バイオミラクル ぼくってウパ - タイトルが秀逸です。

      2017/12/29

1988年4月(ディスクシステム) コナミ
1993年2月(ROMカセット)


概要

このゲームの主人公はなんと赤ちゃん

ウパ」くんを操作して進める横スクロールアクションゲームです。移動はハイハイです。カワイイです。

基本的には横スクロールですが縦スクロールもあり、下から上へ、または上から下へ進むこともあります。

ウパ「横スクロールで上下が反転しているステージもありましゅ。」

ファミコンソフトなので、赤ちゃんが主人公というのも「そうきたか。」という感じですが、肝心なのは赤ちゃんを主人公にする背景やストーリーですよね。

タイトルの「バイオミラクル」からして、ドクタースランプ アラレちゃんに出てくるターボくんとか、天才バカボンのはじめちゃんのように喋ったり、特殊能力があったりするのかと思いきや、実はそれほどすごい能力が使えるわけではなく、しいて挙げるなら、赤ちゃんは本来生後8か月ほどでハイハイするようになるそうですが、ウパくんは生後1か月でハイハイできたそうです。

ウパ「生後1か月でハイハイは十分異常な能力でしゅよ!」

ちなみに性格は明るく、イタズラっ子だそうな。

ウパ「エヘへ。」

 


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あらすじ

そんなウパくんが冒険にでるあらすじは、

「ルアクーヨ王国の王子であるウパは相変わらずのイタズラで、ツボを割ってしまいます。そのツボは人の夢を盗む魔獣ザイーを封じ込めていたツボで、解き放たれたザイーは人々の夢を次々と盗み、王国は気の抜けた人々で溢れかえります。

しかし、このザイーの弱点は「純真な心の持ち主である赤ちゃんからは夢を盗めない」ことで、ならばとザイーは王国の赤ちゃんを片っ端からさらい始めました。

バイオミラクルぼくってウパ

このままでは王国は滅びてしまうという状況の中で「妖精」が現れます。

この妖精はザイーが封印されていたツボに誤って一緒に閉じ込められていて、今まである武器を作成していたため現れるのに時間が掛かったとのことです。

バイオミラクルぼくってウパの妖精

その武器というのが「ガラ=スウォード」で、これは純真な心を持った人でないと扱えないというザイーを倒す為の武器だったのです。

ガラ=スウォードを受け取ったウパは、ザイーを倒し王国を救う為の冒険に出るのです。」

 

夢を盗まれると人は抜け殻になる、この国には赤ちゃん以外に純真な心を持った大人は存在しない、妖精が武器を作成、など色んな事実がわかるあらすじとなってます。

ウパ「赤ちゃんばかりさらって何をするつもりだったんでしゅか?」

それと「ガラ=スウォード」とはいわゆる「ガラガラ」です。

ウパ(ガラガラ ガラガラ)

 


ステージアクション

ウパは赤ちゃんなので基本的にはハイハイで行動しますがステージによって様々な動きをします。また、ステージはそれぞれ何かしらをモチーフにした世界となっています。

 

ステージ1 お菓子の世界

お菓子の世界なので足場がショートケーキやクッキー、ポッキー、キャンディーなどで構成されています。

ガラガラで敵を攻撃すると、その敵は風船の様に膨らんでゆっくりと斜め上空へと飛んでいきます。

バイオミラクルぼくってウパ

ほうっておくと一定時間後に破裂しますが、これに乗って高い所へ移動することもでき、膨らんだ敵に体当たりすると敵をはじき飛ばして他の敵を倒すこともできます。感触が「シティコネクション」に似てます。

ウパ「敵は斜め方向にも飛ばせましゅよ!」バイオミラクルぼくってウパ

 

また、マリオのノコノコみたいに飛ばした敵は壁などに当たると跳ね返ってこちらに戻ってくるので、避けないとダメージになります。

ステージの最後に待っているのは蚊取りブタのような形をしたボスで、名前は「かとりーぶ」です。開いた口からザコ敵を吐き出して攻撃してきます。ボス自身を直接攻撃することはできず、吐き出された敵を膨らまし、飛ばしてボスに当てることでダメージを与えることができるという仕組みです。

