ファミコン アクション 縦スクロール

アイスクライマー - 協力より対戦が熱いゲーム

投稿日:2016-06-18 更新日:

1985年1月 任天堂 売上本数 100万本

ゲーム内容

ポポとナナを操作して雪山を登り、山頂を飛んでいる鳥に飛び掴まり脱出(?)を目指すアクションゲーム。

早速気になるのがポポとナナの関係ですが、「仲良し」とのことですが、どうやら恋人ではないみたいなのでいわゆる「友達以上恋人未満」ということですね。

デフォルメキャラなので年齢はイマイチわかりませんが、2人ともとても可愛らしいです。


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否が応にも目立つその手に持つ巨大ハンマーは雪山を登る際、上段フロアの床を破壊する為の唯一の道具です。

ポポの体の半分近くの大きさです。

ジャンプの際にはハンマーを頭上に掲げるので、ジャンプ自体が破壊行為を兼ねています。

 

フロアを1段登るごとに下の1段が画面からスクロールアウトで消えていき、消えた部分に落ちるとミスとなります。

 

雪山の8段を登りきるとその上はボーナスステージ部分となっており、BGMがカジノチックに変わると共にカウントダウンが開始され、頂上で右往左往しているコンドルの足に掴まれることができれば完全制覇となります。

掴めなくても、時間切れでも、ここはあくまでもボーナスステージなのでミスにはならないです。

また、ボーナスステージには高得点がゲットできる野菜が配置されているので、できるだけ取ってクレジットに繋げましょう。

ファミコンのボーナス得点のアイテムって野菜が多いですよね。

アクション

ジャンプ性能

このゲームの難易度を高めている、逆に言うと面白くしているのはそのジャンプのクセで、上方向に対しては自身の4倍ほどの跳躍力を誇りますが、横方向に対しては体の幅2つ分ほどしか跳躍できないというものです。

その為ジャンプ中の制御可能範囲は微々たるものです。

このクセのあるジャンプのおかげで上段フロアに登る際はちゃんとした位置からジャンプしないと着地に届かなかったり、上段フロアに頭をぶつけたりして、登ることすらままならなかったりします。

つまりアイスクライマーを極めるにはジャンプを極めるとも言えます。

武器

ハンマーは主に上段フロアの床を壊すための物ですが、もちろん攻撃もできます。

敵のアザラシとかもかわいいのでそんなに攻撃したくないのですが、完全制覇の為には致し方がありません

邪魔するやつには少し退いていてもらいましょう。

このハンマー、振った時の効果音が無いので重量感が全く感じられないですよね。

移動

ポポナナは任天堂キャラによくある移動時の足数が多いタイプなので、コンベアで逆走するとテケテケテケテケと頑張ってコミカルに走る姿がかなりカワイイです。

また、任天堂ゲームあるあるですが、画面端同士は繋がっているのでワープ可能です。

フロアの種類

  • 基本的に、フロアは氷でできているので少し滑ります
  • なぜかベルトコンベアが設置されていて、一定方向に移動させられるフロアもあります。
  • そもそもフロアが無く、乗ることが可能な「」が右から左、左から右へと移動しているだけの段もあります。この雲はサイズが大きかったり小さかったり、さらにスピードも高速だったりノロノロだったり様々です。

雲の段の上段がフロアの場合は、雲に乗った状態で上段フロアを破壊しなければならない上に、さらに破壊して開けた穴をめがけて登らないとならないので、初心者キラーシーンです。

雲の段の次もまた雲の段の場合はタイミングの調整もありますが、やはり前述の正確なジャンプ操作が無いとかなりキビしいかと。

ちなみに私は超ヘタです。

敵キャラ

ポポナナの行く手を阻んでいるのかどうかは不明ですが、敵キャラが徘徊しています。

トッピー

アザラシです。

フロアをウロウロしており、フロアに開いた穴を見つけるとせかせかと画面外に戻って行き、氷の塊を持って再登場し、穴をその氷で綺麗に補修してきます。

 

 

 

ニットピッカー

トリです。

フラフラ~っとポポナナの周りに飛んできます。

フロアを壊すのと同様にジャンプで体当たりすればやっつけることができますが、当たり判定によってはハンマーでなくプレイヤーの体に触れてしまってミスになってしまうこともあるので注意です。

ホワイトベア

シロクマです。

同じ段でモタついていると一定時間後に登場し、ジャンプ一発で段を強引に押し下げてくるスゴイやつです。

押し下げられて消えた部分にいた場合はミスとなります。

なぜかサングラスを着用し、さらにヘンテコなパンツを愛用しています。

あとがき

2人同時プレイでは、相手を下からドついて押し上げたり、置き去りにして画面外に消し去ったりと、協力してやっていくはずがいつのまにか対戦プレイと化してしまうことがよくあります。

任天堂の得意技の「いつの間にか対戦ゲーム」の一つですが、なぜ協力プレイと対戦プレイがあるとつい対戦プレイの方で熱が入ってしまうのでしょうか。

ともあれ、おかげで現在でも対戦で盛り上がれること間違い無しのゲームですね。


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