ドラゴンクエスト2 悪霊の神々（前編）－ サマルトリアの王子は何処に？

1987年1月 エニックス　売上本数241万本

プロローグ

古しえの昔、伝説の勇者ロトあり。

ロトの血を引きし若者、暗闇の支配者・竜王を倒し、アレフガルドを救う。

その若者、ローラ姫なる女性を連れ、この地に来たる。

この2人こそ、ローレシアをつくりたる者なり。

 

これは、ここローレシアの国に古くから伝わる言いつたえである。

ローラ姫はその後3人の子をもうけ、兄王子には、ここローレシアを。弟王子には、サマルトリアの地を。妹王女には、ムーンブルクの地を与えた。

こうしてロトの血筋に結ばれた3つの国には100年の平和が続いたのだった。

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1. 旅立ち

ある日、ローレシアのお城に一人の傷ついた兵士がたどり着く。

傷ついた兵士
「ローレシアの王様！大神官ハーゴンの軍団が我がムーンブルグのお城を！大神官ハーゴンはまがまがしい神を呼び出し、世界を破滅させる気です！王様！何卒御対策を…！ぐふっ！」

ローレシア王

「王子、にゃもとよ。話は聞いたな？そなたもまた、勇者ロトの血を引きし者。その力を試される時が来たのだ！旅立つ覚悟ができたならわしについて参れっ。」

「さあ、その宝箱を開け、旅の支度を整えるがよい。サマルトリア、ムーンブルクには同じロトの血を分けた仲間がいるはず。その者達と力を合わせ邪悪なる者を滅ぼしてまいれ！」

宝箱から 銅の剣 と 50ゴールド を手に入れた！

兵士
「武器や防具は必ず装備してください！ 持っているだけじゃダメですよ！」

住民
「サマルトリアには若き王子。ムーンブルクには美しい王女様がいるそうです。」

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2. サマルトリアの王子

リリザの町  (LV にゃもと4)

住民
「わっ！いきなり話しかけないでくれ！おしっこが足に掛かったじゃないかっ！」

サマルトリア城

サマルトリア王

「わしの息子、すけさんも既に旅立ち、今頃は勇者の泉のはずじゃ。すけさんを探し出し、仲間にしてやってほしい！我が息子すけさんをよろしく頼むぞよ。」

すけさんの妹
「あなた、だれ？　お兄ちゃんのお友達？」
　➡ はい　「なら、いいこと教えてあげる。お兄ちゃんね、わりと呑気者なの。けっこう寄り道したりするんじゃないかな。」
　➡ いいえ「分かった！ 物を売りにきたんでしょ？ でも、買わないよーだっ。」

住民
「南の空が赤く燃えるのを見ましたわ。あれはムーンブルクのお城だったのでは…。」

住民
「この城の王子様はなんと魔法が使えるとか！しかし力は強くないのであまり重い武器や鎧は使えないそうじゃ。」

住民
「坊主。いいことを教えてやろう。銀の鍵を手に入れろ！銀色のドアならそれで開くぜ！」

住民
「世界は破滅するんだ。盗むくらいいいじゃないか。ねえ。」

ローレシア南の祠

老人
「この世界には銀の鍵と金の鍵の2つがあり、扉にも2つの種類が。まず銀の鍵を見つけなされ。サマルトリアの西、湖の洞窟の中じゃ。だが鍵を探すのは仲間と二人になってからじゃぞ！一人では生きて帰れまい！」

勇者の泉　(LV にゃもと5)

泉の奥のじいさん
「勇者の泉へよくぞ参れられた！サマルトリアの王子をお探しか？」

　➡ はい「一足違いであった。王子は今頃ローレシアのお城に向かっているはず。」

ローレシア城

ローレシア王
「先ほど、サマルトリアの王子がにゃもとを訪ねて来たぞ。しかし、そなたがサマルトリアに行ったと知って、また戻って行ったようじゃ。」

サマルトリア城

サマルトリア王
「まだすけさん王子と会えぬのか？ここには戻っていないぞよ。」

リリザの町

すけさん王子、発見！

すけさん
「ボクはサマルトリアのすけさん王子です。もしや君はローレシアのにゃもと王子ではっ！？ いやー探しましたよ。さあ、力を合わせ共に戦いましょう！」

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3. ムーンブルクの王女

湖の洞窟　➡　銀の鍵を入手

ローラの門　➡　ムーンペタへと続く地下道　(LV にゃもと6 すけさん5)

ここではムーンペタを目指しましょう。

• ムーンペタルート　➡　真っ直ぐ南にある階段
• 孤島へ渡るルート　➡　西に進んでから、南に進むとある階段

ムーンペタ

イヌ
「くーん くーん。」
➡ 話しかけると2人の後を付いてきます。カワイイです。町を出ると離れます。

　➡ 町の北の方にいる復活の呪文を教えてくれるじいさんがいて「便利な世の中になったものよのう」とか言ってきますが、このじいさんに現在のゲームのセーブ機能をぜひ教えてあげてみたい。

住民
「どこかの塔の中に風のマントがあるらしいぜっ！マントを付けると高いところから落ちてもむささびみたいに飛べるんだってよ。」

兵士
「私はあまりの恐ろしさに城から逃げ出したのです。今ごろムーンブルクのお城は…。ああ、アイリン姫っ！」

住民
「福引券はお持ちですか？」

　➡ はい　「福引きはお遊び。あまり夢中になりませぬように。」
　➡ いいえ「道具屋で買い物をすると時々、福引き券が貰えるそうですよ。」

福引券は福引所で使用します。リーチになって外れた場合はまた福引券がもらえます。

つまりリーチした場合はもう一回できるということです。

ムーンブルク　(LV にゃもと10　すけさん9)

