メタルマックス - ヘンテコな世界観が魅力的な戦車RPG

      2017/12/29

1991年5月 データイースト(開発:クレアテック)


荒廃した近未来を舞台に、「モンスターハンター」を目指す主人公が戦車に乗って仲間と共に旅するRPGです。

「ヘンなゲーム」がウリのデータイーストだけあってゲームの世界観は独特で、ドラクエやFFとは全く発想が異なる異色のRPGとなっています。

「荒廃した近未来」というのが「女神転生2」と同じですが、こちらはメガテンのような悲壮感は無く、西部劇風でちょっとお気楽な感じです。

ファンタジーRPGであれば基本的に主人公は「実は選ばれし勇者の素質を持つ者」で、旅の目的が「世界を救う」といった感じでまとまりがちですが、メタルマックスでは主人公はモンスターハンターに憧れるただの一少年で、モンスターハンターを目指したい旨を父親に伝えたところ、反対された挙句、勘当されるという他に類を見ない状態からゲームが始まります。

メタルマックスの主人公


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モンスターハンターと戦車

この荒廃した世界には物質と生命体が融合したようなモンスターがうろついており、その中でも特に強大な力を持ったモンスターは賞金首として指定されており、それらを倒して賞金を稼ぐことを生業としている猛者たちを畏敬の念を込めて「モンスターハンター」と呼んでいます。

そして、モンスターハンターの必需品が少年たちの憧れ、戦車です。

ファミコン後期にて遂に戦車が主役のRPGの登場なのです。

友人がこのゲームをやっているのを見て、めちゃくちゃ面白そうだったので、後日自分も買いに走りました。

 

戦車に乗っての戦いがメインではありますが、白兵戦も所々ある為、戦車と人間 両方の装備品を購入しなければならず、とにかくお金がかかります

戦車を強くしたいから賞金首を倒して賞金をゲットしよう!…でも、賞金首が強い…強い装備品が必要だ…!

そんなジレンマもあったりなかったり。

 

戦車の装備品は主砲・副砲・SE・エンジン・Cユニット・シャシーの6種類です。

なんだか一部難しそうな用語がありますが、主砲・副砲・エンジンはまぁわかりますね。Cユニットは戦車の制御装置のことで、このCユニットとエンジンを装備して初めて戦車は動いてくれるのであります。

SEはスペシャル・イクイップメントの略です。イクイップメントは「装備品」の意味なので、いわゆる「特殊攻撃」装置となります。

シャシーは車両本体の事で、これを買い替えたりすることは無い為、実質購入するのはシャシー以外の5種類です。

 

戦車は全部で8台入手することができ、戦車集め賞金首ハンティングがゲーム進行の中心となっています。

ちなみにこの世界の戦車は、一般的に知られている戦車の形をしていなくても戦闘用の車両であれば「戦車」と呼ばれています。

 


戦車

モスキート

ゲーム開始後、最初の目的は早速戦車の入手です。

最初の町、リオラドの南の洞窟にありますが、「バイオニックポチ」という犬型の敵に守られています。この犬はかなり強敵で主人公一人では到底かないませんが、2ターン目で突然 凄腕ハンターのウルフが仲間に加わり、犬をいとも簡単にやっつけてくれます。

ウルフとは「赤い悪魔」の異名を持ち、その異名のごとく赤い戦車に乗ったこの世界で最も恐れられているモンスターハンターであります。どこぞの有名ロボットアニメに出てそうな異名です。

彼も戦車を探索中だったようで、主人公と共闘したのは気まぐれです。戦車までくれてやる程お人良しではない、とは言うものの、発見した戦車をジロジロ見て回った挙句、こんなポンコツは要らん!と言って結局譲ってくれます。

メタルマックスのモスキート

後でわかりますが、ウルフの乗る赤い戦車、その名も「レッドウルフ」と比べたら確かにモスキートはポンコツに間違いないです。しかし、戦車自体持っていない主人公にとってはこれが記念すべき初めての戦車です。

ゲームプレイヤーにとってもこの最初の一台は愛着を湧かせずにはいられないものであり、最後まで使う人が多かったのではないでしょうか。

 

乗り込むと戦車に名前を付ける画面に切り替わりますが、名前は後で変更できないので、よく考えて名付けましょう。悩んで決められない場合はシャシーの名称であるモスキートと名付けるのもアリかと。