バイオミラクルぼくってウパ

ウパ「適当に飛ばしてたら当たりましゅよ。」

 

ちなみに各ステージは3つのエリアに分かれていて、7ステージあるので合計21面あります。

ステージ1-2はちょっと特殊なステージ構造で、エリア全面がケーキになっていて、ウパはモグラの様にケーキをパクパク食べながら進みます。

ウパ「食べた跡にアイテムが隠されていることもありましゅよ。」

このタイプのステージでは移動しながらの攻撃ができないので立ち止まって攻撃するタイミングを計ります。

 

また、1-3のオレンジ色の(アイス)キャンディー(?)の上は粘ついている為か、移動速度とジャンプ力が極端に落ちていますが、同じ個所でジャンプを3回繰り返すことで3回目のジャンプが通常のジャンプ力になるという仕様になっています。

ウパ「もうベトベトでしゅ。」

 

ステージ2 野菜の世界

今度は野菜ステージです。

所々、敵を膨らましてそれに乗って移動しないと進めない構造になっていますが、コツとして、ガラガラの当たり判定は意外にもウパのお腹ぐらいまであるので、敵を踏みつける感じでジャンプして、当たる直前ぐらいで攻撃するとそのまま膨らんだ敵に乗っかることができます。

ウパ「よく使う技だからマスターすべきでしゅよ!」

 

また、ウパはあまりに高いところからジャンプすると着地の際にひっくり返ってしまい、ほんの少しの間ですが動けなくなります。

足をジタバタさせている姿がとてもカワイイです。

バイオミラクルぼくってウパ

ウパ「ダメージにはならないでしゅ。」

 

ステージ2-2は水中ステージになっていて、水中メガネを装着したウパくんが赤ちゃんとは思えない泳ぎを見せてくれます。

バイオミラクルぼくってウパの泳ぎ

ウパ「息継ぎは不要でしゅ!」

ここは下から上に向かう縦スクロールステージで、スクロールアウトした画面下に行ってしまうとミス判定になってしまいます。

 

ステージ2-3のボスは火を吐くヘビで、名前は「のこばく」です。蚊取りブタ同様にザコ敵をぶつけてダメージを与えますが、ここのザコ敵は画面端から随時出現してくれますバイオミラクルぼくってウパのボス「すねーくん」

 

ステージ3 氷の世界

氷の世界では床が滑るという定番の演出になっているので着地地点に注意です。

バイオミラクルぼくってウパ

ステージ3-2は限られた足場をジャンプして昇っていく縦スクロールになっています。ここはマリオブラザーズのように画面の両端がループしているので、このループを利用して昇ることが可能な足場を進んでいきます。

ウパ「ファミコンならではでしゅ。」

 

ボスはなぜかシルクハットを被っているアザラシです。名前は「あざらしん」です。たまに足を上げて滑って突進してきますが、この状態の時はダメージを与えることができません。

バイオミラクルぼくってウパのボス「あざらしん」

ウパ「寒いのは、赤ちゃんには厳しい世界でしゅ。」

 

ステージ4 半導体の世界

赤ちゃんと半導体の関連がまったくわかりませんが、このステージの特徴は所々で進む道が区切られているのでちょっとした迷路になっています。上中下のどれかが正解という簡単なものなのでそんなに恐れるものではないですが。

ウパ「適当に進めばいつか正解しましゅよ。」

 

ステージ4-2は、ゲームとしてはとても珍しい上下反転ステージとなっています。画面を逆さまにした様な状態で進まないとならない為、最初は少し難しいですが脳トレにもなっていいです。すぐに慣れます。

バイオミラクルぼくってウパ

ウパ「間違ってもモニターは逆さまにしてはダメでしゅよ!」

 

ステージ5 文房具の世界

この世界の特徴は、

  • 所々コンベアになっている足場が多いので、落下しやすい。
  • 膨らませた敵に乗って移動する箇所が多い。
  • 鉛筆型爆撃機」が上空から弾を放ってくる。他の敵とタッグで来られるとかなり強敵。
  • ウパの上空に到達すると体当たり落下してくる「翼を持った巾着」の形をした敵が登場。しかもガラガラが効かない

