バギーポッパー - ジャンプしてればいいってものではないのです。

      2017/12/27

1986年10月 データイースト


こんにちは。エルです。

今回は「バギーポッパー」の紹介よ!

 

ゲームをスタートさせると怪しげな紫色の車が走り去っていくシーンから始まるわ。そして、その車から吹き出しで「ダレカ タスケテ」とあるから、どうやらプレイヤーはこの さらわれた人を助けることが目的のようね。

ファミコンは唐突にゲームがスタートして、あらすじがわからないことが多いけど、これはわかりやすくシンプルでグッドよ!

でも、ソフトのパッケージの男女のイラストからして多分彼女の方がさらわれたってことよね?となると、冒頭の「ダレカ タスケテ」はおかしいわ!「ダレカ」じゃなくて、ちゃんと同乗している彼氏に助けを求めてあげましょうよ!頼りにされていない彼氏が哀れだわ。

 

主人公の男「え…お、俺ってそんなに頼りない…?」

 


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この紫色の車は「ブラック軍団」と呼ばれる悪党の親玉で、このゲームの倒すべき最終目標よ。さらった目的が気になるところね。

プレイヤーはバギーに乗って迫りくる敵や一般車を蹴散らしながらひたすらに彼女を追いかけるんだけど、このゲームの最大の特徴がタイトル通り、自分の乗るバギーがジャンプすることができるってことよ!

「跳ねる車」で思いつくのは「シティコネクション」ね。あっちはサイドビューだったから車がジャンプしている様子は普通にわかるけど、上から見下ろす視点であるこのゲームの場合はどうやってジャンプをするのかと言うと、遠近法を駆使し、ジャンプした時はマイバギーが膨らむように大きく描画されるわ。

ジャンプがメインとなるゲームなのに、見下ろし視点という相反する設定で完成させたのはなかなかのひねくれ者ね!

ジャンプすると、行き止まりや障害物を飛び越えることができるし、敵を踏み潰してやっつけることができるわよ。一般車もたくさん存在してるから巻き込まざるを得ないわ。映画なんかでは一般車が巻き添えになるのはよくあるけど、図らずとも救急車をクラッシュさせてしまった時はなんだか後ろめたくなるじゃないのよ!

 

主人公「俺のやっていることはブラック軍団より迷惑なことなんじゃないか…?」

 


 

このメインアクションであるジャンプだけど、ジャンプするには条件が2つあって、時速が150Km/時であること、パワーエネルギーが残っていることよ。

マイバギーの最高時速は240Km/時よ!こう見えてかなりの速度なのね!

パワーエネルギーというのは「ガソリン」のことよ。ガソリンはコース上に点在している「P」表示のドラム缶を取ると回復することができるわ。ドラム缶を取り損ね続けて、パワーが10ℓ以下になると突然「ガソリンスタンド」が出現するわ。時速が160Km/時以上出ていればピットインすることができるわよ。

ここに入ることができたら、約20秒ぐらいのマイバギーのメンテナンス演出があるんだけど、その間Aボタンを連打するとパワーが1ずつ回復して、時間の限り増やすことができるわ。

 

ただ、このボーナスモード演出には難点が多いわ!

ガソリンスタンド表示が小さくて接触しにくいし、突然出現するから敵と勘違いしてい思わず避けてしまったり、そもそも進入不可能な場所に出現したりすることもあるわ。

 

主人公「補給させる気、ほとんど無いでしょ…?」

 


 

コースは完全に壁で塞がれていたり、道が途切れて海になっていたりするから、ジャンプで飛び越える必要があるわ。この障害が接近すると警告表示がでるからジャンプできるように準備しておくのよ!

敵をやっつけるにはジャンプして倒すのが楽しいけど、むやみにジャンプしていると肝心のこの障害を飛び越えるタイミングを外して壁に激突したり、海に落下したりするわ。ジャンプ動作にタイムラグがあるからよ。ジャンプ開始から着地まで約3秒かかるわ。

 

但し、壁の上の細い道路や、海の場合は小さな孤島、またはコース外にそびえるビルの屋上に一瞬だけ着地して、すぐさま再度ジャンプして向こう側のコース内に着地するというスーパーテクニックが存在するわ!高得点が得られるし、成功した時はこのゲーム一番のアドレナリンが流出する瞬間となるわ!成功させるにはかなりの練習が必要よ!