ちなみにモスキートに装備されていた副砲はウルフが持っていってしまうので、とりあえずは主砲攻撃のみです。主砲の弾は1発5Gなので、経済的に苦しい序盤では白兵戦で倒せる敵であればその都度降りて戦った方がいいかもしれません。

 

ちなみに「副砲」は弾数が無限です。なので、とりあえず何かしらの副砲を買いましょう。

メタルマックスのモスキート

メタルマックスのモスキート

 

これで撃ち放題。

 

ワイルドバギー

3つ目の町、ポブレ・オプレの東にある海岸の工場にあります。

この工場の従業員は全員花が好きという意味不明の設定です。さすがデータイースト。

メタルマックスのバギー

従業員の花好きの原因は、工場の社長が花好きだからなのです。そんな社長に図々しくもバギーが欲しいと頼んでみると、花好きの社長は、花に聞いてその答え次第で譲ってやるとの答えが。

花びらをちぎりながら「あげる、あげない、あげる、あげない…」とつぶやく社長。

最後が「あげない」だともちろん譲ってくれませんが、「あげる」だと何の代償も無しにバギーを譲ってくれます。どうやら頭の中もお花畑が広がっているようです。

ちなみに、この花占いの答えはランダムです。「あげる」が出るまで話しかけましょう。

 

バギーは初期状態で主砲が装備できないので、しばらくは副砲攻撃専門の戦車となります。

 

後で軽く触れますが、シャシーを「改造」すると主砲やSEを取り付けることも可能になります。

 

まず主砲を付けます。

メタルマックスのバギー

メタルマックスのバギー

さらに続けます。

メタルマックスのバギー

 

メタルマックスのバギー

完成です。

メタルマックスのバギー

バン

5つ目の町、ロッコの北西にある病院の廃墟にあります。

病院にあるということで、察しの通りただのバンではなく救急車です。全車両中もっとも軽いシャシーで、防御力も低く、甘く見られがちですが、救急車で武装して戦うというその意外性が逆にプレイヤーの心を惹きつけてやまないのであります。

メタルマックスの救急車

救急車だけあって初期状態ではもちろん攻撃自体が不可能なので、改造屋で砲塔を装備する為の「穴」を開けてもらいましょう。

 

この救急車を手に入れるには賞金首のマッドマッスルを倒す必要があります。しかも病院内は戦車の進入ができず白兵戦となるので、普通に進めている場合の戦力だと結構苦戦するはずです。

攻撃はソルジャーに任せて、あとの2人は補助と防御で頑張りましょう。ニトロビールを1つ投げつけておけば地道に毎ターンダメージを与えてくれるのでオススメです。

 

おまけに、救急車ということで隠し効果として、乗っている間はHPが回復するという効果があります。

 

救急車に副砲を付けると、

メタルマックスの救急車

そして、主砲。

メタルマックスの救急車

メタルマックスの救急車

救急車がこんな物騒なモノを乗せるその矛盾…!

 

だが、それがいい!

 

ついでに、SEも付ける。

メタルマックスの救急車

完成。

 

パンサー

6つ目の町、フリーザの北東の洞窟の最奥の地面に埋まっています。

この洞窟には他にも戦車の装備品が埋まっているので探知機を持参しましょう。地雷探知機でも金属探知機でもいいですが、探索範囲の広い金属探知機の方がはるかに効率的です。

この探知機アイテムは地面を調べると四角い枠が自分の周囲を旋回し、金属製のアイテムの有無を探ってくれるワクワク感満載のアイテムです。さらに、探知機に反応があった時はかなりドキッとします。

この洞窟の場合は地形的に埋まっていそうなところは限られているので簡単に見つけることができるでしょう。

埋もれた戦車を探すなんて、夢がありますな。

メタルマックスのバギー

しかし、ちょっと残念なことにこの埋蔵戦車のパンサーは最初からシャシーが非常に重いのが難点です。大きさとしては中戦車で、初めての戦車らしい戦車ですがその重さゆえ敬遠されがちな戦車となっています。

さらにこの洞窟を含めた近辺には「レーザーミミズ」というその名の通りミミズの形をした敵が4~5匹ほどでよく出現し、名前の通り、レーザーでバンバン攻撃してきます。

このレーザー攻撃は思いの他攻撃力が高く、バギーの初期装備であるガトリング砲のグループ攻撃で一網打尽にできる程度のHPしか持っていないクセに、その素早やさゆえ先制攻撃されてしまう為かなり苦戦を強いられます。