など、一気に難しくなります。

鉛筆型爆撃機はウパの上空付近に来ると弾を放ち、そのまま通り抜けようとすると必ず被弾するので、わざと放たせてから一旦後退してから前進します。

巾着は通り抜けてもいいですが、うまい具合に足場が途切れるように登場するので、引き付けてから一気に通り抜けます。

バイオミラクルぼくってウパ

ウパ「ゲーム製作者も素通りできるような設計にはしてないのでしゅ!」

 

ステージ5-2も2-2同様水中ステージですが、今度は横スクロールです。画面下は穴と同じなので行き過ぎるとミスになります。

ボスは巨大なタツノオトシゴで、名前は「たっぴぃ」です。

バイオミラクルぼくってウパのボス「たっぴぃ」

 

ステージ6 乳製品の世界

床がバター(?)になっていて、動かずにいると沈んでいってミスになり、トムとジェリーに出てきそうな穴あきチーズはそれの向こう側を通る為、ウパや敵の姿が見えにくくなっています。

ステージ6-2は1-2と同じタイプで画面全体が穴あきチーズになっており、チーズを食べながら上下左右に移動して進みます。ここで登場する緑色のネズミはウパくんを集中的に追尾してくるので、近づいてきたら待ち構えてから迎撃しましょう。

バイオミラクルぼくってウパ

ウパ「自動追跡型スタンドでしゅか!?」

 

ステージ6-3は特に後半部分でトリが下から高速で飛び込んでくる箇所が難所かと思います。それに加えて、バネのようになっている床があり、床の上下のタイミングに合わせてジャンプしないと、先の高所にある足場に辿り着けないようになっています。

ウパ「バネの床は何の乳製品かわかりませんでしゅ。」

バイオミラクルぼくってウパ

ボスの部屋もバネになってますが、ビョンビョンと勝手に跳ねるのでまぁそれはそれで楽しいです。

 

ステージ7 おもちゃの城

最終ステージです。

ウパ「ついにここまで来ましゅたね。」

最終ステージにて、新たなスクロールとして、今度は上から下に降りていくことになります。下の方はどうなっているのかわからない為、最初は適当に落下するしかなく、着地した先が剣山のように尖った床の場合はもちろんダメージを受けます。反射神経が良ければ多少は回避可能な部分もありますが。

ステージ7-2では黒色のザコ敵が登場し、近づくと破裂して前方に扇状に3個の弾を放って消えます。これも無理に進むとダメージは必至なので、破裂を待ってジャンプで弾の隙間をくぐり抜けます。

バイオミラクルぼくってウパ

また、鉛筆型爆撃機と性質が少し似た、空飛ぶゾウが登場します。鉛筆型は追いかけてくることはなかったですが、このゾウは追いかけてひたすらおにぎり爆弾を投下してきます。

バイオミラクルぼくってウパ

そして7-3ですが、基本的に足場が少なく、足場があっても尖ってたり、コンベアだったり、狭かったりとよく落とされます

ウパ「まったく…赤ちゃんを何だと思ってるんでしゅか!?」

 

最後はラスボスのザイーの登場です。

雲に乗って上空からカミナリで攻撃してきます。ザイーの分身のようなのが3匹がうろちょろしているのでこれを膨らませてザイーにぶつけてダメージを与えます。

ちなみにこのザコは無敵で何度でも膨らませることができます。

ウパ「ここまで来れたなら余裕でしゅよ!」

バイオミラクルぼくってウパのラスボス「ザイー」

 


最後に

ハイハイの赤ちゃんを操作して、ガラガラで敵を攻撃するアクションゲームというだけでもかなり挑戦的なソフトですが、一番衝撃的だったのはレアアイテムである「ベル」の効果です。

ベルを取るとウパくんが立ち上がり2足歩行しかも高速で動き回れる無敵状態になります。ついでにジャンプ力もアップしています。ゲーム内で数個しか登場せず、また効果持続時間もあっという間なので貴重なアイテムですが、無敵ウパくんは一見の価値ありです。

バイオミラクルぼくってウパ


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 - アクション, ファミコン