それと、ゴール地点でも所定の位置丁度に着地できればボーナスポイントがゲットできるわ。空中でもブレーキが利くから大いに利用するのよ!

 

主人公「おいおい! そんなテクより、彼女の救出が第一ってこと覚えてるよな!?」

 

 


 

登場する敵はブラック軍団などの体当たりで弾き飛ばすことのできる軽車両の他に「ダンプカー」などの体当たりでビクともしない重車両も走っているわ。他にも「タンクローリー」や「ミキサー車」「ブルドーザー」が出現するわ。

ダンプカー、タンクローリー、ミキサー車は、プレイヤーをこの車両の後ろに持っていくと、車体をブルブルと震わせた後、何かしらを落としていくから注意よ!ダンプカーは「砂利」、タンクローリーは「オイル」、ミキサー車は「コンクリート」を落としていくわ。接触するとミスになるけど、オイルだけはスリップするだけだからまだマシね。

そして、稀に1UPアイテムを落とすことがあるわよ!取りたい場合は、どちらを落としたかを瞬時に判断しなくちゃならないわ。結構早いわよ!タンクローリーの落とすオイルは接触してもスリップするだけだからコイツの後ろに付くのが狙い目ね!

 

ちなみにブルドーザーはただただゆっくりと走っているだけよ。山岳地帯コースだけに出現するから狭い道に存在しているってこと自体がかなり邪魔だけどね!また、重車両ははじくことができないけど、ジャンプで踏み潰すことは可能よ。

 

主人公「こんなデカイやつら…バギーで踏んづけたら、こっちが壊れちまうぜ!!」

 


 

このゲームは全部で16ステージ用意されていて、最初はめちゃくちゃ簡単よ。彼女がさらわれたというのにBGMもとっても陽気でむしろ快適にドライブしてる気分になるわ。でも、ステージ5ぐらいから少々難しくなってきて、ステージ7ぐらいからはもう激ムズよ。

ジャンプしてれば無敵だ!と思うかも知れないけど、そう簡単に作られてはいないのがファミコンの恐ろしさよ!

これでもかというぐらい障害物が配置されていて、コースの幅も狭く、敵もわんさか出現するわ!

時間をかけて、レベルさえ上げればクリアできるロールプレイングとは違って、自分の腕を上げなければクリアはそう簡単にはできないわよ!

 

主人公「こ、これがブラック軍団の本当の狙いか…!」

 


 

最終ステージの最後でようやくブラック軍団のボスであるあの冒頭で登場した紫色の「ブラックバギー」が待ちかまえているわ。コイツは体当たりではじくことはできるけど、ダメージを与えるにはジャンプで踏み潰す必要があるわ。しかも、10回ぐらい踏まないとならないし、結構丈夫なヤツね!

ちょくちょくパワーエネルギーを補充しながらでないと、パワー切れを起こしちゃうわ!

 

コイツを倒すと感動のエンディングよ!

夕日をバックに彼女と手を取り合うの!苦労の報われる瞬間よ!

エンディング演出もなく、何事も無かったかのように1面に戻るよりはこんなシーンが少しでもあると気分が全然ちがうわよね!

とはいえ、このゲームもやっぱりステージ1から再スタートすることになるけどね。

ループしてこそファミコンよ!

 

主人公「やっと…やっと彼女を取り戻したぞー! な、長かった…」

彼女「あぁ!あなた…  …? え?ちょ、ちょっと…キャーッ!

 

ゲームメッセージ:
But they have taken her again from your arms...
(しかし、ヤツらはまたしても彼女をさらっていった…)

 

 

 

彼女「ダレカ タスケテー」

 

主人公「な、なぜだ…? なぜ彼女は… 俺に助けを求めないんだぁー!

 


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