もしイヤな敵ランキングをつけるとすると1,2位を争うヤツです。

苦労して辿り着き、掘り出した戦車はクソ重い… 

 

でもそこに戦車があるとわかっているのにコレクションしないわけにはいかないんですよね。

パンサーはそんな一台です。

 

装甲車

9つ目の町、ソルにあります。

町の中の目に見える所に置いてありますがもちろんタダで貰えるはずはなく、町の人の依頼をこなすことで報酬として貰えるという寸法です。

装甲車は守備力もそこそこで重量もそこそこですが、初期状態では副砲しか装備できない状態であるのと、入手のタイミング的にイマイチ インパクトに欠ける戦車となっています。

ただ、バギー、バンに続き、本来の戦車の形をしていないシリーズの最後の車両なので、邪道好きにはたまらない一台です。

メタルマックスの装甲車

さて、その依頼というのが町の下水道に住み着いた巨大ワニ「ミュータントワニ」を退治してほしいというものですが、このボス敵よりも問題なのはこの下水道のメインのザコ的である「メチルアマゾン」であります。メインというかほとんどコイツです。

というのも、明らかに場違いなその攻撃力です。

HPは大した事はないですが、素早い上に地味なエフェクトのクセに異常に攻撃力が高く、しかも複数で出現することからここは密かな難所となっています。前述のレーザーミミズと同程度のイヤな敵です。

RPGゲームであまり使用したくないコマンドですが、ここは「逃げる」で強引に推し進めるのもありなダンジョンです。

 

タイガー

4つ目の町、オードリーの南東のポートスラムの一角で売られています。

値段は表示されておらず、反対に売り主がこの戦車をいくらで買うか聞いてきます。なんだか胡散臭いヤツですが、一定額以上を提示すればちゃんと売ってくれます。

しかし、おそらく最初にここに辿り着いた時点ではとても払える額ではないと思います。

というのも、その値段なんと約100,000Gです。「約」というのは、この戦車の値段は90,000G前後でランダムで決定される為です。

ゲームの進行状態によっては、金額的に無理にこの戦車を買うよりも、今持っている戦車の装備を整える為に使った方が利にかなっていると思われます。

メタルマックスのタイガー

この戦車は大きさ的に初の重戦車で、守備力、重量、初期装備のどれも優れており、さすがそれ相応の大枚をはたかされただけのことはあります。

唯一SEの穴が開いてませんが、正直なところSEにお金をかけるなら主砲を優先して充実させていった方がいいと思います。

何よりもSEは弾代が高すぎます。

興味本位でSEを何発か使った後、砲弾を満タンにして貰う時いつもよりケタ違いの請求をされて、はぁ?ってなった記憶があります。

 

レッドウルフ

モスキート取得時のイベントで強烈なインパクトを残していったウルフの愛車、レッドウルフを手に入れることができます。

この戦車を手に入れるのがゲーム中一番興奮する瞬間です。

ウルフの愛車を主人公が手に入れるということは…ウルフは? というのは想像通りの流れです。

メタルマックスのレッドウルフ

レッドウルフはシャシーの守備力が最高クラスでしかも初期数値では全戦車中トップ、重量も守備力との兼ね合いを考慮すると重戦車の割に軽いです。しかもCユニットとSEに非売品の最高級品を装備しています。

副砲だけやたらとショボイものを付けているのはご愛敬でしょうか。

そして何よりもカッコイイのがその色です。戦車のクセに赤色。まったく忍ぶ気の感じられない赤色の忍者のごとく目立ってます。

カッコよくて高性能、そんなレッドウルフに人気が出ないわけがなく、この戦車はメタルマックスシリーズを象徴する戦車として登場し続けています。

前述した某有名ロボットアニメの少佐は、作者によると現在のように「これほど人気キャラクターになるとは思わなかった」、とのことですが、このウルフとその戦車レッドウルフについては果たして、最初からそういう意図があったのかどうか?

 

結果オーライ!

