じゃじゃ丸の大冒険 - 無名くんの報告

      2017/12/29

1986年8月 ジャレコ


前作の「忍者じゃじゃ丸くん」で救出したさくら姫はなんとニセ者だったようでござる!

自分の居場所を知らせる為に健気にも花びらを落としてくれていたのに、あれも作戦だったというわけでござったか…。

 

エル「残念だったわね、じゃじゃ丸くん。」

じゃじゃ丸くん…?拙者の事でござるか?

エル「だって ござる って言ってるし…あれ? あなたよく見たら じゃじゃ丸くん じゃないわね?」

エルさんと無名くん

 

エル殿、拙者の事をお忘れか!?拙者、ゲーム戦隊ファミキューレの会員№4番「無名」にござる!

エル「… あー!あのプレミアチケットを持っていた忍者さんね!わ、忘れてなんかないわよ!」

それはよかったでござる(先ほど拙者の事をじゃじゃ丸くんって言っていたでござるが…アイドルともなれば忘れていたとしてもいたしかたあるまい…)

 

エル「それで、無名くんは何しにここへ?」

よくぞ聞いてくれたでござる。拙者、カワイイ忍者で人気者のじゃじゃ丸くんを目指してこっそりじゃじゃ丸くんを付け回しているでござるよ!

エル「付け回して…」

じゃじゃ丸くんは今作で再びさくら姫の救出に向かうとのことで早速追跡開始でござる!

 

エル「じゃじゃ丸くんは殿様に姫救出を命じられて今回の冒険に出発するらしいから、時系列的には前作の直後ぐらいの話かしら。よし、私も行ってあげるわ。」

 

「ここは忍者の世界だから…」 ガサゴソ ガサゴソ…

くのいちエルさん

 

今作の前作と大きく違なる部分は、横スクロールアクションになっている部分でござる。

エル「こっちの方が、忍者によるお姫様救出冒険絵巻って感じがするわね!」

また、前作ではステージを進めると徐々に新たな強い妖怪が登場するという仕組みで難易度の変化を演出していたでござるが、今回は妖怪単体はそれほどの強さは持っていないようでござる。

エル「一般的な横スクロールアクションで、ステージ毎に徐々に難易度が上がっていくっていうスタイルなのね。」

うむ。障害物と登場する妖怪の組み合わせで難易度を調整しているでござるな。

エル「今作も新登場妖怪演出とかあったりするの?」

今作ではなくなっているでござる。それに横スクロールステージにそもそもボス妖怪が存在せず、ゴールすればクリアとなっているでござる。

エル「そうなると多少強引な方法でもクリアできそうね。前作より少し難易度が低いんじゃない?」

エル殿!ファミコンゲームを舐めてもらっては困るでござるよ!確かに前半は難易度は低めでござるが、後半の難易度は言わずもがなでござる!

エル「やっぱり?」

 


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アクションとアイテム

アクション

アクションは前作と大体同じで、手裏剣で攻撃する・ジャンプして頭突きでブロック破壊する・敵を踏みつけて気絶させる、でござる。

ジャンプ中の空中制御もだいぶ自由で動きやすいでござるよ。

エル「忍者だし、刀で攻撃したり、後ろからこっそり仕留めたりもできるんでしょ?」

そんな物騒な攻撃、じゃじゃ丸くんはしないでござるよ!忍者といえば手裏剣一択でござる。それにエル殿、これはファミコンというハードであることを忘れてもらっては困るでござる!そんな込み入ったシステムは表現不可能でござるよ。

エル「そういえばそうね。 ところで無名くん、くノ一はご存知?」

もちろん知っているでござる。拙者を何だと思っているでござるか!?

くノ一らは女人であることを利用する特殊な女忍者と言われているでござるが、それは後付けの想像でござる。

エル「ふーん… そうだったのかぁ。くノ一を勉強して、面白そうだったから無名くんにくノ一攻撃を仕掛けてみようと思ってたけど、ふぃくしょんだったかぁー。しょうがないわね。さっ、先に進みましょう、無名くん!」

(…な、なぬっ!? …じ、時間を戻す忍術は無かったでござるかなっ!?)

 

エル「あれ?下からジャンプしたらすり抜けるブロックがあるわ。これは下に行くことはできないの?」

一部のレンガ状のブロックではすり抜けて着地できるでござるが、下に行くことはできないでござる。これを利用した構成になっているステージもあるでござるよ。

エル「前作みたいにブロックを破壊するとアイテムが出てくるのはおなじみね!」

壊せるブロックは結構たくさんあるでござるが、その分前作同様ワナである爆弾も多数出現する傾向にあるでござる。それに、小判などの得点アイテムの出現が多く、実はアイテムはなかなか出ないのでござる。

エル「忍術系のアイテムばっかり出現したら、ヌルいゲームになっちゃうもんね!」

 

アイテム

透明薬
敵とその攻撃をすり抜けるでござる。但し、爆弾は無理でござる。

エル「爆弾には反応してしまうってことは…つまり、実際は単に敵に気づかれずに行動しているという裏設定なのかしら?」

でも、妖怪達は透明のじゃじゃ丸くんを追いかけているように見えるでござる。

エル「謎ね。そして、私も追いかけられて疲れちゃったわ。ふぁ~ぁ…zzz」

ちょ…ちょっと、エル殿!?

