忍者じゃじゃ丸くん - 巨大ガマの衝撃!

      2018/04/05

1985年11月 ジャレコ 売上本数100万本


子どもって大体忍者が好きですよね。もちろん私も忍者好きでした。

これをファミコンゲームにしない手はありません

忍者が主人公のゲームは多数ありますが、私の思い出で一番は忍者じゃじゃ丸くん」です。

ハットリくんよりじゃじゃ丸くんです。

jajamaru-kun ic

さくら姫

このゲームの目的は「なまず太夫」にさらわれた「さくら姫」を助け出すことです。

あらすじとして、

さくら姫がさらわれた時、忍者くんは修行のため忍びの里を離れていたため、代わりに弟のじゃじゃ丸くんが助け出すことになった

となっています。なまず太夫とさくら姫さて、さくら姫ってのはどこのお姫様なんでしょうか?

忍びの里の姫?なんておかしいですし、忍者くん一族の雇い主の領主のお姫様ということでしょうか?

どう見てもおしとやかそうなお姫様の恰好をしているので、どこぞのお城のお姫様なんでしょうね。

そういうことにしておきましょう。

 

もっと問題なのは、さくら姫と忍者くん、じゃじゃ丸くんの3人の関係です。

つまり、さくら姫は どっちに惚れているのか?ということです!

男女の数が均等でない場合、恋愛事情に、より多くの問題が発生するのが世の常です。

ここでのパターンは「タッチ」ですな!

minami chan

でも単純に考えると、前作の「忍者くん」では特にさくら姫の存在はなく、今回登場させたということはじゃじゃ丸くんにほの字という前提で正しいかと。

それを裏付けるのものとして、ゲーム内のボーナスステージをクリアして、じゃじゃ丸くんとさくら姫が並んだ時にハートマークが出まくっています。

いや、それだけでは決定的とは言えません。なぜなら本来は忍者くんが救出するはずだったからです。

たまたま救出しにきたじゃじゃ丸くんを見て、その時初めてじゃじゃ丸くんにフォーリンラブした可能性もあります。


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ここから本題です。

まずこのゲームの印象的なところですが、ステージの始めに黒画面に「○○○ 登場」と仰々しく新しく登場する妖怪を紹介するところです。

日本の伝統芸能の舞台さながら。

「○○○」には妖怪の名前が入ります。例えばステージ1なら「おゆき登場」という具合。

そしてステージ開始の恒例演出として、なまず太夫の音頭によって妖怪が各段に展開し配置されるところです。上段から下段へ、後衛から前衛へ。

この時の効果音は今でも頭にこびりついてます。

 

妖怪の登場システムとしては、ステージが進むと全8匹の内、新たな妖怪が1匹だけボスとして登場し、今度は前ステージのボス妖怪がザコ妖怪として残りの7匹になる、というのを繰り返していきます。

ボス妖怪は多少強めに設定されており、ザコ妖怪とは違ってしつこくじゃじゃ丸くんを追いかけてきます。そしてザコ妖怪に格下げされた後は少々弱めの設定になります。

登場する妖怪

おゆき

雪女です。

一番のザコキャラですが、正面からぶつかって行ってもほとんどやられませんが、あまりに油断してるとたまに飛ばしてくる氷剣に当たってやられます。

物語などではほぼ確実に美女として描かれるのが定番の妖怪です。

jajamaru oyuki

涼しそうです。

 

クロベエ

カラス天狗です。

鎖鎌みたいなやつを投げてきます。おゆきの氷剣よりも発射の間隔が短く、しかも2連射で投げてきます。

ボス的存在のこいつに正面からぶつかると結構やられます

jajamaru kurobee

源義経の強さの秘密はコイツに特訓してもらったからだそうです。

 

カラカッサ

唐傘おばけです。

頻繁に跳ね回りながら下駄を飛ばしてきます。この妖怪、よく見ると傘の持ち手の棒がおっさんのなま足なのでかなり気持ち悪いです。

しかし、別名「唐傘小僧」とも言われるので、おっさんではなく少年のなま足の可能性もあります。

jajamaru karakasa

つくも神(歳月を経て器物が妖怪化したもの)で最も有名な妖怪だと思いますが、その伝承などの由来は残されていない不思議な妖怪です。

 

ヘドボン

骸骨です。

黒装束を着ているので生前は忍者だったかもしれません。骨を投げて攻撃してきますが、その武器スピードは速く、クロベエ同様にボス的存在のこいつに正面からぶつかると大体やられます

アンパンマンに出てくるホラーマンに似ています。

jajamaru hedobon horrorman

 