 

メタルマックスのレッドウルフ

 

Kタイガー

最後の戦車です。

12番目の町、カナベルの北東にあるゴーストベースという廃墟となった兵器製造工場に放置されています。入手に際し特に必要な条件はなく、放置されている場所まで辿り着けば手に入ります。

メタルマックスのKタイガー

シャシーの最高守備力がレッドウルフを超えますが、その分重量も圧倒的に重いです。とはいえ、Rウルフやこの戦車ぐらいの守備力になってくるとちょっとやそっとじゃ故障しなくなります。

というより、そこまで守備力を上げる必要があるのかどうか迷うぐらいです。運がいいと全然故障しませんし。

この戦車もウルフの副砲同様、SEにショボイ装備が付いているのがご愛敬です。

 

戦車メインのゲームということで、タイガー、Rウルフ、Kタイガーでパーティを組むと、あぁ…これで自分のいっぱしのハンターになったなぁと感慨深いものがあります。

 

気になるのは「K」ってなんのことなんですかね?

 

改造

改造と言ってもシリーズ最初の、しかもファミコンソフトなので知れた程度の仕組みです。

  • 主砲、副砲、SEを装備する為の」を開ける
  • シャシーの守備力をアップさせる
  • 主砲の最大弾倉数をアップさせる

戦車の改造はこの3つだけです。シンプルですね。

そして、改造のデメリットは「重量が増える」のと「元に戻せない」の2つです。

一番お金がかかるのが主砲の穴を開けるです。序盤の方に入手するバギーやバンに主砲を取り付けたくなる気持ちはわかりますが、その時点では主砲の穴開け費用は悩むレベルです。

 

また、エンジンもチューンアップさせることができます。それぞれのエンジンは2段階チューンアップさせることができ、そこそこのお金はかかりますが最大積載量が驚くほど増えます

但し、タイミングを考えないと折角チューンアップさせたのに新たなエンジンをダンジョンで拾ったり、次の町で高性能のエンジンが売られていて、しかもチューンアップするより新しいのを買った方がよかったかもというのはよくあります。

 


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賞金首

ストーリー上のボス敵もいくつか存在しますが、メインのボス敵はこの賞金首たちです。

町には「ハンターオフィス」が設置されており、その付近の賞金首情報を聞くことができます。また賞金首を倒したら、このオフィスに出向いてはじめて賞金を受け取ることができます。

オフィスの人も「やりましたね!」と称賛してくれます。

また、オフィスの周辺には西部劇でよくある「WANTED」のポスターが張られていてハンター気分に拍車がかかります。その賞金首が討伐済みの場合は大きなハンコで「済」の文字がスタンプされます。

戦車を手に入れ、装備を整えたら、そのチカラを思う存分試してみたくなりますよね?そんな相手にもってこいなのが賞金首です。

また、何よりもこのゲームの最大の魅力はこの賞金首とのバトルBGMです。その名も「お尋ね者との戦い」。

ファミコンのクセにメチャクチャ カッコいいです! 何を隠そう、私のファミコンBGMランキング第1位がこのBGMです。しかも、シリーズ通して聴いてもなんだかんだ言って、初めて聞いた時インパクトの大きさからファミコン版が一番好きだったりします。

 

ちなみに2位はメガテンのダイダロスの塔のBGMです。

なんかノリのいいのが好きなようです。

 

サルモネラいっか(賞金:1,000G)

サルモネラは食中毒を起こす怖い細菌の名前ですが、ここでは名前にサルが入っていることからなのか、サルの姿をした賞金首です。火炎放射器を装備しており、その為のゴーグルも装着しています。

メタルマックスの賞金首「サルモネラ一家」

モスキートを手に入れたらすぐに倒せる相手です。

最初の町リオラドの北の洞窟でランダムで遭遇します。

 

ドス・ピラニアス(賞金:3,000G)

半魚人タイプの賞金首です。水中銃を装備し、半魚人のクセに水中ゴーグルを装着しています。

メタルマックスの賞金首「ドス・ピラニアス」

お供に色違いで同じビジュアルのフロッグマンが出現します。工場でバギーを入手してから対決しましょう。

3番目の町ポブレ・オプレの町から東の工場へ向かう際の長い橋でランダムで遭遇します。

 

マッドマッスル(賞金:5,000G)

5つ目の町ロッコの北にある廃病院にいます。エンカウントではなく、姿が見えています。

メタルマックスの賞金首「マッドマッスル」

前述済みですが、白兵戦になるので回復アイテムを用意し、ソルジャーとニトロビールに頼りましょう。

 

マンモスタンク(賞金:10,000G)

見たまんまマンモスですが、かろうじて足がキャタピラーになってます。マンモスだけにその出現場所は6つ目の町フリーザの冷凍室です。

メタルマックスの賞金首「マンモスタンク」

賞金額はそろそろウレシイ額の10,000Gで、その強さもなかなかのものです。

ここはハンターの主砲を充実させ、あとはまたしてもニトロビールに頼りましょう。

 