ムーンブルクの城の周りは毒の沼地と化し、内部は崩壊しており、音楽も廃墟か洞窟のBGMとなっていて、城内は敵が出現します。

 

王様の魂
「わしはムーンブルクの王の魂じゃ。我が娘アイリンは呪いをかけられ、犬にされたという。おお、口惜しや…。」

魂
「東の地に4つの橋が見える小さな沼地があるという。そこにはラーの鏡が！これを伝えるまで私は死にきれぬのだ…。」

魂
「姫さまは呪いで姿を変えられ、どこかの町に…。姫の呪いを解くには真実の姿を映すというラーの鏡が必要です！」

ムーンペタ　➡　話しかけると付いてくるイヌにラーの鏡を使用する

” 犬の真実の姿が判明し、鏡は砕け散った。”

その犬は ムーンブルクの王女、アイリン姫だった。アイリン
「ああ、元の姿に戻れるなんて･･･。もうずっとあのままかと思いましたわ。私はムーンブルク王の娘、アイリン。私もあなた方の仲間にしてくださいませ。共に戦いましょう。」 

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4. ラダトーム

風の塔　➡　風のマントを入手　➡　ムーンブルク西の祠

(LV にゃもと11 すけさん10 アイリン5)

ルート攻略

• 1F　➡　北東の階段から道なりに4Fまで昇る
• 4F　➡　中央の階段を昇る　➡　道なりに進むと2Fに到着する
• 2F　➡　風のマントを取ったら、5Fまで戻って飛び降りて脱出

4Fで「右端の階段ルート」で頑張って8Fまで昇っても、空っぽの宝箱が置いてあるだけのただの苦行となってます。

ドラゴンの角(南)

風のマントを装備した状態で6階から飛び降りると北岸へ着地できます。

ちなみにこのマントを装備しても能力値に変化は無いです。

この塔は一本道で宝箱も無く、北の台地に着地する為だけ簡単なダンジョンとなってます。

ドラゴンの角(北)

3Fの床をどこでもいいので何回か「調べる」と『天露の糸』を入手できます。

これは『水の羽衣』の材料となるので必ず入手しておきましょう。

ルプガナ

ぱふぱふの女
「あら？かわいい女の子ね。大事にしてあげてね。」
ぱふぱふの女 (ムーンブルクの王女が死んでいる時)
「ねえ、あたしって可愛い？ だったら、ぱふぱふしない？」

　➡ はい　「ほんと？うれしいわ。ぱふぱふぱふ。ぱふぱふぱふ。 どうもありがとう。気が向いたらまたきてね。」
　➡ いいえ「オカマのどこが悪いのよ！意地悪…。」 

酔っ払い
「よお、後ろの姉ちゃん！俺といっぱいやらねえか？ひっく。」
酔っ払い (ムーンブルクの王女が死んでいる時)
「男には用はねえなあ。」

住民
「噂ではラダトームの王様が行方知らずになったそうだ。 」

町の北東で魔物に襲われている娘を助ける　➡　vs グレムリン ×2

助けた娘
「危ないところをありがとうございました。私についてきてどうかうちのおじいさまにも会ってくださいな。さあ、こちらへ。」

じいさまに会うと、娘を助けてくれたお礼に船を貸してくれると言ってくれます。

貸す、というか貰えます。

この船の入手により、移動範囲にある程度の自由がきくようになります。

ラダトーム　(LV にゃもと12　すけさん11　アイリン6)

住民
「あなたがたはもしやロトの勇者の子孫の方々ではっ！？おお！やはり、そうでしたか！お帰りなさいませっ！」

住民
「遠い昔、遠くに旅立たれたローラ姫さま…。おお、あなたがたには姫さまの面影が…。」

兵士
「ハーゴンを怖れるあまり王様はどこかにお隠れになりました。情けないことです…。」 

竜王の城

ルート攻略

• このダンジョンの主な目的は、竜王の曾孫に会うのと、ロトの剣の入手
• B4Fまで来たら、とりあえず青線ルートに進んでロトの剣を入手
• 入手後、B4Fまで戻ってきたらすぐ近くの階段を降りる赤線ルートに進む
• あとは道なりです。

ちなみにB3Fには階段が2つあり、どちらから進んでも分岐点であるB4Fに行けますが、奥の階段から進んだ方が近いです。

前作の最強の剣、ロトの剣がいとも簡単に手に入りますが、その分今作では中堅レベルの代物です。

また、金の鍵の扉の先の宝箱には、以下の通り大したものは入っていません。

竜王の曾孫

「よく来た、にゃもとよ。わしが王の中の王、竜王の曾孫じゃ。最近ハーゴンとかいう者が偉そうな顔をしていると聞く。実に不愉快じゃ。もし私に代わってハーゴンを倒してくれるなら、いいことを教えるがどうじゃ？」

　➡ いいえ「そうか、いやか…。お前は心の狭い奴だな。」
　➡ はい　「では5つの紋章を集めよ。さすれば、精霊の守りを得られると聞く。かつてメルキドと呼ばれた町の南の海に小さな島があるはず。まず、そこに行け！」

 

「後編」へ続く

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