 

スーパー手裏剣
前作よりかなりパワーアップした手裏剣でござる。その効果は、

  • 手裏剣の射程距離が延びる
  • 敵を貫通する
  • 倒した後の敵のタマシイも吸収する
  • 全ての敵を一撃必殺する

でござる。今回はだいぶ使えるアイテムになっているでござるな、エル殿!

エル「…zzz」

 

なんという速さの爆睡の術でござるか!?

 

フラッシュ
???「ABボタン同時押しで敵を金縛りにできる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

エル「あ…声が出る! あ、あなただぁーれ?」

???「オマエがエルだな!無名をたぶらかしているようだな!」

エル「たぶらかす?人を欺いているってことかしら?…そんなことしてないわよ、忍者さん。」

???「ワタシは『忍者さん』ではない!『』という立派な名がある!」

エル「月ちゃんね。なんだかわからないけど、多分誤解だからこの術を解いてくれない?」

月「ふふふっ、これが世に言う金縛りの術だ。これからオマエには罰を受けてもらう!覚悟しろ!

エル「えー!なんでー!?

月「どうだ!これで懲りたか!?」

エル「…あっ…あ、あぁん…も、もう勘弁して~、体の力が…」

月「これぞワタシの得意忍法 KOCHO-KOCHO の術だ!」

エル「も、もう許して…。…そ、そういえば、無名くんが『早く 月 に会いたいなー…』ってぼやいてたわ…。」

月「え?そうなの?」

エル「うん。ってあなたのことだったのね。空の浮かぶ月のことだとばかり思ってたわ。」

月「… … 術はもう解いてある。」

エル「あ…動ける…、ありがとう、月ちゃん。無名くんは誰かにたぶらかされるようなヤワな人間じゃないわよ。」

月「し、知っている!」

 

一方、その頃、事態を知らない無名くんは、

 

「拙者の一番のラブをエル殿に捧げるでござる!その為にもファンクラブ会員№の自分より上位の人間を探して正々堂々もぎ取ってやるでござる。

そんなエル殿と旅ができるなんて…、それにしてもくノ一攻撃…食らいたかったでござるなぁ…。

 

こんな事を考えていた。

 

トロッコ
体当たりするだけで敵を倒せるほぼ最強のアイテムでござるが、爆弾と落下には耐えられないでござる。

エル「しかし、なんでトロッコなの? 忍者らしくないわ! まぁ楽しいけど!」

 

ガマパックン
前作では、アイテムを3つ取った時点で空間がおどろおどろしくなるインパクト絶大な演出と共に出現したでござるが、今回はブロックの中に入れられているでござる。

ブロックを壊して、ガマパックンが出現した時の画がシュールでござるよ。

乗って敵に触れるだけで丸飲みにしてくれるでござるが、今作ではガマパックン中も敵は普通に動いているでござる。

エル「じゃじゃ丸くんと言えばガマパックンだったのに、拍子抜けだわ!」

安心してくだされ、エル殿!その代わりに、異なるアイテムを3つ取ると「木の葉隠れの術」が発動し、木の葉が画面中央を旋回し、出現した敵を即倒してくれる新技が追加されているでござるよ!これで勘弁してほしいでござる。

エル「これも今一つ迫力に欠けるけど、まぁ…仕方ないわね!無名くんに免じて勘弁してあげよう!」

 

小丸くん
取ると自機が1つ増えるでござる。

エル「一体誰なのこの子は!?」

 


妖怪

妖怪の種類は前作より大幅増でござるが、欠員となった妖怪もいるでござる。

エル「一部の妖怪たちを紹介していくわよ!」

ザコ妖怪

大舌
ディグダグ」に出てくる「プーカ」のような姿をした妖怪で、飛び跳ねながら大きな舌をベロベロ出して攻撃してくるでござる。

 

 

さっそく囲まれたエルさん。

 

あ、エル殿! 今お助け申す!