ミスターカミカゼ(賞金:22,000G)

足の生えた爆弾でその変わった生態ゆえハンターオフィスでも情報を掴めていない模様です。

メタルマックスの賞金首「ミスターカミカゼ」

その出現場所は9つ目の町ソルの西の地面に裂け目が見えるフィールド上で、出現率が低く、さらに出現しても逃走率が高く、違った意味で倒しにくいヤツです。それゆえ結局倒すのはかなり後で、強力な武器で瞬殺できるようになってからというのが定番です。

ちなみに、行動も挑発ばっかりして攻撃らしいこともしてこないので、こちらがやられるという心配はないです。

それにしても、いつ見ても「ついでにとんちんかん」のぬけさく先生にしか見えません。

 

ムカデロン(賞金:32,000G)

ムカデの形をした堅い賞金首です。

10個目の町イーデンの南東の地下鉄跡の地下2階でランダムで遭遇します。遭遇率は高く、しかもかなり強いです。

メタルマックスの賞金首「ムカデロン」

実際のムカデ同様、装甲が堅く防御力が高めです。いいエンジンでタイルをたくさん貼って長期戦に備えるか、思い切ってイーデンの町で高級主砲「160ミリアモルフ」を買って短期決戦を挑むか、悩みどころです。

 

ゴメス(賞金:50,000G)

8個目の町ユゲを襲っていたワルゲリョ達の親分です。悪党らしい悪党で、バカっぽいですが、そのズル賢さでなんとウルフを倒してしまう実はスゴいやつです。

11個目の町サンタ・ポコの南の滝つぼのアジトにいます。

メタルマックスの賞金首「ゴメス」

私はこの辺りで、イーデンからこのアジトとサンタ・ポコをスっ飛ばして強引にヘルゲート西の村まで行ってしまい、そこそこのレベルになった後でゴメスと戦ったので、楽勝で倒してしまいました。

 

このゲームは戦車のタイルが0になっても運が良ければ故障せず動くことができ、次の場所に行く為のフラグが無かったりするので、ある程度強引に先々まで進めてしまう、ほんのちょっとオープンワールドなのです。

 

ダストフランケン(賞金:81,500G)

サンタ・ポコの町の北東にあるゴミ置き場でランダムで遭遇します。

ゴミ置き場は戦車進入不可なので賞金首戦としてはマッドマッスル以来の白兵戦となり、苦戦は必至です。

メタルマックスの賞金首「ダストフランケン」

この敵はHPは少ないものの通常攻撃のダメージがハンパでは無い為、通常攻撃以外の攻撃をしてくれることを願いつつ戦いましょう。さすがは後半世界の賞金首で、しかも「フランケン」というネーミングも伊達ではありません。

ところで私の場合は前述の通り、サンタ・ポコとゴミ置き場を発見したのが結構後になってからだったので、ダメージの大きさに驚きはしましたが、こちらの攻撃力も十分だった為、それほど苦戦しないという経緯を辿っています。

普通に順路通り進めて戦っていたら、おそらく逃げ帰っていたことでしょう。

 

サルモネラ本舗(賞金:99,800G)

最初の賞金首、サルモネラ一家の元締めで、ビジュアルは使いまわしです。

12番目の町カナベルの東の森の焼け跡の工場でランダムで遭遇します。

 

この敵は極端に防御力が高く、戦車で攻撃しないとダメージを与えることは不可能ですが、反対にHPは極端に少なくおそらく「10」もないです。攻撃力も弱くこちらがやられる心配もほとんどないですが、エンカウント率が低めです。

こんなのが高額賞金首になっている理由としては、まず焼け跡の工場という場所自体が山火事イベントを発生させる必要がある場所で、しかも異常に防御力が高いので中途半端な攻撃力だとダメージ自体が与えられず、しかも出現率が低いので本当に存在するのか?という情報の信頼性への疑問の3点からだと思われます。

 

山火事イベントとはいっても、カナベルの住民達と会話しておけばいつの間にか発生してます。但し、この火事の消化方法がちょっと悩みどころで、サンタ・ポコで売られている消火器の上位アイテムである「ハイドロポット」を使う必要があります。

また、異常に高い防御力に対抗する手段として、幸いなことにフィールドマップでこの工場の周辺を金属探知機で調べると最強の主砲「220ミリガイア」が落ちているので、これを主人公の戦車に装備して攻撃すれば苦もなく倒せるダメージを与えることができます。

