欲望には抗えないのです。人間は。
そこで便利なのがインターネット画像検索ですね。
「海」「巨大生物」「恐怖」でポチっとします。
実在する生物はもちろん、うまく加工された画像やイラストなどが検索結果で表示されます。
何なら恐怖と興味が同時に湧くようなものであれば、実際の写真じゃなくてもオッケーです。
それはひとつの作品と言えましょう。
もはやそういう作品の方が良かったりします。
これとか、よく見かけます。
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で、この画像を見て思い出したトラウマが「バルーンファイト」です。
前置きが長くてスイマセン。
このゲームは風船を背負ったプレイヤーを操作して、画面内にいる同じく風船を背負った得体の知れない敵生物を駆逐すれば1面クリアとなる単純なゲーム。
自分は2つ、敵は1つ風船を背負っており、風船を上から踏みつけて割って地上に落としてからさらに蹴飛ばす事で倒すことができます。
2人プレイだと、味方の風船を割ってしまったり、むしろ敵そっちのけでプレイヤー同士で戦ったりしてしまいがちです。
そんな、風船でフワフワファンタジーな世界観をブチ壊し、トラウマを与えてくれたのがコイツです。
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ステージの下の部分は一部水面となっており、近づきすぎるとこいつが出てきてプレイヤーを丸飲みします。
初見時のその衝撃たるや、「猿の惑星」のラストシーンに匹敵します。(ウソです)
この巨大生物は自分の射程範囲に獲物が入らない限りその姿を見せないという、例えるならホラー映画で後半になるまではっきりとした姿を見せないという演出よろしく、そのチラリズムがまた恐怖をそそるのです。
さらにプレイヤーだけでなく敵をも捕食対象としており、落ちてくる物全てを食べるというその理性の無さがまたしかり。
他の生物に生きたまま飲み込まれるってのは一体どんな感じなのか…。恐すぎる!
そんな時におすすめなのが「ピノキオ」。
ゼペットじいさんはクジラのお腹の中で普通に過ごしてますし、多分実際そんな感じなんだと思います。
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