ピン坊

一つ目小僧です。

火の弾を飛ばして攻撃してきていると思ってましたが、あれは目玉らしいです。

この妖怪は気絶させないと倒せない強敵なんで、もはや正面からぶつかるとほぼ確実にやられます。

要気絶なので、ザコピン坊でも苦戦を強いられます。jajamaru pinbo

目が一つだと物が立体で捉えられなくて見にくそうです。

 

カクタン

鬼太郎でおなじみの塗り壁です。

壁の一部を飛ばしてきます。ピン坊同様、気絶させないと倒せません

鬼太郎ではいい妖怪なのに…。jajamaru kakutan

「ディスくん」みたいですね。


 

ちなみに、おゆき以外の妖怪がザコ扱いで登場するようになるステージで、ザコ妖怪を一匹残すと急に好戦的になり、あたかもボス妖怪のごとく追いかけて攻撃してくるようになるので最後の1匹を倒す際は油断禁物です。

またカクタンがボス妖怪からザコ妖怪に格下げになるステージでは、一周回って おゆき がボス妖怪となりますが、おゆきはボス妖怪の概念がないのか相変わらずの弱さで、追いかけてもきません。

そんな おゆき がかわいくて好きです。

 

忍術系アイテム

トロッコ
トロッコに乗り込んで高速移動し、そのまま体当たりで敵を倒せる実質無敵アイテムです。個人的に一番嬉しいアイテム。しかしなぜにトロッコ?

手裏剣
投げた手裏剣の飛距離が伸びます。通常は画面半分も行かない内に消えてしまいますが、画面いっぱいまで飛んでいきます。

近づくと猛烈に攻撃を連打してくるボス妖怪も、遠くからスナイパーのように攻撃すると簡単に倒せます。

赤球
じゃじゃ丸くんの移動速度が速くなります。イマイチ嬉しくないアイテムです。

液体の入ったビン
じゃじゃ丸くんが透明になり、敵とその攻撃がすり抜けるようになります。つまり、体当たりで気絶させることもできなくなるので、効果が持続している間はピン坊やカクタンを倒せなくなるという少しデメリット有りのアイテムです。

それに、液体を飲んで(?)透明になるなど、もはや忍術ではないような気が…。

 

通常アイテム

じゃじゃ丸くんミニ
1UPします。「小丸くん」という得体の知れないキャラです。

金小判・銀小判
スコアアイテムです。私は特にスコアは気にしないタイプですが、一応取ります。

爆弾
罠です。触れるミスになります。でも、つい触っちゃう

さくらの花びら
一定時間が経過すると、さくら姫が上から落としてきます。通算して3枚集めると「ボーナスステージ」に突入します。

ボーナスステージではなまず太夫が上段から爆弾を次々と落としてくるので、上に向かって手裏剣を投げてやっつけることができます。日ごろの鬱憤を晴らしましょう。このステージだけは手裏剣は上に飛んでいきます。

倒すとさくら姫が落ちてきますが、どうやらニセ物のようです。ニセ者ですが、ここは一時の休息を味わいましょう。

タマシイ
敵をやっつけるとタマシイが放出され、それを取ると追加得点となります。

妖怪にもタマシイはあるんです!

 

最強忍術

そして、このゲーム最大の衝撃的なところは、コイツの存在です!

jajamaru gama-pakkun

最強忍術「ガマパックン」!

忍術名が「ガマパックン」で、カエルの名前が「パックン」です。

クレジットを4つにするか、忍術アイテムをどれか3つ取った時点で強制的に登場します。

このカエルの出現と同時に画面は暗転し、敵は金縛りにあい、接触するだけで丸飲みにすることができます。

また、パックン操作中のBGMのおどろおどろしいこと!

この演出には衝撃を受けました。

その後はひたすらこのカエル見たさにゲームをプレイすること間違い無しです。

 

ところで、忍術系最強アイテムの「トロッコ」が取得アイテム3つ目だった場合は、少しもったいない気がしないでもないです。

 

最後に

ステージはループ仕様で、エンディングは存在しない為、残念ながら永久にさくら姫を助け出す事はできません。

なんか悲しいですね。

実は最初から敵妖怪の作り出した幻の術みたいなのにハマってしまっているんじゃないかと思ったり思わなかったり。

 

ちなみに私は凡人なので当時はカクタン倒せませんでした。

というより、ピン坊とカクタンが気絶させないと倒せないなんて大人になるまで知りませんでした。

道理で手裏剣当たってるはずなのに倒せないわけだ!

子どもは説明書など読まないのですよ。


 

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