タッグチームプロレスリング - キレてないですよ。オレをキレさせたら大したもんですよ!

      2018/04/16

1986年4月 ナムコ (開発:データーイースト)


登場キャラクター

登場するキャラは、
リッキーファイターズ」のリッキーウルトラマシーン
ストロングバッズ」のマスクロスウォーリー
のたった4人です。

しかも、プレイヤーが使えるのはリッキーファイターズの方だけなので、実際に操作するのはこちらのチームの2人だけとなります。

リッキーは長州力のような姿で、ウルトラマシーンは水色のマスクを被っています。
マスクロスは赤いマスクを被っており、ウォーリーは太ってます

 


操作方法

このゲームは操作がとてつもなく独特です。プロレスゲームでの技の出し方を考えた時、普通は十字ボタンと決定ボタンの組み合わせを想像するでしょう。しかし、このゲームにはそんなコマンドはありません。

ではどうするのか?

 

まずAボタンでパンチのような攻撃を当てます。するとキャラが硬直し、3秒のカウントダウンと英語の文字が出現します。

この英語は技の名前となっているので、Bボタンでかけたい技を選択し、Aボタンで決定します。Bボタンを押すたびに次の選択肢が現れる仕組みですので、3秒以内にかけたい技までボタンを連打して決定します。

 

格闘ゲームなのに、まさかのコマンド選択方式です。しかも、選択肢は全部で7個もあります。まず、子どもに英語は読めないと思いますし、もし読めたとしても3秒では技の名前を吟味することができず、適当に押したところの技が発動してしまうのが常でした。

しかし、慣れというのはスゴイもので、何回かプレイしている内にゲームシステムを理解し、最終的には読めてもいない英語の技名を文字の形で記憶し、ある程度かけたい技をかけられるようになるのです。

この時の人間の学習能力を是非勉強に生かしたいものですね。

タッグチームプロレスリング

 


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技にはヘッドバットやドロップキックのような「打撃技」とバックブリーカーやネックハンギングなどの「固め技」の2種類があります。打撃系は自身も衝撃を受ける為か、なぜか攻撃側もダメージを受けます

打撃系ばかり使っていると、最後に体力が減ったところをフォールされて逆転負けなんてこともあるので、基本は固め技を使いましょう。

逆に固め技を使われた場合は、パートナーに助けてもらわないとズルズルと体力を減らされていまします。また特定の固め技は、体力がゼロの場合ギブアップとなる場合があります。ちなみにファミコンなのに「ギブアップ」と喋ります。

 

各キャラには個別の必殺技が一応あります。

リッキーは「サソリ固め」、ウルトラマシーンは「ブレーンバスター」、マスクロスは「延髄切り」、ウォーリーは「ウエスタンラリアート」です。この必殺技は、選択肢の一番最後の7個目で、さらにかけることができる相手が限定されています。

リッキーとウォーリー、ウルトラマシーンとマスクロスの組み合わせのみ発動可能です。キャラの体格や外見が微妙に違う為、ゲーム容量の問題で1セットずつしか「描画」ができなかったのかもしれませんね。でも、なかなかそれらしく表現されています。私のお気に入りは「延髄切り」です。

 

ロープの近くで技をかけると、キャラが場外へ落ちる場合があります。場外では、特定の技のみの発動となり、その中でもやはり「鉄柱攻撃」が個人的にツボです。

その名の通り、相手の後頭部を掴んで前を押しやり、頭を鉄柱にブチ当てる攻撃ですが、当たった時にヘンテコな声で「イテェ!と言うのが何回聞いても笑えます。

 

また、2人同時に場外に落ちるとゴングが置いてあります。これは先に取ったもの勝ちで、拾ったらもちろんこれを相手に叩き付けることができます。この凶器攻撃や鉄柱攻撃は一応反則攻撃ということになっています。やっても特にペナルティーなどはありませんが。

場外に落ちると20秒以内にリングに戻らないとリングアウト負けになってしまいますので、カウントダウンには注意しておきましょう。欲張って、カウントギリギリで相手に技をかけようとして、逆に自分がかけられたり、両者とも負けになったりすることはままあることです。

 


おもしろ要素

歩き方
上半身は一切動かさず、全員ガニ股で動き回ります。リング上で2人とも同じ要領でチョコマカ動き回るのが滑稽で、なんだか癒し効果を感じます。

効果音
技を出す為に当てる攻撃の時に「ガッ!」みたいな音が鳴ります。このゲームはまずパンチを当てないと何も始まらないので頻繁にパンチをしますが、自分も敵もパンチするので「ガッガッガッ!」と、基本的にずっと鳴ってます。

また、技発動時の掛け声は「エァッ!」と叫びます。

レフリーの声
フォールをするとレフリーがすかさずカウントをしますが、体力が残っている場合は当然「ワン、ツー…」で返されてカウントが止まってしまいます。やっとフォール勝ちできるとついに「スリーーッ!」の声が聞けます。このスリーカウント目の声がたまりません

ドロップキック
相手をロープに走らせ、自分はその場で相手を待ちかまえ、相手が跳ね返ってきたところに両足で飛び蹴りを食らわせますが、その場で仰向けに浮き上がり、そのまま一直線に飛んで行きます。不自然な動きですがかなり楽しいです。

ヘッドバットの場合は自分もロープに走っていって、跳ね返る反動を利用して相手に頭を向けて飛んでいくので多少は不自然さが無くなってますが、やっぱりどちらも滞空時間が長いです。

場外への落ち方
倒れた姿勢のまま水中に沈むがごとく、ゆっくりと落ちていきます。


 

意外なシステムのゲームですが、人気も意外にあったように思います。でも、同じチーム、同じキャラ、対戦相手も同じ、動きも敵も味方もほぼ同じ、技も大体同じ、全てが同じ状態のままで、クリアするには35回も試合をしなければなりません。

一応、数回毎に「○○チャンピオン」(○○には、順番に日本、欧州、アメリカ、世界、スーパーが入る)という称号が貰えますが、同じことの繰り返しなのでやっぱり飽きます。

ただ、変な効果音とか声はそれだけで笑わせてくれますし、中でも鉄柱攻撃の「イテェ!」の声だけはいまだに飽きません

 


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