とはいっても、3~4ポイントのダメージですけど。この敵が体力トレーニングに目覚めないように祈りましょう。

出現率に関してはミスターカミカゼ同様どうしようもないですが。

 

ロンメルゴースト(賞金:160,000G)

ヘルゲートの南西の砂漠にある鳥の形で配置された岩周辺でランダムで遭遇します。遭遇率は高いです。

メタルマックスの賞金首「ロンメルゴースト」

このロンメルという名は、ドイツの軍人で「砂漠の狐」の異名で知られるエルヴィン・ロンメルのことでしょう。

彼はナチスドイツ時代の軍人ではありましたが、「SS(親衛隊)」には属さず、ドイツの正規軍である「国防軍」に属し、敵陣地占領の際は殲滅作戦は取らず、捕虜を取り、またユダヤ人兵士の捕虜も命令を無視して丁重に扱ったりと、その騎士道精神に溢れる行動数々の戦功をあげた人物として各国から人気・評価が高い人物として知られています。

また第2次世界大戦時、フランス侵攻作戦での西方電撃戦ではロンメルの第7装甲師団の進軍のあまりの速さから、いつの間にか防衛線をすり抜けているとして、連合国から「幽霊師団(Ghost Division)」として恐れられたそうです。

そして、フランス降伏後の北アフリカ戦線のドイツアフリカ軍団長時代では、米英軍と比べて物量で圧倒的不利だったドイツ軍を戦術でカバーし、英軍を度々壊滅させたことで「砂漠の狐(Desert Fox)」の異名を取ったそうです。

 

さてそんなロンメルゴーストですが、見た目もここにきてやっと戦車の形をした賞金首で威圧感もあり、外見相応の強大なパワーの持ち主なので、並みの装備ではギタギタにされてしまいます。

せっかく終盤の見せ場なので正々堂々戦うのもいいですが、徹甲弾を使うとあっさり攻撃を無力化できてしまいます。

お互いに撃ち合って熱い戦いを繰り広げたいという人は徹甲弾の使用は是非ともお控えください。

 

バッド・バルデス(賞金:200,000G)

この世で一番強い悪党」で知られる最後の賞金首で、今まで数あまたの賞金稼ぎを返り討ちにしているそうです。

メタルマックスの賞金首「バッドバルデス」

しかしウルフのことだけは恐れているそうですが、主人公がレッドウルフに乗ってやってきた際は、「てめえがレッドウルフか?」と聞いているのでどうやら顔とかは知らないみたいです。

主人公が、自分はレッドウルフではないと言っても信用せず、早速切り札の投入です。その切り札というのがウルフの恋人ニーナです。

ウルフの世界放浪の目的はニーナの捜索だったわけですが、こんなところにいました。

ニーナは主人公を見て、バルデスの作戦がまんまと失敗したことにザマミロと言わんばかりに笑い、またバルデスもせっかくの人質が何の役にも立たないということで悔しがります。

 

このバルデスとは白兵戦になりますが、ここまで到達しているならば最強の賞金首とは言ってももはやそれほど強く感じることはないかと思います。

ゲームの進行状態で比較すると、やはり白兵戦を強いられるマッドマッスルやダストフランケン、戦車戦ならば徹甲弾無しのロンメルゴーストの方がはるかに苦戦します。

 

バルデスを倒すとウルフの死を悟ったニーナのイベントがありますが、ここは一番の泣き所です。

こんな感じのゲームのクセにちょっと切ない気分にさせられるとは…。

 


その他

超便利なアイテム「ドックシステム」

序盤で購入可能な戦車用アイテムで、ドラクエで言うところのルーラ兼リレミトの効果を持っています。

何回でも使用でき、いかなる場所でも使用可能です。アイテムにする必要があるのかと思うほどの使用頻度と利便性なので、いっそ戦車の標準装備でいいんじゃないかと思う次第です。

 

メカニックの必要性

このゲームは戦車戦と白兵戦の2種類の戦闘形態があり、ステータスも2種類に分かれています。

主人公のハンターは「運転レベル」が高く、戦車の操縦はピカいちです。戦車戦でのハンターの戦車攻撃はほれぼれします。

また、ソルジャーは運転は超ヘタクソですが「ちから」が強く、白兵戦では戦車で攻撃するよりも大きなダメージを与えることができ、不安まみれの白兵戦ではソルジャーなくして成り立ちません。

