レイラ - パッケージに騙された激むずアクションゲーム

      2019/07/07

1986年12月 dB-SOFT (デービーソフト)


概要

主人公レイラを操作し、拾い集めた様々な武器を駆使して、マッドサイエンティストのマニトカ博士を倒す横スクロールシューティングアクションゲーム。全8面。

ストーリー

マッドサイエンティストのマニトカ博士は、自身が開発した
遺伝子組み換え装置『ジル』で作り出した生命体を使役し、
惑星アステリアを我が物にしようと目論む。

その情報を入手したアステリアの特殊部隊CATはマニトカ博士の野望を阻止すべく、
『ジル』の破壊作戦を開始。

その大役に抜擢されたのが特殊部隊員の若干17歳の少女レイラであった。

しかし、同行する仲間のイリスは任務の途中、不意を突かれ敵の囚われの身となってしまう。


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難易度「鬼」

パッケージには、武装した赤髪と青髪のレトロ感漂う年若そうな女性2人が描かれており、もうそれだけでプレイしてみたくなる雰囲気を醸し出しております。

カワイイ顔した女の子2人がなんとなく敷居が低くしてくれてそうな感じなので、鼻の下を伸ばしながらつい手に取ってしまいますが、そんな予想を見事に裏切る敷居の高いゲームとなっています。

ファミコンゲームということで難しいのは慣れっこですが、特に難しいのはゲーム後半以降の広大で入り組んだマップですかね。

上は4階から、下は地下4階までの8階構造内の行き来を繰り返すことになりますが、後半は行き止まり無限ループ、さらには死亡確定ルートなどが散りばめられており、ガムシャラに進んでると絶対にゴールにはたどり着けないのです。

同じような背景グラフィックが続くので、常に迷子です。

また、ただボスのいるゴールを目指せばいいわけではなく、各ステージに1つ配置されている「クリア必須アイテム」を取る必要があり、アイテムとゴールの2つ分の道筋を探索する必要があります。

このアイテムは、ボスの部屋に似た別の部屋にそっと置かれています。

迷路も精神的に疲れますが、敵ももれなく大量に出現し、その配置や攻撃方法がクリアさせる気が全くないほどにイジワルです。

本気でクリアするにはとりあえず紙とペンと、あと「根気」が必要ですね。

武器

このゲームでは様々な武器が登場するのが特徴の一つです。

  • 武器はステージ中の木箱の中に入ってるので壊しまくって手に入れます。
  • 武器によって敵に有利・不利なダメージ設定がなされており、有利な武器が分かっているのであれば、ボスであっても瞬殺も可能な場合があります。
  • ハンドガン(初期装備)以外は弾数制限があるので無駄使いを避けるため、木箱はハンドガンで破壊しましょう。
  • 武器は常に温存しておきたいのが心情ですが、後半は使うべき所では惜しみなく高火力の武器を使いましょう。
  • 武器の種類は、ハンドガン・マシンガン・手榴弾・火炎放射器・バズーカ・斧・サーベル・バリアと、かなり豊富です。映画「コマンドー」のシュワちゃん並みです。

イリス

パッケージに描かれている青髪のキャラ「イリス」ですが、「ステージ5」で救出してようやく仲間になるキャラです。

救出するとレイラの動きに合わせて残像のように後ろから付いてくるという仕様で、攻撃するとイリスも同じように攻撃し、一回の攻撃で弾が2人分発射され敵に弾を当てやすくなる反面、弾の減り方も2倍になります。

ところでこのゲームでは穴に落ちると死にはしませんが、ダメージを食らい、かつ武器弾数がなんと半分に減ってしまいますが、ゲーム後半の武器弾数の大切さが囁かれるなか、彼女を助けるには特定の場所で意図的に穴に落ちる必要があります。

イリスを助ける為の穴への落下とは言ってもやっぱりダメージ食らって、武器弾数減ります。

でも、イリス救出もクリア必須要件なのでこれは避けられないのですよ。

イリス「ごめんね!」

回復

敵を倒すとちょくちょく回復アイテムが出現しますが、その表示がアイスクリームだったりケーキだったりでカワイイです。

女性キャラが主人公ですしね。

女性兵士が戦場でケーキを食べるってのはなかなか魅力的ですね。

ギャップといいましょうか?