 

 

 

エル「ありがとう、無名くん! 私ってばなぜかすぐに捕まっちゃうのよね…。」

礼にはおよばないでござるよ。いい光景を見せて…ゴホンッ、なんでもないでござる(捕らわれのエル殿もなかなかの魅力でござった…)

エル「?」

 

ヘドボン
前作でも登場していた骨の妖怪でござる。前作では強敵でござったが、今作では大分弱くされているでござる。

ハチ
触れると一時的に動けなくなるでござるが、ミスにはならないでござる。

エル「ハチは妖怪じゃないわよ!」

このハチが初登場する5面でござるが、ベンチがおいてあったりして公園を思わせるようなつくりになっていて、とても忍者と妖怪の戦場とは思えないステージとなっているでござる。

テロ
下半身が地面に埋まった妖怪で、頭のてっぺんから3つの弾を放射線状に発射して攻撃してくるでござる。手裏剣を16発も当てないと倒せないタフネスでござる。

エル「名前が物騒だわ。」

ダルマ
忍者くん」に登場していた敵でござる。ヘドボンに続いてなじみのキャラかと思いきや、そういえばこちらは「じゃじゃ丸」シリーズゆえ、じゃじゃ丸くんにとっては初めての敵というわけにござる。

忍者くんの時は2面にしてかなり強い敵でござったが、今作ではザコでござる。

エル「無名くん、忍者くんの時も彼を追い回してたの?」

おゆき
前作から登場の雪女でござる。前作では1面から登場していたザコ中のザコでござったが、今作では11面にしてようやく登場でござる。

エル「カワイイわ!」

ろく子
ろくろ首でござる。座って待機しており、頭上をじゃじゃ丸くんが通過すると首をピューッと伸ばして攻撃してくるでござる。

エル「伸びすぎだわ。」

ヘビ丸
ヘビでござる。攻撃はしてこないでござるが、接触するとミスになるでござる。

エル「ヘビは妖怪じゃないわよ!」

カラカッサ
前作から登場しているカラ傘おばけでござる。これも前作は強敵でござったが、今作では動きさえしないでござる。待ちかまえて時折下駄を飛ばして攻撃してくるでござる。

樹娘
「テロ」と同じタイプの妖怪で、木の葉を発射してくるでござる。耐久力は少し弱く手裏剣5発で倒せるでござる。また、押して動かすことができるゆえ落下させて倒すこともできるでござるよ。

 

 

 

エル「ということは、前作のクロベエ、ピン坊、カクタンは欠場ということね。」

四天王

全20ステージの内、奇数面は横スクロールで、偶数面は四天王と呼ばれるボスとのタイマンステージになっているでござる。

このステージではボスが飛び跳ねているか、飛んでいるゆえ、手裏剣は常に上に向かって投げることになるでござる。

 

虚無僧(こむそう)
カゴを被って尺八を吹いている僧呂でござる。大きく飛び跳ねながら爆弾をバラまいてくるでござる。

エル「なぜ僧侶が敵側にいるのかしら?」

カミナリパンツ
見た目は赤鬼のカミナリ様でござる。下に向かってカミナリを落としてくるでござる。

エル「ネーミングセンスが抜群だわ!」

 

ザビエル
フランシスコ・ザビエルでござる。大きく飛び跳ねながら鎌を投げてくるでござる。

エル「もはや意味不明ね!

らしゃ面
天狗のような鬼のような顔だけの妖怪で、白い髪をなびかせて上空を飛び回っているでござる。下に向かって火柱を落としてくるでござる。

 

なまず太夫
10面と20面は、妖怪軍団の親玉「なまず太夫」の登場でござる!今作のなまず太夫は身長が前作比3倍の大きさでござる。

 

エル「今回はどうやって戦うの?」

ステージが開始するとすでにガマパックンが用意されているゆえ乗るでござる。

ここではガマパックンは火を飛ばして攻撃できるゆえ、なまず太夫に5発当てれば倒すことができるでござるよ。

また、なまず太夫は飛び跳ねながら口から爆弾を一気に複数飛ばしてくるでござるが、ガマパックンは4発まで耐えることができるでござるよ。

エル「なまず太夫を倒すとついに本物のさくら姫を救出することができるのね!」

そういうことでござる。

 


 

エル「ねぇ、無名くん、今回のさくら姫は本当にホンモノなの?」

本物にござる。なぜなら、次回作の「じゃじゃ丸忍法帳」ではじゃじゃ丸くんがさくら姫と一緒に冒険に出る話になっているゆえ、今作のさくら姫は間違いなく本物だったと言えるでござる。

エル「なるほど。よかった!」

また、前作で疑問だったさくら姫は忍者くんとじゃじゃ丸くんのどちらにほの字なのかについては、もう明らかでござるな。

 

エル「それにしても前作の妖怪紹介演出とか、忍法ガマパックンの衝撃が強すぎて、今作がどうも迫力に欠ける気がするわ。」

確かにそれは否めないでござる。シリーズ2作目というのは、難しいものでござるしなぁ…。映画も2作目は大事でござる。

 

エル「とにかく、クヨクヨしているヒマはないわ!次も頑張りましょう!」

ま、またエル殿と旅ができるでござるか!?

 

一方、その頃、

月「…もう、無名ったら『月に早く会いたい』だなんて…ぽっ」

 


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おまけ

エル「えいっ!

 

 

じゃじゃ丸の大冒険 くのいちエルさん

 

 

どうやら、何か間違った勉強をしていたエルさんでした。


 

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