メタルマックスのソルジャー

 

そしてメカニックですが、知力がよく上がり、それに伴って修理レベルが高くなっていきます。

うーん…心なしか、サマルトリアの王子を彷彿とさせます。

メタルマックスのメカニック

 

無意味なアイテム

うさぎちゃん

車内にぶらさげることができます。想像するとカワイイです。

ふるびたコイン

使用するとコイントスを行い、ランダムで表か裏がでます。

いれずみシール

使うと緋牡丹の入れ墨が肌に咲き、少しドスがきくようになります。

昔売られていたおもちゃで、模様の描かれたシールを腕などに貼って水に濡らした後、乾くとその模様が貼った場所に転写されるという代物がありましたが、今じゃ多分売れないでしょうね。PTAから苦情間違いなし。

ちなみに転写された模様は結構しっかりと肌に張り付くので、こすってもなかなか取れないのです。

ねえさんのタオル

使用すると、「姉さんのタオルで汗を拭いた。姉さんの匂いがした。」と表現されます。

おやじのパンツ

使用すると、「おやじのパンツで口と鼻を覆った。おやじの匂いがした。」となります。

やめてください。

ねえさんのパンツ

使用すると、「姉さんのパンツで口と鼻を覆った。姉さんの匂いがした。」となります。

これはアカンやつです。

 


 

タオルとパンツシリーズは主人公の家のタンスを調べるとランダムで何個でも手に入ります。また、ねえさんのタオルに関しては実は敵のガス攻撃に対する耐性がアップするという効果があります。

 

マンモスのキバ

マンモスタンクを倒すとドロップしますが、何の使い道もありません。

なぜこの敵だけこのようなアイテムを用意したのでしょう?

 

プロテクターシリーズ

人間装備で使い捨ての防具です。どのプロテクターも防御力は高めですが、ある程度のダメージで破損すると防御力0の「プロテクターくず」になってしまうという、他のRPGではなかった独特の装備品です。

破損すると完全に無価値で邪魔なモノになってしまう代わりに、強烈なダメージを身代わりになって防いでくれたりする為、強敵と白兵戦を行う際は装備品の空き枠にプロテクターを持っておくのが常套手段です。

 

BSコントローラー

これを手に入れるとセレクトボタンで全体マップを見ることができますが、それだけでなく戦闘中に使用すると衛星レーザーで攻撃することが可能です。まるで「アキラ」で使われたSOLの攻撃みたいでカッコいいです。

攻撃が発動するのは使用してから3ターン後になりますが。

 

回帰

ほぼ最後の町カナベルの山火事を消化すると森が無くなり、東へ通り抜けることができるようになります。そこにあるのはあぁ懐かしの故郷、リオラドです。マップを見るとわかりますが、グルっと一周して最後に繋がったわけです。

遠くまで来ましたが、隔てているものを除くと実は最初の地点が見える位置だったわけで、なんかホッとしますね。

 

この世界が荒れ果てている原因

旧約聖書の「創世記」にあるノアの方舟物語は、人々の堕落を見かねた神が、「正しい人」であったノアに、大洪水で人々を滅ぼす意図があることを告げ、その後新たな世界の創造のために方舟を作るように命じるというものですが、ラスボスの人工知能「ノア」の名はこの物語が由来だと思われます。

人工知能ノアは、この世界がここまで汚されたのは人類のせいだと考え、純粋な知性としての存在である自分だけが世界を管理できる唯一の存在だと主張してきます。

その能書きの最後に「それでも私を破壊するつもりか?」と尋ねてきますが、試しに「いいえ」を選んでも、世界を破滅から救うには人類は滅びなければならないと一方的に決めつけてきます。

さらに人間のことを「知性という武器を身につけた悪魔のサルめ!」とヒドイ言われようです。というか、サルに失礼です。

ここで初めてこのゲームの世界が荒れ果てている原因がわかるわけです。すなわち、ノアが人類の駆逐の為に放ちまくっている生物型兵器が実はこの世界が世紀末状態になった原因だったのです。

 

このノアを倒すとエンディングとなりますが、ノアを倒すと生物型兵器が減っていく、それによりモンスターハンターの仕事も減っていく、最終的にはやっとつけた憧れの職業が成り立たなくなり、主人公にとってはあまり喜ばしいことではないということになりそうですよね。

 

 

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