ちなみに出てくる回復アイテムは、ソフトクリーム・イチゴショートケーキ・かき氷・りんご で、それぞれ回復量に違いがあります。

また回復に関しては、裏技的なテクニックとして「竜巻」を倒す という方法が存在します。

竜巻はプレイヤーが同じような位置にしばらくモタついていると登場するペナルティーキャラですが、実は手榴弾を使うと倒すことができ、倒すとなぜか体力が大幅に回復します。

同じ場所にボーッと立ってれば向こうからやってきてくれるので、ある意味ではいつでも回復できるということになりますが、竜巻はそこそこ動きが速いですし、手榴弾でないと倒せないので、練習必須です。

シンプルな方法としては、他に敵がおらず、かつ障害物が無い場所で画面の端で待機し、画面の反対から竜巻が出現したのを視認したら、手榴弾を2発ほどポロポロと投げれば丁度爆風を当てることができると思います。

タイミングをミスると…持ち直すのは難しいです。

その他

ジャンプ

  • 「走りながら」や「下を押してからジャンプ」するといつもより高く飛ぶことができます。
  • ジャンプボタン押しっぱなしで連続ジャンプができます。

動きの

行動後に慣性の法則が結構働くので思ったところより進み過ぎて穴に落ちたり、敵などに接触したりがよくありますが、そんな時は止まりたいところで下を押してしゃがむと急停止することができます。

このゲームでは基本的でありつつ重要なテクニックなのですが、最初はそれに気づかないものですね。

無駄な時間

ステージをクリアするとボーナスステージがあり、宇宙空間で空飛ぶバイクのようなマシンに乗ってのシューティングステージとなります。

1編隊(一定数の敵が連なっている)を全て倒すとボーナスポイントがもらえますが、動きがなかなか速いので連射機能が付いてないコントローラーだと全滅は難しいです。

また、どこから現れてどういう経路を通るかを瞬時に見定められなければ全然倒せません

もはやボーナスをあげようという気持ちが全然感じられないボーナスステージですが、こちらも「別にボーナスとか要らんし!」となるのは必至です。

ちなみにボーナスステージということなので敵に接触してもミスにはなりませんよ。

隠し部屋

ところどころに隠しエレベーターがあり「隠し部屋」に行けますが、場所は誰かに教えてもらうか「レイラ」マニアにでもならない限り、自力での発見は100%不可能だな、と思いました。

ギャル

パッケージのイラストがファミコンで再現できるわけはないので期待はしていませんが、ドットで描かれた彼女たちもうまく作られていて結構カワイイですよ。

例えば、斧などの銃器以外の装備にしてダッシュするときの女の子走りはなかなかの再現度です。

あと、しゃがんでペチャンコな状態が微笑ましいです。

また、イリスを助けた後はそんなドット絵女性キャラが2人でワイワイ動きますし、ミスした際もレイラ1人で昇天してたのが、イリスと2人同時に昇天するなどコミカルさも増します。

パッケージの絵もいいですが、ドット絵もいいものです。

エンディング

エンディングではキャラ達が簡単なメッセージを発信してきます。

なぜか英語です。

ファミコンのエンディングって、英語が多いですね。

 

ゲーム中にあれだけスイーツを食べていたレイラですが、メッセージを訳すとこんな感じです。

ケーキとアイスクリームにはもう うんざり!しばらくの間ダイエットしなくちゃ!

しばらくは食べたくないでしょうな。

 

イリスはこちら。

実を言うと、私は無敵。でも、パートナーがいないと動くことができないの。

いわゆるメタ発言というやつで、エンディングで言うほどの事なのかと問いたい。

 

ちなみに、マニトカ博士のメッセージは「お楽しみはこれからだ…。」とのことです。

 

そうです。

本来の作戦目的であるの遺伝子組み換え装置『ジル』の破壊は成功しましたが、肝心の発明者であるマニトカ博士には実は逃げられてしまうのです。

エンディングの最初のメッセージで「マニトカ博士を倒さない限り、戦いは決して終わらない。」ともあるのでもしかしたら続編を作る気だったのかも知れないですが、結局出ずじまいでした。

 

迷路状のマップをなくして、もう少し敵の攻撃をマイルドにしたら、いい感じの続編が作れそうなのに…と思ったのは私だけでしょうか?


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 - アクション, 横スクロール, ファミコン